グアハタカ・トンネル

かつてプエルトリコ・グアハタカ川峡谷にあった鉄道トンネル

グアハタカ・トンネル西: Túnel de Guajataca: Guajataca Tunnel)は、かつてプエルトリコ自治連邦区(通称:プエルトリコ)にあった鉄道トンネルである。

1904-1905年頃のプエルトリコ・イサベラのグアハタカ・トンネル建設

当トンネルは、プエルトリコのイサベラ英語版 (Isabela) とケブラディージャス英語版 (Quebradillas) の町を結んでいた鉄道トンネルである。 当トンネルは、20世紀前半において、島を結んでいた国有鉄道システム英語版の遺物の中で、最も意義のある仕事の一つである[1]2000年に、プエルトリコ政府が当トンネルを歴史的な記念碑として宣言している[1]

歴史 編集

島の西側に向かって、北側の路線を延伸していた1904年頃に、「アメリカン・レイルロード・カンパニー・オブ・プエルトリコ」 (American Railroad Co. of Puerto Rico) が当トンネルの建設を開始した。 当トンネルは、ケブラディージャスの町と、グアハタカ川英語版 (Guajataca River) 峡谷にあるイサベラを結んだ。 建設は、峡谷の両側で2本のトンネルを掘削することで完成した。 これらは、川面より40メートル (131 ft)の高さで、延長250フィート (76.2 m)の鋼製の高架橋によって繋がっていた[1]

当トンネルは、一般公開されている。 当トンネルは、白い砂、荒れた波および危険な乱流水域で知られている「グアハタカビーチ」に通じている[2]

脚注 編集

  1. ^ a b c Para declarar monumento histórico el Túnel de Guajataca del Municipio de Isabela” (Spanish). LexJuris. 2010年2月10日閲覧。
  2. ^ Frommer's Portable Puerto Rico. (2007). pp. 183. ISBN 0-470-10052-4 

関連項目 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯18度29分24.13秒 西経66度57分35.19秒 / 北緯18.4900361度 西経66.9597750度 / 18.4900361; -66.9597750