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グランド・セフト・オートIVの登場人物

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主な登場人物編集

ニコ・ベリック(Niko Bellic、セルビア語:Нико Беллић / Niko Bellić)
本作の主人公。セルビア語読みはニコ・ベリッチ。1978年生まれの30歳で、短い髪型と無精髭が特徴。先にアメリカに渡った従兄弟のローマンがアメリカンドリームを掴んだという話を聞いてリバティーシティへ赴くが、ローマンの成功話が全くの嘘だということを知り、その後はローマンやリバティーシティで出会った様々な人間たちからの仕事をこなすため、またかつての裏切り者を探すために奮闘することとなる。
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国(現セルビア)で生まれ育ち、少年期はアルコール依存症である父親から罵倒される日々を送っていた。反して母親のミリカは母性愛に溢れており、良い環境で育ててあげられなかったことを悔やんでいる。ユーゴスラビア紛争において従軍中に、所属していた部隊が何者かの待ち伏せに遭い壊滅するが、自身はなんとか生き延びる。自分以外に生き残った仲間二人のどちらかが金のために自分達の部隊を裏切ったと考え、以来ずっと二人の痕跡を辿るようになる。戦後は自身のような退役軍人に来る仕事はほとんどなかったため、裏世界の汚れた仕事で生計を立てることを余儀なくされる。一時期刑務所に服役したことをきっかけとしてレイ・ブルガーリンが行っていた密入国の斡旋の仕事に加担することとなり[1]、仕事をこなしていく中で生き残りの一人であるフロリアン・クラヴィッチがリバティーシティにいることを突き止めるが、同時期にイタリアへの密航の仕事を終えてアドリア海を戻る途中で乗っていた船が沈没してしまう。ニコ自身はなんとか生還したものの、船と一緒に多額の現金を無くした責任を誰かに負わせなければいけないと考えたブルガーリンによって濡れ衣を着せられてしまう。ブルガーリンから逃げ、またフロリアンを捜すために貨物船「プラティパス(Platypus)号」に乗って故郷を離れ、以降7ヶ月間はプラティパス号の船員として働く。プラティパス号にはブルガーリンから盗んだダイヤモンドを密輸しようとするコックも働いていた。
終盤において探していた裏切り者であるダルコ・ブレヴィッチと対面し、殺した場合は結局心が晴れずに虚無感しか残らない結果となってしまい、逆に殺さずに見逃した場合、ニコ自身はその決断に迷うものの、周りからはその決断を称えられる。また、最終局面の選択肢で「取引」を選んだ場合は大金と街での安全な暮らしを受け入れてディミトリと再び手を組むものの、またも裏切られ、更には結婚式を襲撃されてローマンを失う。その後は追撃の末にディミトリを倒すが、取引を選んだことをケイトに非難され、彼女に愛想を尽かされてしまう。「復讐」を選んだ場合はディミトリを倒して全てが解決したかのように見えたものの、今度はペゴリーノに結婚式を襲撃されてその流れ弾でケイトを失う。その後、追撃の果てにペゴリーノを倒すが、どちらにおいても心には喪失感が残ってしまう。
グランド・セフト・オートV』では「リバティーシティにいる東欧の男」という形で触れられており、またローマンのタクシー会社の手伝いをしている事がライフインベーダーから確認されている。
ローマン・ベリック(Roman Bellic、セルビア語:Роман Белић)
ニコの従兄弟。31歳。タクシー会社「ローマン・ベリック・エンタープライズ」の経営者。人一倍楽天家な性格で、様々な不幸に襲われるという自分の境遇を嘆いてもしばらくするとケロリと忘れて「人生を楽しむぞ」などと豪語していることも多々あり、ニコを呆れさせている。一方で争いごとを好まない優しい性格の持ち主であり、裏切り者への復讐を考えるニコの苦悩を慮る一幕もある。ギャンブル中毒で、インターネット上におけるオンライン・ポーカーや街の闇カジノ等の賭博に金を賭けては負けを重ね、ヤミ金にまで手を出しており、アルバニア・マフィアロシアン・マフィアの取り立てから逃げる日々を送っている。またストリップクラブナイトクラブ通いも趣味で、本人は自分が魅力的で女性にもてると思い込んでおり、「夜な夜なゴージャスな女性に囲まれ夢のようなひとときを過ごしている」などと軽口を叩いているが、タクシー会社で働いているマロリーに対しては真剣に好意を寄せている。
自身の経営するタクシー会社「ローマン・ベリック・エンタープライズ」はイエローキャブのような流し営業はせず、営業所や車庫を拠点に客の要請に応じて配車するハイヤーの会社[2]で、友好度が高くなると送迎サービスを受けられるようになり、無料で会社のタクシー[3]に乗ることができる。
父親は兄弟であるニコの父親と同じくアルコール依存症であり、母親は火災によって死亡したとローマン自身は思っているが、実際は戦争中にレイプされた後に殺害されており、ニコはその事実を知っているがローマンには伝えていない。10年前に故郷で戦争が始まって間もない頃、母親に促されてリバティーシティに渡り[4]、殆ど一文無しの状態からこつこつ働き小さなタクシー会社の経営者となる。ニコや親戚に「アメリカンドリームを実現した」と連絡し、ニコがリバティーシティ行きを決意する理由のひとつとなった。
前述の借金がらみでしばしばマフィアらに誘拐されるが、その度ニコに救出される。ニコがディミトリに裏切られた後はタクシー会社と住んでいたアパートに放火され、一時は全てを失うが、保険会社が出火原因を自然出火と判断したために降りた保険金で新しいタクシー会社[5]を買う。終盤での最終ミッションの選択において「取引」を選んだ場合はディミトリが差し向けた刺客の流れ弾に当たって死亡する。また、「復讐」を選んだ場合は最終ミッション時にジェイコブと共に同行する。
『GTAV』では名前のみ登場し、ブリッターにて「ローマンタクシーは最悪」との呟きがあり、ニコのライフインベーダーの家族設定に自身がいることから現在も生存している模様。
リトル・ジェイコブ (Jacob "Little Jacob" Hughes)
本名ジェイコブ・ヒューズ。26歳。リアル・バッドマンをボスとするジャマイカ人ギャング「ヒルサイド・ポッセ(Hillside Posse)」の副ボスで、黄色いサングラスと後ろで縛ったドレッドヘアーが特徴である武器やドラッグ商人。冷静沈着かつ寛大で、親しみやすい性格であるが、重度のマリファナ中毒で、いかなる時も大麻を吸うことが止められない。車に同乗すると車内から大麻の煙が流れる。またラスタファリ英語で話すために周りの人間は自身の言葉を解するのに苦労している。 ローマンのお得意様の一人としてニコと知り合い、その時のエピソードでニコの手腕を認め、以後ニコとは親友と呼べる間柄となる。その後はドラッグ売買の仕事(麻薬配達ミッション)を斡旋したり、また友好度が高くなると呼び出しに応じて各種銃火器を割引価格で売ってくれるようになる。ニコがディミトリに裏切られロシアン・マフィアに狙われた際は彼の窮地を救い、また最終ミッションにも同行してくれるなどストーリー上でもニコを手助けする。『GTAV』ではニコのライフインベーダーにおいてフレンド登録されている。
ブルーシー・キボッツ (Bruce "Brucie" Kibbutz)
ローマンの友人。31歳。高級自動車ディーラー「ブルーシーズ・エグゼクティブ・オート・ガレージ(Brucie's Executive Auto Garage)」の経営者だが、裏では盗難車の売買仲介などを行い、また違法ロードレースにも顔が利く。
マッチョな性格で、自らの筋肉美を自慢するために体を鍛えるのを趣味としており、本人曰くステロイドを使用し毎日200個分の卵白を摂取している。食事にもうるさく、ファストフードや炭水化物が多い食べ物は嫌いで、自身を高めるための様々な理論を持っており、その内に「禁欲」を見出しては六か月の間に性行為や自慰行為を絶ったとも語る。いつかアメリカンドリームを掴むことを公言しており、同様の性格のローマンと意気投合したらしいが、ローマンと違って実際に良い部屋に住み、女性二人をはべらせた生活をしている。しかし兄のモーリ曰く無知にも関わらずに不動産に手を出して借金を抱えているようである。誰に対しても軽口を叩くお調子者だが、唯一兄のモーリにだけは頭が上がらない。
ローマンを通してニコに仕事を斡旋し、次第に友人としても付き合うようになる。その後、ローマンと共にニコにインターネットの使い方を教え、車両盗難関連の仕事もインターネットメールを使って依頼してくる。友好度が高くなると自前のヘリコプターでリバティーシティの各地に運んでもらえるようになる。 終盤で取引を選んだ場合は、ミッション完了後に電話を掛けるとローマンの死を嘆く。
『GTAV』ではオンラインで登場し、電話を掛けると強力な筋肉増強剤「ブルシャーク・テストステロン」を送ってくれる。
オフラインにも名前と顔写真のみ登場しており、こちらもニコのライフインベーダーにフレンド登録されている。
パッキー・マクレリー (Patrick "Packie" McReary)
本名パトリック・マクレリーアイルランド人で、アイルランドマフィアであるマクレリーファミリーのマクレリー兄弟の四男。29歳。年齢の割に若く見えるスポーツ刈りが特徴で、左目の下に横一文字の傷がある。また、ファミリーの実行隊長的な役割を持ち、特にドンであるジェリーが刑務所に入れられてからは事実上一人でファミリーを仕切っている。警官になった兄のフランシスを除けば家族を深く愛しており、特に妹のケイトを大事にしている。また、ファミリーの自慢話が好きで、何かとかつての栄華や武勇伝を誇ることが多いが、側近の人物からは飽きられている。
エリザベータを介してニコと知り合い、最初の仕事でニコの腕を認めて連絡を取り合うようになり、次第にファミリーの重要な仕事も依頼するようになる。その後、ダイヤモンドの取引や兄の葬儀では突然の大きな銃撃戦に巻き込まれるが、ニコと二人で突破し、以降は友人として接するようにもなり、また妹のケイトをニコに紹介して仲を取り持つ。また、友好度が高くなると車に設置出来るリモート爆弾を用意する。
TBoGT』ではエンドロールにおいてリバティーシティを発つ為に空港の中へと消えていく姿が確認できる。また、『GTAV』にもランダムキャラクターと強盗クルーとして登場。汚れ仕事を絶ったニコとは一切連絡を取っていないために死亡したと思っている。
ディミトリ・ラスカロフ (Dimitri Rascalov、露:Дмитрий Раскалов)
本作における最終的な敵ロシアン・マフィア「ファウスティン・ファミリー」の幹部で、首領ミカイルの右腕。39歳。ミカイルとはかつてウラジオストクソ連海軍に所属していた戦友としてその後の刑務所時代も含めてつらい時期を共に乗り切ったこともある。また、ファミリーでは恐怖統制のミカイルとは対照的な管理統制で組織をまとめ上げ、怒り(脅迫)のファウスティンに対して冷静(説得)の役割を持つが、その本性は冷酷で、自分と関わりを持った人間を誰彼構わずに裏切る。
ドラッグとアルコールに溺れて怒りのままに殺害を命令するミカイルの後始末に頭を悩ませ、ニコの同情を買った後に彼にミカイルを殺させたが、直後にニコを裏切る。ミカイル暗殺のための報酬を払うと言ってニコを呼び出し、実は自分がブルガーリンと組んでいる事を明かしてニコを亡き者にしようとするが、彼がジェイコブの助けを借りたことで失敗する。その後、部下を使ってニコのアパートやローマンの仕事場に放火させ、ブローカーからニコを追い出す。その後もローマンを誘拐してニコを誘き出そうとしたり、マクレリー・ファミリーとアンチェロッティ・ファミリーの人質交換の隙を突くなどしてニコを殺そうとするが、悉く失敗する。また、同性愛者であることをネタにリバティーシティ副市長に対しても圧力を掛けるが、彼の愛人であるバーニーの依頼を受けたニコに阻止されることになる。
終盤ではペゴリーノ・ファミリーとビジネス関係を持ち、ペゴリーノと関係があったニコには協力を呼びかける(その時ニコは復讐か、取引を選択することになる)が、「復讐」を選んだ場合は今までの報復としてニコに殺害される。また、「取引」を選んだ場合は再びニコを裏切り、それでもニコの復讐を恐れたためにローマンの結婚式に刺客を差し向けてニコを殺そうと画策し、結果として刺客が返り討ちにされたために失敗するが、その際にその刺客の流れ弾によってローマンが死亡したことでニコの怒りを買う。その後はペゴリーノまでをも裏切って殺すが、ニコとの激しい追撃の末にハピネス島まで追い詰められ、最終的には致命傷によって衰弱死した。

