クロード・シュヴァレー

クロード・シュヴァレー(Claude Chevalley, 1909年2月11日 - 1984年6月28日)は、フランス数学者哲学者ブルバキのメンバーの一人。

クロード・シュヴァレー(中央)。左が秋月康夫、右が小堀憲

略歴 編集

南アフリカヨハネスブルグに、外交官の息子として生まれる。1926年に17歳でエコール・ノルマル・シュペリウールに入学、その後アンドレ・ヴェイユ代数的整数論を習い、彼の主要な研究分野となる。1931年から1936年までは、国立科学財団(国立中央科学研究所 (CNRS) の前身)の助成金で研究を行う。第二次世界大戦後はアメリカに滞在し、コロンビア大学で教鞭を執った(1947~1955年)。1955年に帰国しソルボンヌ大学の教授になる。 再婚後に生まれた娘のカトリーヌ・シュヴァレーツール大学の哲学教授。

邦訳のある著書 編集

  • 銀林浩訳、『現代代数の基礎』、東京図書、1975年。
  • 斉藤正彦訳、『シュヴァレー リー群論』、筑摩書房、2012年。ISBN 978-4-480-09451-3

関連項目 編集