グリズリーマン』(Grizzly Man)は、2005年アメリカ映画

グリズリーマン
Grizzly Man
監督 ヴェルナー・ヘルツォーク
脚本 ヴェルナー・ヘルツォーク
製作 エリック・ネルソン
製作総指揮 ケヴィン・L・ベッグス
ビル・キャンベル
フィル・フェアクロウ
アンドレア・メディッチ
トム・オーテンバーグ
音楽 リチャード・トンプソン
撮影 ペーター・ツァイトリンガー英語版
編集 ジョー・ビニ英語版
公開 アメリカ合衆国の旗 2005年8月12日
日本の旗 劇場未公開
上映時間 103分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $4,061,305[1]
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概要 編集

13年間にわたってアラスカグリズリーの保護活動をしていた男、グリズリーマンことティモシー・トレッドウェルの姿を描いたドキュメンタリーである。

トレッドウェルは、後に発表するつもりで自らの活動を細かくハンディカメラに記録しており、本人は2003年10月5日カトマイ国立公園でガールフレンドと共にグリズリーに襲われて死亡したが、莫大な映像が残された。本作は基本的に、その残された映像、つまり生前の彼自身が監督・出演しているセルフドキュメンタリーフィルムによって構成されている。

トレッドウェルが熊に襲われた時も、ハンディカメラはキャップがついたまま作動していた。そのため、熊に食われていくその過程がリアルタイムに音声記録として残された。ただし本作では、監督がその音声を聞き「もう消した方がいい。絶対に聞いてはいけない」と、所持者であるトレッドウェルの親友に対して、つぶやく姿を映すのみに留められている。

キャスト 編集

受賞・ノミネート 編集

第31回ロサンゼルス映画批評家協会賞
  • 受賞:ドキュメンタリー映画賞
第71回ニューヨーク映画批評家協会賞
  • 受賞:ドキュメンタリー映画賞
第11回放送映画批評家協会賞
  • ノミネート:ドキュメンタリー映画賞
第21回インディペンデント・スピリット賞
  • ノミネート:ドキュメンタリー映画賞
第77回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
  • ノミネート:ドキュメンタリー映画賞 - 第3位

脚注 編集

  1. ^ Grizzly Man (2005)”. Box Office Mojo. 2010年1月19日閲覧。

外部リンク 編集