ローマンの関係者編集

マロリー・バルダス (Mallorie Bardas)
ローマンの事務所で働く伊達眼鏡を掛けた女性で、ローマンの理解者でもある意中の相手。プエルトリコ人。物語序盤ではローマンは雇い主程度に考えて特に相手をしていなかったが、物語の進展でローマンが窮地に立たされるようになると親身に接するようになる。その後、ニコ達がブローカーの拠点を追い出された時にはボーハンに新居を用意し、また幼馴染のマニーやエリザベータをニコに紹介する。物語終盤ではローマンと婚約し、最終ミッションの最中に挙式を挙げる。ラストミッションをクリアした後の電話で妊娠していた事が分かる(取引を選んだ場合は男の子である事が判明する)。
『GTAV』では彼女もニコのライフインベーダーにフレンド登録されている。
モハメッド (Mohammad)
ローマンのタクシー会社の従業員で、サウジアラビア人。送迎サービスで使用されるタクシーを運転しているが、上司であるローマンの配慮によりニコからはタクシー代を請求できずに稼ぎにならない為にニコへの接客態度は悪い。また、ニコのタダ乗りを容認しているローマンへの愚痴やニコへ対する皮肉交じりのジョーク等で不満を吐き出すために勤務態度をニコに注意される事も少なくない。

