クリフォード・コフィン

クリフォード・コフィン(Clifford Coffin、1913年6月18日-1972年2月3日)は、アメリカ写真家。主としてファッション写真の分野で活躍した。

コフィンは、アメリカ北部・中西部のシカゴに生まれた。西部カリフォルニア州ロサンゼルスのUCLAで経営学を学び、当初は、会計士などの複数の仕事を経験した。その間、写真も自ら学んでいる。自分からアレクサンダー・リーバーマンにコンタクトをとり、1940年代、1950年代に、ファッション雑誌ヴォーグで活躍した。彼は、ヴォーグの失われた最高の写真家と呼ばれることもある[1][2]。アメリカとヨーロッパを行き来し、アメリカのUS VogueでもヨーロッパのVogue Franceでも活躍。カラフルなカラー作品を得意とした。

ジョージ・プラット・ラインスにも学び、メール・ヌードも撮影した。

1960年代初頭には写真から離れた。1965年には火事でその作品の多くを失っている。 コフィンは、カリフォルニア州パサデナにおいて、食道がんで死去した。

日本での展覧会 編集

  • クリフォード・コフィン写真展、伊勢丹美術館、主催・日本経済新聞社、2000年(展覧会カタログは、アプトインターナショナル編)

欧米での展覧会 編集

  • National Portrait Galley(ロンドン)での個展(1997年)

脚注 編集

  1. ^ Vaillat, Jessica. “Coffin, Clifford : Photography, History”. The Red List. 2018年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月23日閲覧。
  2. ^ Clifford Coffin: The Varnished Truth – Photographs from Vogue 1945 to 1955”. National Portrait Gallery, London. 2023年6月18日閲覧。

関連項目 編集


外部リンク 編集