グイド・ボナッティ(Guido Bonatti, ? - 1300年頃)は、イタリアの占星術師。都市フォルリの生まれで、当時ボローニャ大学にあった占星術学部の教授を務めていた。

著作『リベール・アストロニア』(ラテン語)は、13世紀に書かれた重要な占星術書といわれている。

神学者ではないが、ダンテもイスラム科学をキリスト教徒が使うことには批判的で、その影響を強く受けた占星術にも同様に批判的だった(彼は『神曲』の中で13世紀の代表的な占星術師グイド・ボナッティとマイケル・スコットを地獄に落としている)。

参考文献 編集

  • 『占星術の本』 学習研究社 2003年