犯罪組織編集

マクレリー・ファミリー編集

デュークスを拠点にするアイルランド系ギャング。かつては大きな組織だったらしいが、現在は衰退している。

パッキー・マクレリー
#主な登場人物
ケイト・マクレリー (Kate McReary)
マクレリー兄弟の末妹。28歳。マクレリー・ファミリーに生まれながら、犯罪に関わったことはなく、また兄弟も関わらせようとしない。幼い頃から兄弟喧嘩やファミリーに関わる血生臭いことを見てきたために考え自体はシビアで、犯罪行為についても強い否定はしないが、逆にパッキーからは血生臭い日常を見せることを申し訳なく思われている。妹思いのパッキーの紹介でニコと出会い、デートをするようになる(ただし、ケイト自身はニコを「兄と同じ匂いがする」と言って一定の距離を置いており、デートの際も「二人で遊んでいるだけ」という態度を崩さない)。
終盤では最終ミッションの選択においてニコに金のために信念を曲げて欲しくないと取引を止めるべきだと言うが、「復讐」を選んだ場合は出席したローマンの結婚式で流れ弾に当たって死亡する。また、「取引」を選んだ場合は自分の信念を捨ててまで金に執着するニコに失望し、結婚式には出席しない。
ジェリー・マクレリー (Gerald "Gerry" McReary)
マクレリー兄弟の一人で、一家のドン。35歳。ペゴリーノを始めとした色々な人物や組織に武器を提供している。当初はアイルランド人ではないニコを信用していなかったが、銀行強盗を成功させた手腕で評価を改めて積極的にニコに仕事を振ってくるようになる。その後は五大ファミリー最弱のアンチェロッティ・ファミリーの弱体化を狙い、アンチェロッティとアルバニア系マフィアとの抗争を裏で画策したり、アンチェロッティの一人娘の誘拐計画などを立てるが、デリックもしくはフランシスが死亡して間もなくゆすりの件で捕まり、そのまま刑務所へ収容される。その後も刑務所でニコと面会したり、パッキーを通じたりしながら計画の進行を刑務所から指揮しており、当初はすぐに刑務所から出られると踏んで相変わらず尊大な態度を取っていたが、結局その目論見は外れ、更には計画が事実上失敗したために終盤では意気消沈した姿を見せる。
デリック・マクレリー (Derrick McReary)
マクレリー兄弟の長男。51歳。頭髪は全て白髪で、かつてはアイルランド共和国軍に所属していた。酒と薬物に溺れて廃人に近いながらも銀行強盗をニコやパッキー達と共に成功させる。その後はオルダニーの公園で徘徊しており、心配したパッキーの依頼を受けたニコにかつての友人であるバッキー・スライゴとエイデン・オマリーに裏切られたことを話し、彼らの殺害を依頼する。また、フランシスに命を狙われていることに気付き、ニコに殺害を依頼する(ニコは自身か、フランシスのどちらかの殺害を選択することになる)。
『GTAV』では死亡していることがパッキーにより明かされる。
フランシス・マクレリー
#政府・警察・市政の人物
モーリン・マクレリー (Maureen McReary)
マクレリー兄弟達の母親。彼等が犯罪に関わっていることを知っているが、特に非難したりはしない。
マイケル・キーン (Michael Keane)
マクレリー一家とつるんでいる人物。聖人(セイント)マイケルと呼ばれているが、近親婚による出産で生まれた為にパッキーから小馬鹿にされている。ニコやパッキー、デリックと銀行強盗を行うが、その際にデリックと言い争いになり、隙を突かれてルイスと話していた人質の一人、ユージン・リーパーに射殺される。
ゴードン・サージェント (Gordon Sargent)
マクレリー・ファミリーの一員。ニコやパッキーと良く行動しているが、銀行強盗には参加しなかった為に難を逃れた。その後、グレイシーの誘拐において隠れ家で彼女の見張りを任せられる。

ペゴリーノ・ファミリー編集

新進気鋭のイタリア系マフィア。急激に勢力を拡大しているが、実際にはコミッション(ガンベッティやパヴァノ、メッシーナやルピセラ、アンチェロッティの五大ファミリー)に泳がされているに過ぎず、U.L.ペーパーにはギャング扱いされている。

