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グリーンスレイド(Greenslade)は、イングランド出身のプログレッシブ・ロックバンド

グリーンスレイド
Greenslade
出身地 イングランドの旗 イングランドロンドン
ジャンル プログレッシブ・ロック
シンフォニック・ロック
オルガン・ロック
活動期間 1972年 - 1976年
2000年 - 2003年
レーベル ワーナー・ブラザース
Mystic Records
Angel Air Records
公式サイト The Greenslade Website
メンバー デイヴ・グリーンスレイド (Key)
トニー・リーヴス (B)
ジョン・ヤング (Key/Vo)
ジェイムズ・ガムボールド (Ds)
旧メンバー デイヴ・ロウソン (Key/Vo)
アンドリュー・マカロック (Ds)
マーティン・ブライリー (B/G)
ほか別記参照

元「コロシアム」の鍵盤奏者、デイヴ・グリーンスレイドを主宰に結成。ダブル・キーボード編成のギターレスバンドとして異彩を放った。1970年代で解散していたが、2000年に再始動を果たした。

(※この項目では、創設者デイヴ・グリーンスレイドも併せて説明する)

目次

概要・略歴編集

デイヴ・グリーンスレイド
Dave Greenslade
 
ドイツ・ヴィッセン公演(2011年6月)
基本情報
出生名 David Greenslade
生誕 (1943-01-18) 1943年1月18日(76歳)
出身地   イングランド
サリー州 ウォキング
ジャンル プログレッシブ・ロック
オルガン・ロック
ジャズ・ロック
職業 キーボーディストオルガニスト
作曲家
担当楽器 キーボードオルガンピアノ
活動期間 1960年代 - 現在
レーベル ワーナー・ブラザース
EMI
ヴァージン・レコード
Mystic Records
共同作業者 コロシアム
イフ
グリーンスレイド
公式サイト Dave Greenslade Official Site

デイヴ・グリーンスレイド(David Greenslade、1943年1月18日 - )は、イングランド出身のキーボーディストオルガニスト作曲家

黎明期( - 1968年)編集

ハイスクール時代に、ジョン・ハイズマン(ドラム)やトニー・リーヴス(ベース)等とアマチュア・バンドを結成するなどオルガニストとして活動を始め、同僚達とブルースやジャズの道に進出する。

1964年から1968年頃まで「ウェス・ミンスター・ファイヴ」「クリス・ファーロウ&ザ・サンダーバーズ」「ジーノ・ワシントン&ザ・ラム・ジャム・バンド」などで、録音やセッション活動に参加。

バンド / ソロ活動期(1968年 - 1979年)編集

1968年夏、これまでの知己であるハイズマン、リーヴス、ディック・ヘクストール=スミス(サックス)らと、ジャズ/プログレッシブ・ロックバンドコロシアム」を結成。

1971年、「コロシアム」が解散し、ジャズ・ロックバンド「イフ」に短期間籍を置く。

リーダーバンド「グリーンスレイド」を結成
1972年、デイヴは同僚であるリーヴスのほか、デイヴ・ロウソン(キーボード・元ウェブ - サムライ)、アンドリュー・マカロック(ドラム・元キング・クリムゾン - フィールズ)といった実力者を集め、ギターレスのプログレッシブ・ロック・バンド「グリーンスレイド」結成する[1]
1973年、冠名の1stアルバム『グリーンスレイド』でデビュー。年内には早くも2ndアルバム『ベッドサイド・マナーズ・アー・エクストラ』を発表する。ロゴやジャケット・カヴァーは、イエス関連作品で著名なイラストレーター、ロジャー・ディーンが担当。デザインした6本腕の魔人は、長らくバンドのシンボルになっていった。
1974年、3rdアルバム『スパイグラス・ゲスト』をリリース[2]。カヴァー・デザイナーは一転し、フォトグラファーのキーフが務めた。コロシアムでの盟友クレム・クレムソンがゲストとして2曲でギターを弾いた。この時期からセールス的には下降気味になり、翌1975年にはリーヴスが脱退する。
ギターサウンド導入も視野に入れ、マルチプレーヤーのマーティン・ブライリー(元マンドレイク)を新メンバーに起用。SFファタジー系の芸術家、パトリック・ウッドロフがカヴァー・イラストを提供するなどテコ入れを図り、満を持して4thアルバム『タイム&タイド』を発表した[3]。それでも状況は芳しくなく、翌1976年早々に解散する。
ソロ活動
その後デイヴは、ソロ・アルバム制作に着手。同年に1stアルバム『カクタス・クワイア』を発表[4]。録音参加したミック・ロジャース(G、元マンフレッド・マンズ・アース・バンド)やサイモン・フィリップス(ドラム)らと組んでツアーを開催。後には旧友のリーヴス、ハインズマンが合流し、翌1977年まで続けた。
1979年、4thアルバムで縁のあった、パトリック・ウッドロフとコラボしたコンセプト作品の2ndソロアルバム『The Pentateuch of the Cosmogony』をリリース。その後、「グリーンスレイド」解散の頃からテレビ業界の音楽制作にも携わっている事情もあり、そちらの仕事に専念して際立ったソロ活動は暫く途絶える。

