クロシン (crocin) は、水溶性のカロテノイド系の黄色の色素。クロチンとも呼ばれる。クロセチンが2分子のゲンチオビオースと縮合したジエステル。分子式は C44H64O24CAS登録番号は [42553-65-1]。メタノール溶液から得た水和物の針状結晶は赤褐色を呈し、その融点は186°C。温水に溶け、橙色の水溶液を与える。

クロシン
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クロシンの構造式
識別情報
KEGG C08589
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

植物編集

サフラン(アヤメ科)の雌しべ、クチナシ(アカネ科)の果実などに含まれる。

利用編集

食品の着色料として古くから用いられる。脳の機能や睡眠などに影響を与える[1][2]

関連項目編集

参考文献編集

  • Merck Index 14th ed., 2589.

出典編集

  1. ^ Georgiadou, G., Tarantilis, P.A., Pitsikas, N., 2012. Effects of the active constituents of Crocus Sativus L., crocins, in an animal model of obsessive–compulsive disorder. Neuroscience Letters. 528, 27–30.
  2. ^ Marjan Nassiri-Asl, Hossein Hosseinzadeh, 2015. Chapter 3 - Neuropharmacology Effects of Saffron (Crocus sativus) and Its Active Constituents. Bioactive Nutraceuticals and Dietary Supplements in Neurological and Brain Disease. 29-39.

外部リンク編集