ジミー・ペゴリーノ (James "Jimmy" Pegorino)
ペゴリーノ一家のドン。51歳。愛称として「ペッグ (The Peg)」と呼ばれることもある。また、表向きは実業家としており、運送会社や廃棄物処理事業などを傘下に持つ。レイ及びフィルを通してニコを知り、仕事を与えるようになるが、歴史の浅いマフィア故に五大ファミリーを始めとして同業者達と激しく対立しており、地位向上と対立解消のためにコミッションへの加入を狙い、五大ファミリーの一角であるパヴァノと協力関係を築こうとしていたところを裏切られる。その後、ニコの活躍でパヴァノに損害を与えるも警察の締め付けも厳しくなって次第に疑心暗鬼に陥り、更には目を掛けていた部下の造反やレイとフィルの対処などを迫られたことで進退窮まっていくこととなる。またレイのことを信用しておらず後にニコに暗殺するように依頼する。
最終盤では組織の弱体化に際してディミトリとのビジネスに事態の打開を見出そうと画策し、そこでニコにディミトリと協力するように迫るが、最終ミッションで「復讐」を選択した場合は起死回生を賭けた取引は水泡に帰して唯一残ったフィルにまで見捨てられ、破滅が決定したことで苦し紛れにローマンの結婚式を襲撃し、その流れ弾によってケイトが死亡したことでニコの怒りを買う。その後は残りの部下を多数護衛に雇うが、激しい追撃の末にハピネス島で衰弱してしまい、その際にニコから裏切り者を明かされ、反撃に出たところを彼に殺害される。また、「取引」を選択した場合はニコに今までのお礼の電話をするがディミトリに裏切られ、そのまま頭を撃ち抜かれて死亡する。
レイ・ボッチーノ (Raymond "Ray" Boccino)
ペゴリーノ一家の大幹部で、アルゴンキンにあるリトル・イタリーイタリア料理レストランの経営者。激しい気性を持っており、かつて利益を横領していた男をごみ収集車の中に投げ込んで殺したこともあるが、またペゴリーノからは才能豊かなヘビと評価されつつも抜け目のないところをネズミとも呼ばれて信頼されていない。また、ファミリーから廃棄物処理事業の運営を任されている。パッキーを通じてニコと出会い、ダイヤモンド取引に関する仕事をニコにさせるが、部下の裏切りやバイカーギャング「ロスト」の介入などで取引は散々なことになり、ニコに後始末をさせた後にその手腕に満足してフィルやペゴリーノにニコを紹介する。また、ニコが探していたフロリアン(バーニー)の居場所を見つけてニコに伝える。その後、組織の情報がFIBに流れている件でフィルと対立するが、ペゴリーノは慎重派であるフィルを選んだために彼の命を受けたニコに殺害された。
フィル・ベル (Philip "Phil" Bell)
ペゴリーノ一家の大幹部で、アイルランドとイタリア人の混血(ペゴリーノは「90%アイリッシュ」と言っている)である運送会社の経営者。40歳。思慮深い性格で、慎重なためにペゴリーノからは無欲なライオンと評されて信頼されているが、イタリア系では無いためにレイと同格扱いにされている(レイは準ファミリーと呼び、同格とは見ていない)。また、ファミリーからストリップクラブ「Honkers」の経営を任されている。レイの紹介でニコと出会い、ドラッグ関連の仕事をニコに任せるが、仕事では自身も前線に出ることが多いためにニコと度々共闘し、彼を信頼するようになる。レイとは仲がよくない。
最終盤ではディミトリを疑いつつもペゴリーノの決定を覆すことは出来ずに命令に従うが、最終ミッションで「取引」を選んだ場合には共に金の受け取り役としてニコと共闘する。また、「復讐」を選んだ場合にはディミトリは信頼出来なかったと心の内を明かす。
アンソニー・コッラード (Anthony Corrado)
ペゴリーノのボディーガード。ペゴリーノ曰く息子同然に扱ってきたというが、頭は悪い上に度胸も無く、腕も無いために良く彼に叱り付けられている。FIBに脅されて内通者となり、盗聴器を仕掛けるが、後日にペゴリーノに発覚し、電話で話した際に恐怖の余りに心臓発作を起こして倒れる。その後、一命を取り留めて病院のICUに収容されていたものの、最後はペゴリーノに差し向けられたニコによって殺害される。
ルカ・シルヴェストリ (Luca Silvestri)
レイの部下で、リバティーシティのゴミ処理員。レイよりニコ及び自身の仲間と共にダイヤモンド回収の仕事を任されるが、後日にその仲間同士でダイヤモンドを着服していたことが判明し、最後はレイの命令でニコに殺害される。
フランキー・ギャロ(Frankie Gallo)
フィルの甥。トライアドのドラッグ強奪に際して強奪したブツの保管を担うが、FIBや警察にマークされており、後日にニコとフィルがブツを受け取りにいったところで当局に強襲される。その後、警察の追跡から逃げることになるが、その途中で車を乗り換える際に行動次第では死亡する。

ガンベッティ・ファミリー編集

五大ファミリーの一つで、長い歴史を持つパヴァノ・ファミリーと並ぶリバティーシティ屈指の大マフィア。

ジョン・グラヴェリ (Jonathan "Jon" Gravelli)
ガンベッティ一家のドン。85歳。生ける伝説とまで言われるが、現在は末期癌を患って病院に入院しており、呼吸器を外していてはむせ返ってしまう程である。政府と関わりを持っているためにU.L.ペーパーの紹介を受けて病床に臥せている身ながらもニコにロシアンマフィアなどの新参の犯罪組織を抑えるための仕事をさせる。その後、関係が進むにつれて順調に任務をこなして行くニコのことを深く信頼するようになる。最終ミッション後は「Liberty Tree」で死亡したことが報道された。

アンチェロッティ・ファミリー編集

最弱のファミリー。五大ファミリーの一角と称されてはいるが、その規模や権力は最小で、またルピセラ・ファミリーとどんぐりの背くらべのような抗争を続けている。

ジョヴァンニ・アンチェロッティ (Giovanni Ancelotti)
アンチェロッティ一家のドン。
グレイシー・アンチェロッティ (Grace "Gracie" Ancelotti)
ジョヴァンニの娘で、気の強い女性。アンチェロッティを弱体化させたいジェリーの策謀の一つとしてニコに身代金目的の誘拐をされてしまい、数日も監禁される。その後、アンチェロティ家の前を通りかかるとランダムキャラクターイベントが発生し、ファミリーのメンバーにニコを始末させようとするが、彼によって全滅させられてしまう。
トニー・プリンス (Anthony "Gay Tony" Prince)
リバティーシティでナイトクラブを経営する伝説的存在。しかし最近は経営難のためアンチェロッティ・ファミリーを含む様々な人物から多額の借金をしており、側近であるルイス・ロペスが自身の悩みの種を消化して行く。『ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー(TBoGT)』の主要人物の一人。

ノース・ホーランド・ハスラーズ編集

North Holland Hustlers。アルゴンキンのノースホーランドを拠点とする黒人系ストリート・ギャングの一派。

ドウェイン・フォージ (Dwayne Forge)
元ドラッグ王のストリートギャングであるアフリカ系アメリカ人で、ノースホーランド・ハスラーズの前ボス。35歳。元々ドラッグには否定的で、志していた警察官も人種差別により採用されず、生活のために父親と同じドラッグの売人にならざるを得なかったために自身は一切ドラッグを使用しない。また、ドラッグの売人としての生活やその後の刑務所暮らしで生きることに無気力な面が目立ち、出所後の生活でも人生に「意味」を見出せないことで酷い鬱症状に悩まされている。かつてドラッグ売買によってリバティーシティで名を広めたギャングとして活躍していたが、1993年に薬物取引の罪で逮捕され、長らく刑務所で15年も服役した後にニコがプレイボーイXと関与した頃に出所する。その後はプレイボーイXの紹介でニコと出会い、彼に仕事を依頼するが、登場してしばらく経った後にプレイボーイXと決裂し、彼に命を狙われる。その後、選択次第ではニコに殺害されるが、逆にニコがプレイボーイを殺害した場合はニコの友人となり、アクティビティを共にすることが出来るようになる。また、友好度が高くなると手下のギャング二人をニコの応援として送ってくれるようになる。
プレイボーイ X (Trey "Playboy X" Stewart)
本名トレイ・スチュワート。アフリカ系アメリカ人で、アルゴンキンに居を構えるドラッグの売人であり、ドウェインが元締めだった黒人系の密売組織ノースホーランド・ハスラーズの現元締めでもある。25歳。エリザベータを通じてニコと知り合い、ドラッグ売買で一財産築き、それを元手にドラッグ売買から足を洗って土地開発利権などに関わろうと考えており、その関連の仕事をニコに依頼する。その後はかつての友人であるドウェインが出所したためにその扱いに苦慮し、最終的にはニコに殺害依頼を出す。その後、選択によってはニコに殺害されるが、逆にニコがドウェインを殺害した場合は殺害を依頼したことを後悔し、それ以後はニコとの関係を絶ってしまう。