再始動 - 以降(1994年 - 現在)編集

 
再結成コロシアム - 2010年のグループショット

1994年、SFファンタジー作家 テリー・プラチェットとコラボした15年ぶりの3rdソロアルバム『From The Discworld』をリリース。そして同年に「コロシアム」が再結成を果たし、デイヴも復帰する[5]

デイヴは、それと並行して2000年に「グリーンスレイド」の再結成を企画。オリジナル・メンバーのトニー・リーヴスも参加した25年ぶりの5thアルバム『ラージ・アフタヌーン』を発表する。その後バンドはライブ・アルバムをリリースするなど、ライブ活動を中心に2003年まで展開した。

1999年、4thソロアルバム『ゴーイング・サウス』をリリース。

2007年、「コロシアム」メンバーとして初来日公演[6]

2011年、12年ぶりの5thソロアルバム『Routes/Roots』をリリース。

2015年、「コロシアム」再度の解散が決定。ロンドンのラスト・ライブを最後に幕を閉じた[7]

スタイル編集

バンドはギターレスの楽器編成を採用していたが、それは当時のギターレスバンドに多く見られたキーボード・トリオ(キーボード/ベース/ドラム)ではなく、ダブル・キーボードをベースとした特異な形態で構成していた。同タイプでは「レア・バード」が先に活動しており、その流れを汲む形となっている。

デイヴ・グリーンスレイドは『当初はギターを含んだ4人編成のバンドを予定していたが、適当なギタリストがいなかったため』と明かしている。アンドリュー・マカロックも『最初はギタリストを入れるつもりだったが、プレイを重ねる内に現状でも問題が無くなっていった』と述べている。

3rdアルバムから、ギターやヴァイオリニストがゲスト参加。4thアルバムでは、新加入のマーティン・ブライリーがベースとギターを兼任する等、サウンドはより多彩になった。ただしデイヴ・グリーンスレイドかデイヴ・ロウソンの片方が不在の曲もある。

メンバー編集

最終ラインナップ編集

旧メンバー編集

  • デイヴ・ロウソン (Dave Lawson) - キーボード/ボーカル (1972年-1976年)
  • アンドリュー・マカロック (Andy McCulloch) - ドラムス (1972年-1976年)
  • マーティン・ブライリー (Martin Briley) - ベース/ギター (1975年-1976年)
  • クリス・コッツェンズ (Chris Cozens) - ドラムス (2000年)
  • ジョン・トロッター (John Trotter) - ドラムス (2000年-2002年)

ゲスト編集

ディスコグラフィ編集

グリーンスレイド編集

スタジオ・アルバム
  • 『グリーンスレイド』 - Greenslade (1973年)
  • 『ベッドサイド・マナーズ・アー・エクストラ』 - Bedside Manners Are Extra (1973年)
  • 『スパイグラス・ゲスト』 - Spyglass Guest (1974年)
  • 『タイム&タイド』 - Time And Tide (1975年)
  • 『ラージ・アフタヌーン』 - Large Afternoon (2000年)
ライブ・アルバム
  • 『ライヴ’73-’75』 - Live (1999年)[8]
  • 『ライヴ2001』 - The Full Edition - Live 2001 (2002年)
  • 『ライヴ・イン・ストックホルム 1975』 - Live In Stockholm March 10th, 1975 (2013年)
  • The Birthday Album - Live Switzerland 1974 (2016年)
シングル
  • "Temple Song / An English Western" (1973年)
  • "Catalan / Animal Farm" (1975年)
  • "Gangsters / Rubber Face, Lonely Eyes" (1976年)

デイヴ・グリーンスレイド編集

ソロ・アルバム
  • 『カクタス・クワイア』 - Cactus Choir (1976年)
  • The Pentateuch of the Cosmogony (1979年)
  • From The Discworld (1994年)
  • 『ゴーイング・サウス』 - Going South (1999年)
  • Routes/Roots (2011年)

関連項目編集

  • コロシアム(デイヴ・グリーンスレイド、トニー・リーヴス在籍)

脚注編集

外部リンク編集