メインメニューを開く
グランツーリスモシリーズ > グランツーリスモ5プロローグ

グランツーリスモ5プロローグ』(Gran Turismo 5 Prologue) とは、2007年12月13日ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation 3 (PS3) 用のオンラインカーライフシミュレーター

グランツーリスモ5プロローグ
ジャンル オンラインカーライフシミュレーター
対応機種 PlayStation 3
開発元 ポリフォニー・デジタル
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
人数 1人(Spec II以降は2人まで)
オンライン最大16人
メディア Blu-ray Disc、ダウンロード
発売日 日本の旗
2007年12月13日
Spec III:2008年10月30日
対象年齢 CERO: A(全年齢対象)
デバイス SIXAXISDUALSHOCK3、GT FORCE、GT FORCE Pro、GT FORCE RX、G25 Racing Wheel、Driving Force GT
売上本数 日本の旗 約61万本(2011年1月)
Newworldmap.png 535万本[1]
その他 対応映像出力
NTSC,480p,720p,1080i,1080p
対応音声出力
リニアPCM7.1ch
リニアPCM5.1ch
ドルビーデジタル5.1ch
必要HDD容量:5121MB以上
PlayStation Network 対応
型番:BCJS30017(Blu-ray Disc版)
NPJA00021(ダウンロード版)
BCJS30031(Spec III BD版)
備考:ダウンロード版は2011年2月28日で販売終了
テンプレートを表示

概要編集

2007年7月のE3で正式発表された[2]グランツーリスモシリーズのナンバリングタイトル『グランツーリスモ5』の先行発売版となる作品で、店頭で購入できるパッケージ品「Blu-ray Disc版」(BCJS30017)とPLAYSTATION Storeからの「ダウンロード版」(NPJA00021)が用意されている。ただし、両者はPS3上では区別して扱われ、セーブデータには互換性がない[3]

2008年10月30日には、当時最新のアップデートを適用した『グランツーリスモ5プロローグ Spec III』が新たなブルーレイディスク版・ダウンロード版として発売された。価格に変更はない。また同日発売の80GBモデルPS3本体(CECHL00シリーズ)に、期間限定で「Spec III」のBD版が同梱された。ディスク版のパッケージデザインは「GT by シトロエン」。

シリーズ初[4]となるオンライン対戦が可能なことが最大の特徴。また、PS3へのプラットフォームの変更に伴い、インパネ視点の搭載やリニアPCM/ドルビーデジタル5.1ch対応など、グラフィック面・サウンド面でも大幅な進化を遂げている。特に車両のグラフィックは、エアインテークの内部やヘッドライトのレンズ部など細かな点も非常に精巧に出来ており、過去のシリーズや他のレースゲームの追随を許さない程に進化している。

初心者向けの入門編的位置付けのスクールモードが中心だった『グランツーリスモ4"プロローグ"版』とは異なり、指定条件下でノルマをクリアすることで賞金を稼ぎ、車を購入して進めていく「Event」モードが、今作のメインモードとなる。また、今作から、初心者向けの「スタンダード」と熟練者向けの「プロフェッショナル」の2つの挙動モードが搭載され、任意で選べるようになった(オンラインではイベントによって規定の挙動モードが設定されている)。

プロローグの名の通りGTのメインシリーズ作品と比較すればボリュームは少ないが、『グランツーリスモ5』の発売時期が大幅にずれ込んだこともあり、オンラインサービス期間は当時のシリーズ中息の長いソフトとなった。

グランツーリスモシリーズで初めて、インストールをしないとゲームをプレイできないシステムを採用した作品でもある。

2011年1月31日、グランツーリスモ5プロローグSpec IIIにおけるオンラインサービスを同年6月末に終了すると発表がなされた[5]が、東日本大震災PSNの長期アクセス障害といった出来事もあり、2011年6月28日に「依然としてたくさんの皆様にご利用いただいているため」との理由で9月30日までに延長された[6]。また、同年2月末をもってグランツーリスモ5プロローグSpec IIIのダウンロード版の販売も終了した。

グランツーリスモTV編集

本ゲーム内で提供された動画配信サービス。自動車関連の番組『ベストモータリング』『トップ・ギア』『D1グランプリ』『SUPER GT』が有料配信された。最新車種のレポートなどオリジナルの無料動画も配信された。有料動画の購入は2009年12月29日で終了。グランツーリスモ5にも機能・サービスを強化したグランツーリスモTVが搭載された[7]。また、「グランツーリスモ5プロローグ」でのグランツーリスモTVのサービスはGT5発売直後のメンテナンスによって無料番組のダウンロードを含め、利用することができなくなった。

無料体験版編集

2007年PlayStation Networkで体験版が無料配布された。体験版には正式発表前の日産・GT-Rが収録されており、2007年10月20日10月24日の間、車体には覆面が施されていた。

2007年10月24日、世界初の試みとして第40回東京モーターショー2007の日産・GT-R正式発表に合わせて、本作上でもPlayStation Networkを介して、除幕式(アンヴェイル)がリアルタイムに行われた[8]。レアな覆面仕様の日産・GT-Rをプレイ出来たのは4日間のみだった。プレイヤーは全6色からボディーカラーが選択できた。