ファウスティン・ファミリー編集

Faustin Bratva。ブローカーを拠点にするロシアン・マフィア

ミカイル・ファウスティン (Mikhail Faustin、露:Михаил Фаустин)
ファウスティン一家のドン。45歳。妻であるイレーナや娘であるアンナの二人の家族がいる。かつては気性こそ激しいながらも優しく且つ公正であるために妻やディミトリから信頼されていたが、リバティーシティにやってきた後は組織が大きくなったことでアメリカに根付く資本主義にある種の嫌悪感を抱くようになり、その重圧からドラッグやアルコールに溺れるようになって二言目には「殺せ」としか言わなくなる程に情緒不安定な状態に陥ってしまう。その後、ブラッドの件でニコと出会い、命を助ける代わりに仕事を与えるようになる。その後は自らと親交のあったロシアンマフィアの権力者でもあるケニー・ペトロヴィッチの息子であるレニーが情報を横流ししていると思い込んでニコを使って殺害したが、あわや抗争寸前にまで状況を悪化させるという結果を引き起こしてしまい、この一件で最早限界とディミトリに見放されてしまう。その後、ケニーからは自身の命が手打ちの条件として出されたために自身が所有するキャバレー「ペレストロイカ」にいたところをディミトリの依頼を受けたニコに襲撃され、最後は屋上まで逃走した末に殺害された。
ディミトリ・ラスカロフ
#主な登場人物を参照。
ブラッド・グレボフ (Vladimir "Vlad" Glebov、露:Влад Глебов)
本名ウラジミール・グレボフ(Vladimir Glebov、露:Владимир Глебов)[6]。ファウスティン傘下の小悪党で、ロシア系の借金の取立屋。41歳。ミカイルとの関係は薄く(ミカイルの情婦の兄弟)、実際はミカイルにもそれほど重要視されていなかったが、ブラッドは自身をファウスティン・ファミリーの重要人物だと思い込んでいた。ローマンが金を借りた相手として彼に金を返すように執拗に迫る。その後、ニコのことを「田舎者」や「農民」と呼んで馬鹿にしていた反面彼の仕事ぶりを褒め、借金返済の代わりとしてニコに仕事を与えていたが、後にニコが彼女に手を出すなと警告していたにも関わらずマロリーに肉体関係を持つよう迫ったことでニコの怒りを買って殺害される。
イレーナ・ファウスティン (Ilyena Faustina、露:Елена Фаустина)
ミカイルの妻。やりたい放題のミカイルのおかげで常に苦労が絶えず、かつてのボスにふさわしい気質を有していたミカイルの姿を知っており、何とか元に戻って欲しいと願っていた。ミカイルの死後はファイアフライ・アイランドの遊園地付近でランダムキャラクターとして登場し、その際の台詞によればミカイルの死後に屋敷を借金のカタに取り上げられたことやアパートに娘と二人で暮らしているということが分かる。
アンナ・ファウスティン(Anna Faustin、露:Анна Михайловна Фаустина)
ミカイルの娘。ドラッグとアルコールに溺れた父とは衝突が絶えず、自身も素行は悪いが、ミカイルからは本当に心配されて愛されている。『ザ・ロスト』のバイカーであるジェイソン・マイケルズと交際していたが、その事実に激怒した父の依頼を受けたニコによってジェイソンを殺害されてしまう。父の死後はアパートで母と暮らすようになる。
アンドレイ(Andrei)
ファウスティン・ファミリーの一員で、ミカイルやディミトリの長年付き添ってきた側近でもある元軍人。不意打ちとしてニコとローマンを拘束し、そのまま地下室で拷問していたが、最後は騒音に激怒したミカイルに殺害される。

ペトロヴィッチ・ファミリー編集

Petrovic Bratva。ロシアン・マフィア。リバティーシティで最も凶悪なマフィアとして知られている。

ケニー・ペトロヴィッチ (Konstantin "Kenny" Petrovic、露:Кенни Петрович)
サウス・ブローカーを根城とするロシアンマフィアのボス。ストーリーには出てこないが、警察の犯罪者データベースやヘリコプター遊覧時における会話などからその存在を知ることができる。また、マルチプレイのプレイヤーは彼のマフィアの構成員という設定になっており、その規模の大きさが分かる。マルチプレイモードのハングマン・ヌースで姿を見せている。暴走したミカイルがニコに息子であるレニーを殺害させたために大激怒し、手打ちの条件としてミカイル自身の命を要求する。
レニー・ペトロヴィッチ(Leonid "Lenny" Petrovic、露:Ленни Петрович)
ミカイルと関わりがあったケニーの息子。ミカイルの独断で情報を漏洩している張本人と断定され、最後は差し向けられたニコに襲撃されて死亡する。

ブルガーリン・ファミリー編集

Bulgarin Bratva。ロシアン・マフィア。主に不法移民の斡旋を行っている。

レイ・ブルガーリン (Rodislav "Ray" Bulgarin、露:Рэй Булгарин)
アドリア海を拠点とするロシアン・マフィアの大物で、呪いのダイヤモンドの元々の持ち主。50歳。物語開始少し前に不法移民の斡旋でニコとビジネス関係を持っていたが、仕事に失敗して多額の損害を被り、その責任をニコに押し付けてあまつさえ命を狙った。その後、ディミトリとビジネス関係を持ち、ディミトリの情報でニコがリバティーシティにいることを知って再びその命を狙う。最終ミッション後は別件(『TBoGT』)で死亡したという末路が語られた。

アルバニアンマフィア編集

アルバニア・マフィア

ダーダン・ペトレーラ (Dardan Petrela)
ブレダーや弟のカレムらと共に行動しているアルバニア人の高利貸し。ローマンに金を貸しており、部下を使って執拗な取り立てを行う。その後、ブレダーらにローマンを痛めつけさせたことがきっかけでニコの怒りを買って逃走するが、直後に工場にまで追い詰められ、最後は格闘の末に窓から突き落とされて転落死する。
ブレダー・モリーナ (Bledar Morina)
ダーダンの仲間。ローマンを痛めつけている際に助けに来たニコに殴り飛ばされた。
カレム・ペトレーラ (Kalem Petrela)
ダーダンの弟。ローマンを痛めつけている際に助けに来たニコにブレダーと同じく殴り飛ばされた。

