クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング

クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング英語: Crosby, Stills, Nash & Young)は、アメリカ合衆国出身のロックバンド。略称はCSN&Y

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング
Crosby, Stills & Nash! (7960729040).jpg
2012年撮影
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル
活動期間
レーベル
公式サイト
旧メンバー

フォークロック界の有名ミュージシャンが集結したスーパーグループとして結成し、主に1960年代末から1970年代初頭にかけて活躍した。一旦解散後も集合離散を経ながら、様々な派生形態をとって活動している。

来歴編集

1968年7月、ローレル・キャニオンにあるジョニ・ミッチェルの家で元バッファロー・スプリングフィールドスティーヴン・スティルスと元バーズデヴィッド・クロスビーはスティルスの「泣くことはないよ」を歌っていた。そこへホリーズ脱退間近だったグラハム・ナッシュがハーモニーで加わり、歌い終わったときにグループ結成のアイデアが生まれたと言われている[5][6]

1969年5月29日、3人はデビュー・アルバム『クロスビー、スティルス&ナッシュ』を発表。アルバムはアコースティクな音作りと、3人のコーラスの美しさですぐに人気を呼んだが、もっとロック的要素を強めたいというスティルスの希望に沿ってメンバーが追加されることになった。数人のミュージシャンに加入を打診したがことごとく断られ、最終的に、当時すでにソロとして活動していたニール・ヤングがギタリストとして加わることになった(同年6月15日には4人で「どうにもならない望み」の再録音を行っている[7])。ヤングの参加によりグループ名はクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングとなった。

ウッドストック・フェスティバル(同年8月)への参加、翌1970年のアルバム『デジャ・ヴ』の爆発的ヒットなどにより、商業的にも知名度の点でも、CSN&Yは頂点を極めた。1971年4月に発売されたライブ・アルバム『4ウェイ・ストリート』も全米アルバム・チャートの1位を記録した。しかし、バッファロー・スプリングフィールド時代以来のスティルスとヤングの対立などのため、結局、ヤングがこのグループに在籍にしたのは1年ほどであった。

その後、メンバーはそれぞれの活動をつづけながらも、4人そろってのCSN&Yで1988年に『アメリカン・ドリーム』、1999年には『ルッキング・フォワード』の2枚のアルバムを発表している。

近年はニール・ヤングが参加せず、クロスビー、スティルス&ナッシュ名義(CSN)の活動が続いた。 2015年に20年ぶりの来日公演[8]。しかしワールドツアーを終えた2016年に、バンド活動は終了[9]。ただし、翌2017年のインタビューでニール・ヤングは、CSN&Yとしての再始動の可能性に含みを残した[10]

メンバー編集

ディスコグラフィ編集

CSN&Yでのアルバムは以下のとおり。

CS&Nでのアルバムは以下のとおり。

ボックスセットも発売されている。

  • CSN (1991年9月30日)・・・4枚組。CS&N、CSN&Yの楽曲のみならず、ソロ作品なども含める。

脚注編集

  1. ^ Valdez, Steve (2013). “Folk rock”. Encyclopedia of Music in the 20th Century. Routledge. p. 223. ISBN 978-1-57958-079-7. https://books.google.com/books?id=m8W2AgAAQBAJ&pg=PA223 
  2. ^ Duncan, Robert (1984). The Noise: Notes from a Rock 'N' Roll Era. Ticknor and Fields. p. 217. ISBN 0-8991-9168-1. https://archive.org/details/noisenotesfromro00dunc/page/217 
  3. ^ a b Ruhlmann, William. Crosby, Stills, Nash & Young | Biography & History - オールミュージック. 2020年11月26日閲覧。
  4. ^ The Rolling Stone Encyclopedia of Rock & Roll (3rd ed.). Fireside. (2001). p. 224. ISBN 0-7432-9201-4. https://archive.org/details/rollingstoneency00holl 
  5. ^ Zimmer, Dave; Diltz, Henry (1984). Crosby Stills & Nash: The Authorized Biography (1st ed.). St. Martin's Press. p. 72-73. ISBN 0-312-17660-0 
  6. ^ Rogan, Johnny (1998). The Complete Guide to the Music of Crosby, Stills, Nash and Young. Omnibus Press. ISBN 0-7119-6309-6 
  7. ^ CSN Box Set Tracklist
  8. ^ クロスビー、スティルス&ナッシュ20年振りの来日公演がスタート!ジャクソン・ブラウンとの共演が実現した奇跡の一夜”. rockin'on (2016年3月8日). 2018年3月13日閲覧。
  9. ^ グラハム・ナッシュ、クロスビーのせいで将来的なCSNの活動はなくなったと語る”. BARKS (2015年3月6日). 2018年3月13日閲覧。
  10. ^ ニール・ヤング「CSNYの再結成に異議なし」”. BARKS (2017年2月1日). 2018年3月13日閲覧。

参考文献編集

  • ピーター・ドゲット『CSNY――クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの真実』川村まゆみ(翻訳)、DU BOOKS、2020年6月26日。ISBN 9784866471044

関連項目編集

外部リンク編集