2007年11月30日、体験版の配布終了。また期間中は体験版に含まれるグランツーリスモTVで無料動画の配信が行われていたが、期間終了後はグランツーリスモTVの起動そのものが出来なくなった。

アップデート編集

アップデートを行うには、インターネットへの接続が必要になる。ただしSpec IIIのパッケージ版を購入したユーザーはアップデートの必要がない。

2007年12月25日編集

オンライン対戦に対応した。その他の機能追加・調整も行われた。

2007年12月27日編集

ネットワーク通信処理を改善するアップデートが行われた。

2008年3月28日(Spec II)編集

2008年3月28日に「グランツーリスモ5プロローグ Spec II」と呼ばれるアップデータが配信された。このアップデートでは使用可能車種が34台追加され、BLITZなどのチューナーのコンプリートカーも追加された。実在するチューナーの車種以外にもグランツーリスモが独自で開発した架空の(何らかの形で実在することに成る可能性もあるが)コンプリートカーも追加。例を挙げると、グランツーリスモHDコンセプト内で出たスズキカプチーノのカーボンボンネット仕様などがある。コースはGTシリーズでもお馴染みのハイスピードリンク(順走、逆走)が追加された。また、各車種の詳細なセッティング(サスペンションやギア値など)を調整でき、セッティングA、B、Cの3つで保存することが可能。さらにGTHDで可能だったドリフトトライアルにも対応した。本アップデートからはオフライン2P対戦に対応した。その他の機能はEvent内容の刷新、GT-TVの番組追加、MyPageTOPの背景のロケ地の追加、各サーキットに走行ラインの表示(ON、OFF可能)、ディーラーで一部メーカーロゴの変更、シリーズ初となる実在するF1の乗車が可能となった。また、以前のリプレイデータは再生ができなくなった。

2008年4月15日編集

オンラインレースでの賞金分配方式を変更、パフォーマンスポイントの算定方式の調整、その他細かい改善が行われた。これによりランキング・クイックチューン・キーアサインがリセットされた。

2008年8月1日編集

このアップデートではグランツーリスモTVやその他細かいことなど、主にシステム面においての改善が行われた。

2008年10月3日(Spec III)編集

2008年10月3日のアップデートで、「Spec II」から「Spec III」となった。このアップデートでは使用可能車種が新たに3台増え、システム面でも、ゲームの難易度を下げ、逆に獲得賞金は増やすことで、新しいクルマを購入しやすくする調整やアナログコントローラーでの操作性の改善が行われた。しかしこの操作性の改善については賛否両論である(以前より操作しづらくなった、Spec Iの頃の操作性に戻ってしまった等の意見がある)。

北米でのGT5発売が2010年11月24日(日本では11月25日)に決まり、最終的にこの日に発売となった。そのため、このバージョンが最後のアップデートとなった。

グランツーリスモ5プロローグ オンラインアップデート履歴 - グランツーリスモ・ドットコム

収録コンテンツ編集

収録車種編集

Spec IIでの追加車種(以下のリストで「*」印)・IIIでの追加車種(「†」印)を含め、全74台を収録。

今作で初めて収録されたフェラーリの車両が特に多く収録されている。他のメーカーによって収録台数のバラつきが大きく、トヨタ車が1台も収録されていない(トヨタ関連であるレクサス車も1台のみの収録)。

収録コース編集

  • スーパースピードウェイ - デイトナ
  • ロードコース - デイトナ
  • 鈴鹿サーキット
  • 鈴鹿サーキット 東コース
  • 富士スピードウェイ F
  • 富士スピードウェイ GT
  • アイガー北壁コース (順走、逆走)
  • ロンドン市街地コース(順走、逆走)
  • ハイスピードリンク(順走、逆走)(Spec IIで追加)

デイトナとロンドン市街地はシリーズ初登場である。

関連情報編集

関連項目編集

脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ 『グランツーリスモ5』世界セールス900万本突破 ― シリーズ全体では約6,800万本に”. インサイド (2012年11月6日). 2013年2月20日閲覧。
  2. ^ SCEA E3プレスカンファレンスレポートインプレス GAME Watch、2007年7月12日
  3. ^ 今作の後に発売されたPSP版グランツーリスモにおいては、UMD版とダウンロード版の区別はされず、PSP本体を変えなければセーブデータに互換性がある。
  4. ^ 過去に「グランツーリスモ4 オンライン実験バージョン」でオンライン対戦が可能であったが、その名のとおり有志を募って行われたテストであり、販売タイトルとしての標準対応は本作が初である。
  5. ^ 『グランツーリスモ5プロローグ Spec III』オンラインサービス終了のご案内、グランツーリスモ・ドットコム、2011年1月31日
  6. ^ 『グランツーリスモ5プロローグ Spec III』オンラインサービス終了日変更のご案内、グランツーリスモ・ドットコム、2011年6月28日
  7. ^ 「グランツーリスモTV」サービス期間についてのお知らせ、グランツーリスモ・ドットコム、2009年12月17日
  8. ^ 新型GT-Rついにお披露目!『GT5 P』でも全世界同時公開ジーパラドットコム、2007年10月24日

外部リンク編集