ザ・ロスト・モーターサイクルクラブ編集

ジョニー・クレビッツ(Jonathan "Johnny" Klebitz)
ジム・フィッツ (James "Jim the Fitz" Fitzgerald)

その他のギャング編集

リアル・バッドマン (Teafore "Real Badman" Maxwell-Davis)
本名ティーフォー・マックスウェル=デイビス。ジェイコブのボスで、デュークスを拠点とするドラッグ密売組織ヒルサイド・ポッセの元締めであるカリブ人。ジャマイカ・クレオール語で良く喋るためにジェイコブが翻訳者として間に入らないと全く何を言っているのか分からない。また、身勝手な言動が多く、部下のジェイコブはしばしばニコに愚痴を漏らしている。ジェイコブとの会話で良く登場し、またランダムキャラクターとしてニコに仕事を与える。
エリザベータ・トーレス (Elizabeta "Liz" Torres)
ボーハンを拠点にするドラッグ密売組織サウス・ボーハン・ドラッグ・クルーの元締めで、マロリーの友人。31歳。マロリーを通じてニコと知り合い、ドラッグ関連の仕事をニコに依頼し、また同業のプレイボーイXやパッキーと引き合わせる。その後、警察に目を付けられて何故か自分の行動を全て読んでいるかのような動きを取る警察の前に追い詰められていくが、最終的にはマロリーの友人として接触していたミシェールの働きで逮捕され刑務所送りになったことで全てを失う。最終ミッション後は「Liberty Tree」で懲役300年が科せられたことが明らかになる。
クラレンス・リトル (Clarence Little)
イースト・ホーランドを拠点とするドラッグの売人で、黒人系の密売組織イースト・ホーランド・ドラッグクルーの元締め。23歳。フランシスと何らかの関係があり、その関係を消したいと考えたフランシスの命を受けたニコに襲撃される。その後、選択によって見逃すことも出来るが、見逃した場合は後日にランダムキャラクターとして登場し、ニコに襲い掛かったところを返り討ちにされて死亡する。
ルイス・フェルナンド・ロペス(Luis Fernando Lopez)
キム・ヤングク(Kim Young-Guk、朝:김영국)
北朝鮮出身であるオルダニーの朝鮮系ギャングのボス。30歳。デリック・マクレリーと取引をしており、ニコの手助けによって入国を果たすが、後にアメリカで質の悪い偽札を流通させていた事でマフィアの超大物であるジョン・グラヴェリに目を付けられ、最後は命を受けたニコに殺害される。

政府・警察・市政の人物編集

U.L.ペーパー (U.L.Paper)
本名不詳。ユナイテッド・リバティー・製紙会社(United Liberty Paper,=U.L.ペーパー)のビルにオフィスを構えているアメリカ合衆国政府の人間[7]早い段階からニコに目を付けてミシェールことカレンをニコと付き合うように指示する。エリザベータの一件後はミシェールを通してニコを呼び寄せ、主に経済テロや資金洗浄などのテロリスト関係の人物を始末する仕事を半ば脅迫まがいの形でニコにさせるが、その返礼としてニコの一つの目的であったダルコを見つけ出してリバティーシティーへ連行してきたり、ダルコに対する復讐が終わった後には人生のアドバイスを与えた上で十分な働きをしたとしてニコに関係の解消を伝える。
『GTAV』では主人公であるマイケルらを逮捕しようと駆けつけるが、FIBや民間軍事会社のメリーウェザーが入り混じる銃撃戦に巻き込まれ、失敗に終わる。『GTAオンライン』では「強盗:ドゥームズデイ」で登場。ロシアの諜報員へ潜入捜査を行うも囚われの身となり、プレイヤーらに救出される[8]
ミシェール / カレン (Michelle / Karen)
ニコがリバティーシティに来て最初のガールフレンドとなる女性だが、正体は政府関係の人間である。一目には育ちの良さそうで、ニコの服装に対する好みやデート中の会話は明らかにそれと似つかなく、住居内は値札が付いたままの新品ばかりなために住み慣れていない感じだが、そのことを問われると必死に否定するなどの不自然な点は節々に見られている。エリザベータの調査を行うためにU.L.ペーパーの指示の元でマロリーを通してニコと出会い、そのまま付き合うようになるが、ニコがエリザベータから仕事を貰うようになると安否を気にする電話をかけて来るようになる。その後、エリザベータの仕事でニコがドラッグを取り返した直後に受け取り先に正体を現してドラッグを証拠品として回収し、エリザベータを逮捕すると共にニコに正体を明かす。その後はニコに嫌われながらもU.L.ペーパーの元に呼び出し、その際にニコに本名を尋ねられてカレンと名乗る。中盤ではニコとの接触は無くなる。
『GTAV』ではIAAビルの一室でスパイ容疑を掛けられた男性を巨大な懐中電灯で拷問するも主人公らにIAAビルを襲撃されたことで逃走した。
フランシス・マクレリー (Francis McReary)
ウエストミンスター警察署署長兼市警副本部長(英語版攻略本にはDeputy Police Commissionerと記載有り)で、ギャングファミリーであるマクレリー家の出身でもあるパッキーの実兄。45歳。署員の間では評判が良く慕われている上に今後LCPDの本部長の座に就く事が有力視されているが、裏では汚職をしている。マニーを通じてニコを知り、密かに呼び出してそこで自身の汚職を嗅ぎ付けた強請り屋や弁護士らの殺害をニコに依頼する。その後、ニコがマクレリー・ファミリーや特にデリックと関わっていることを知り、彼を疫病神だと言って殺害を依頼するが、ニコがデリックを殺害した場合はニコに弱みを握られ、携帯電話からレベル3以下の手配度の解除を要請することが出来るようになる。
フリオ・オチョア (Julio Ochoa)
リバティーシティの市長。ゲーム中で姿を見せることはないが、劣悪な政策を取っており、ヘリツアーで聞くことが出来る操縦士による解説ではヘリコプターの操縦及び操縦士に関わる安全規制を緩和しているようである。
ブライス・ドーキンス (Bryce Dawkins)
リバティーシティの副市長。家族愛を訴える保守派として活動しており、しばしば同性愛者に過激な態度を取るためにニュースにもなっている。しかし実は同性愛者としてバーニーと付き合っており、少なくともバーニーにとっては「運命の男性」と絶賛する程に魅力的である。同性愛者であることがバレてディミトリに強請られていたところをニコの活躍で事無きを得るが、結局は別のルートから同性愛者であることが発覚し、スクープされてしまう。

