グライツ
グライツ(ドイツ語: Greiz)はドイツ・テューリンゲン州グライツ郡の都市。ゲーラの南南東約25キロメートル、エルツ山地の北麓、ヴァイセ・エルスター川沿いに位置する。
グライツ | |
グライツ, テューリンゲン州 | |
座標 | 北緯50度39分 東経12度12分 / 北緯50.650度 東経12.200度座標: 北緯50度39分 東経12度12分 / 北緯50.650度 東経12.200度 |
行政 | |
国 | ドイツ |
州 | テューリンゲン州 |
郡 | グライツ郡 |
町区分 | 16 |
市長 | Gerd Grüner (ドイツ社民党) |
基礎統計 | |
面積 | 76.30 km2 (29.46 sq mi) |
標高 | 265 m (869 ft) |
人口 | 20,021 (2021年12月31日)[1] |
- 人口密度 | 262 /km2 (680 /sq mi) |
その他 | |
標準時 | CET/CEST (UTC+1/+2) |
ナンバープレート | GRZ |
郵便番号 | 07961–07973 |
電話番号 | 03661 |
ウェブサイト | www.greiz.de |
歴史
編集13世紀以来、ロイス家が当地を治めた。市内には2つの城、Oberes SchlossとUnteres Schlossがある。
ロイス家は16世紀に「兄系ロイス家」と「弟系ロイス家」に大きく分かれ、その後も分割相続を繰り返して多くの家門が出た。グライツは、兄系ロイス家の中心地のひとつであった。1768年、ロイス=オーバーグライツ伯家のハインリヒ11世 (de:Heinrich XI. (Reuß-Greiz)) は、断絶した同系のロイス=ウンターグライツ伯家を統合してロイス=グライツ伯家を創設。1778年、ロイス=グライツ伯家が諸侯の地位を得てロイス=グライツ侯国(兄系ロイス侯国)が成立し、グライツはその首都となった。
1918年、ドイツ革命が起き、ドイツ帝国が崩壊すると、君主制が廃止されて侯国は消滅した。兄系・弟系の両ロイス侯国の領域にはロイス人民州(Volksstaat Reuß、首都:ゲーラ)が成立したが、1920年にはテューリンゲン州(Land Thüringen)に統合された。
出身者
編集- オスカル・ザラ - 演奏家
- ローベルト・フェルステマン - 自転車競技選手
- ウルフ・メルボルト - 宇宙飛行士