ニコのかつての仲間編集

バーニー・クレイン / フロリアン・クラヴィッチ (Bernie Crane / Florian Cravic、セルビア語:Флориан Кравић / Florian Kravić)
ニコの戦友で、生き残った三人のうちの一人。30歳。かつての性格はニコの台詞によれば男らしく、力強い性格だった(ニコによると当時はレスラーになる事を目指していたらしい)が、現在は声を高く張って出しており、感情が高ぶると野太い声に戻る時がある。言動はオカマそのもので、ミッションで行動を共にする時にはいわゆるペンギン走りをする。旧知の仲であるニコとローマンにとっては復讐する為に相対した中でさえも呆気にとられる程の変貌振りらしく、ピンクのジャージーを着て近所の公園でなよなよとジョギングすることを日課としている一方で、パーティで出会ったドーキンス副市長と不倫しており、彼のことを「運命の男性」と言い切る程に魅了されているために彼の安全のためならニコと共に危険な目に遭うのも厭わない。
ニコ達の部隊が壊滅後は「(女性としての)本当の自分」に目覚めてバーニーと名を変え、リバティーシティに移り住むが、ニコがリバティーシティにやってきた理由の一つとして仲間を裏切ったのではないかと疑いの目を向けられる。その後、レイから情報を得たニコとローマンに自宅への襲撃を受けるが、自身は潔白であることやニコと同様に「ダルコか、ニコが裏切ったに違いない」と考えていたこと、更にはニコにもう一人の生存者であるダルコの情報を伝えたことでその場は収まった。その後は反同性愛者絡みの事件や密かに付き合っているドーキンス副市長がディミトリに強請られていることの解決などをニコに頼むが、結局は「Liberty Tree」にスクープされてしまい、全てが明るみに出てしまう。その後、ダルコを生かした場合はニコに電話をよこし、ダルコへの復讐の為だけに生きてきた十数年という時間の重みに打ち克ったのだと彼を賞賛して励ます。また、ミッション完了後は今までのお礼としてスポーツカーのINFERNUS(ドーキンス副市長がバーニーにプレゼントした物)をニコに譲る。
ダルコ・ブレヴィッチ (Darko Brevic、セルビア語:Дарко Бревић / Darko Brević)
ニコの戦友で、生き残った三人のうちの一人だが、実は部隊を裏切って壊滅させた張本人で、ニコがリバティーシティーに来た理由の一つである。
ユーゴ紛争後はブカレスト辺りに潜伏していたが、任務をこなしたニコへの報酬としてU.L.ペーパーによって拘束され、そのままリバティーシティへ連行される。フランシス国際空港のカーゴエリアでニコやローマンと対面し、その際にたった1,000ドルの報酬のために部隊を裏切ったことを明かすが、たったそれだけの額でも手に入れなくてはならない程に進退窮まっていたことや裏切り行為の記憶に今でも苛まれている様子を断片的ながら見せる。その後、復讐する事を選んだ場合はその場で射殺されるが、逆に生かすことを選択した場合は自身がどこに連れられたのか分からないまま空港内に放置されることとなる。

その他の人物編集

マニー・エスクエラ (Manuel "Manny" Escuela)
ボーハンの運動家で、マロリーの幼なじみ。35歳。理想は高いが、危険な仕事はニコに任せて手柄を独り占めする目立ちたがり屋。カメラマンのジェイと良く行動を共にしており、犯罪撲滅に尽くすヒーローを演じる番組を制作している。またフランシスとも知り合いである。マロリーを通してニコと知り合い、ストリートからのドラッグ撲滅運動を展開しており、その関連の仕事をニコに依頼するが、後に落ち目のエリザベータの家に押しかけたところを逆上した彼女によってジェイ共々頭を撃ち抜かれて死亡する。その後、死体処理のためにジェイの死体と共に臓器密売の医者に売られる。
フィクサー (Fixer)
フィルの友人を名乗る暗殺組織の人間。フィルの紹介でオルダニーの公衆電話よりニコに暗殺依頼(暗殺ミッション)を出し、その際に防弾チョッキと何らかの武器を提供する。
トム・ゴールドバーグ (Tom Goldberg)
弁護士で、ゴールドバーグ弁護士事務所の所長。受付の人の話によれば休日には子供達に水泳を教えている。独自にフランシスの汚職を調べており、その汚職の証拠をまとめたファイルを握っているが、後にそれを知ったフランシスの命を受けたニコに殺害される(また、ファイルも強奪される)。このゲームでは珍しく何の裏もない人物。
フレンチ・トム (Rivas"French Tom" Tom)
本名トム・リーバス。ブルーシーのミッションに登場した男性。バーニー・クレインに負けず劣らずのホモセクシャルで、ニコとの会話の際にそれに関する話題を出している。また、職業は自称「詐欺師」であり、LCPDのデータベースには詐欺などの複数の逮捕歴が載っている。ブルーシーに多額の借金をしていたが、返済を拒み続けたために依頼を受けたニコに殺害される。

ガールフレンド編集

ケイト・マクレリー
#マクレリー・ファミリー
ミシェル/カレン
#政府・警察・市政の人物
アレクサンドラ・チルトン (Alexandra Chilton)
ネットカフェのサイト"craplist"経由で出会うブロンドヘアーの女性で、セレブのお嬢様。万引き未遂で何度も逮捕されたことがある。また、ブログを付けており、コンタクトもブログに記載されているメールアドレスを使って行う。デートに行くとその都度ブログは更新され、ニコのことをミステリアス・ユーロピアンとしばしば記述する。また、好感度が一定以上になると服を購入する際に電話することで値段を半分にしてくれる。
キキ・ジェンキンス (Kiki Jenkins)
ネットカフェの出会い系サイト"Love-Meet.net"で出会う女性。仲が深まっていくと次第に過剰な愛情によるストーカーじみた電話をかけてくるようになる。また、好感度が一定以上になると判事に電話することによって手配度(レベル3以下)を消してくれる。
カルメン・オルティス (Carmen Ortiz)
ネットカフェの出会い系サイト"Love-Meet.net"で出会う女性で、看護士。自尊心が強く、デートをする中でそのお嬢様の様な振る舞いが明らかになり、またエリザベータのパーティーやバーニーのミッションに登場する。また、好感度が一定以上になると体力を回復させてくれる(防弾チョッキは不可である)。

ランダムキャラクター編集

他の節に記載の無いランダムキャラクターについて記載する。

ブライアン・ミーチ (Brian Meech)
薬物中毒の青年。曰く大学出として銀行に勤めていたらしいが、現在は中毒のせいで挙動不審となっている。ニコと接するうちに更生していき、最後のミッションでは結婚することをニコに報告する。
ジェフ (Jeff)
妻の浮気を疑う男。かなり挙動不審。ちょうど彼女を尾行しているところをニコと出会い、浮気調査を依頼してくるが、後に妻を殺害し、今度はその死体処理をニコに依頼する。その後はもう一度ニコと出会うが、最後は道路に出たその直後に車に轢かれて死亡する。
エディ・ロウ (Eddie Low)
リバティーシティを騒がせている連続猟奇殺人鬼。一度目はニコに死体の処理を依頼したが、二度目はニコの態度に逆上しナイフで襲い掛かったところを返り討ちに遭って死亡する。
ホッサン・ラムジー (Hossan Ramzy)
オープニングムービーにおいてニコと同じ船に乗ってやって来たエジプト人の密航者。何度かニコとメールでやり取りもするが、ニコと別れた後はフロリダへ向かう途中で逮捕され、そのままリバティーシティへ戻る。その後は路上で偽ブランド品のバッグを売って生計を立てていたところをニコと再会し、不法入国者という弱みに付け込んで雇用主が給料の支払いを拒んだためにニコと共に追いかけて給料を取り返すが、後に再び逮捕された。
イワン・ヴィチコフ (Ivan Bytchkov)
ロシア人の盗人。ブラッドに脅迫されてローマンの事務所を襲うが、ニコに追い詰められる。その後、生死が選択でき、助けた場合には後日ランダムキャラクターとして登場し、後にオルダニーで出会い、貸金業をしていることや婚約していることをニコに話し、金の取立てに付いて来るように頼む。
シュリース・グローバー (Cherise Glover)
ドウェインの元彼女。収監中のドウェインから仕送りを受けていたが、その裏で別の男と交際していた。その後、出所したドウェインはニコに男を殺すことを依頼し、選択次第ではニコに殺される。また、生かした場合は後日にランダムキャラクターとして登場し、そこで別の男と付き合い始めたことやその彼に暴力を振るわれていることをニコに明かす。
パトス(Pathos)
無名の黒人ラッパー。スタージャンクションの路上で自らのCDを売り込んでおり、一度目は歩行者とトラブルになっているところをニコに助けられ、二度目も同様にギャングメンバーとトラブルになったところを助けられるが、その時に腹を撃たれてしまい、最終的にはニコによって病院に連れて行かれる。
サラ(Sara)
ニコを誘惑してくる女性。離婚したばかりでニコにちょっかいを出すが、無視されたことに激怒し、トラブルを起こす。その後、ニコに家に送り届けられ、その際に別れた亭主に襲われるが、ニコが返り討ちにしたために助かることとなる。その後はニコと再会し、今度は服屋から小包を受け取ってくることを頼む(また、ニコは代金の500ドル支払うことになるが、銃で店員を脅して奪うことも出来る)。
マーニー(Marnie)
アメリカ中西部の出身である麻薬中毒者の女性。リバティーシティにやって来て早々ポルノに出演させられ、そのまま売春婦になってしまう。その後、二度出会ったニコに一度目はボーイデン通り、二度目はイーストン駅に送り届けて貰い、いずれの場合も自身を見かねたニコに励まされ、お金をいくらか渡される。その後は親元に戻って更生し、大学に通っていることをニコにメールで知らせて感謝する。
『GTAV』では薬物から更生しており、イプシロン・プログラムと呼ばれるカルト教団に属している。
メル(Mel)
ブラッドが経営しているバーの客。ブラッドの一件以降は酒も薬も女も止めて真面目になったと言うが、実際はどこまでが本当かは分からない。酒に溺れていた頃に借金をした相手から因縁を付けられているらしく、ニコにその後始末を頼む。

その他の人物編集

ミリカ・ベリック (Milica Bellic、セルビア語:Милика Белић / Milika Belić)
ニコの母親で、ローマンの伯母。パソコンの扱いも英語も苦手ながらニコ宛にしばしば電子メールを送っており、返信の仕方によってはニコに対する愛情が良く現れていることを確認出来るメールを見ることが出来る。
ローラ・デル・リオ (Lola Del Rio)
リバティーシティーに建つビルの壁面やポスターを飾っている女性。売春容疑でLCPDに指名手配されているが、ゲームに直接は登場しない。
アレハンドラ(Alejandra)
ブローカーのネットカフェ店員。ローマンが常連らしく、仲が良いが、特にニコがお気に入りで、店に入ると良く声を掛けたり、何度も店に行くと名前を教える。また、更に何度もネットカフェに通うとニコを誘惑する。

最重要指名手配犯編集

マクスウェル・コーリン(Maxwell Caughlin)
指名手配犯。ボーハンで起きた事件で手配されている。
スコット・グゾウスキー(Scott Guzowski)
指名手配犯。ギャングがらみの暴力事件で手配されている。
アントニオ・リヴェッテ(Antonio Rivette)
指名手配犯。恐喝の疑いで手配されている。
ロドリゴ・スティーブン(Rodrigo Stavnes)
指名手配犯。恐喝の疑いで手配されている。
フェルナンド・ティスデル(Fernando Tisdel)
指名手配犯。人身売買の容疑で手配されている。
タイラー・ピックレル(Tyler Pickrel)
指名手配犯。人身売買の容疑で手配されている。
プレストン・ペチノフスキー(Preston Pecinovsky)
指名手配犯。クレジットカード偽造の容疑で手配されている。
アロンソ・ゴラルスキー(Alonso Goralski)
指名手配犯。窃盗の容疑で手配されている。
バート・レッカー(Bert Reker)
指名手配犯。ヤクの密輸で手配されている。
フレディ・パパロ(Freddy Paparo)
指名手配犯。車両窃盗の容疑で手配されている。

脚注編集

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  1. ^ 旧ユーゴスラビアからアドリア海を横断してイタリアへ渡る不法移民、難民が実際に社会問題となっている
  2. ^ 実際のニューヨークもイエローキャブの他に"CAR SERVICE"などと呼ばれるハイヤー会社がたくさんあり、庶民的なタクシーより高級感のある黒塗りのセダンやSUVまたはリムジンを使用し、電話予約で玄関前などに迎えにきてくれるので空港などへ行くときはイエローキャブではなくこういった"CAR SERVICE"を利用する人も多い
  3. ^ 前述通りハイヤーの会社だが、車名は「ROMAN'S TAXI」。
  4. ^ ニコも同様に行くよう促されていたが、当時のニコは戦争へ参加する道を選んでしまい、現在のニコはその事を後悔している趣旨をケイトとのデートで話している。
  5. ^ 作中では場所は不明で、また車両が「ROMAN'S TAXI」から黒塗り高級SUVの「CAVALCADE」に変わっている
  6. ^ GTAIV公式サイト
  7. ^ 。FIBではないと当人が語っているが、部屋にCIAの認定証が掲示されていることからCIAの機関員であることが示唆されている。次作グランド・セフト・オートVでは、「IAA」という架空の諜報機関の人間であることが判明した。
  8. ^ この時の発言から、第二次世界大戦末期から冷戦期にかけて活躍し、現在も第一線に立ち続けるベテランエージェントである事が伺える。