グレン・ドネアGlenn Donaire1979年12月7日 - )は、フィリピンの元プロボクサー。ボクシング引退後はトラックの運転手をしている[1]。元世界5階級制覇王者のノニト・ドネアは弟。

グレン・ドネア
2006年5月、NABO北米フライ級王座のベルトとNABA北米フライ級王座のベルトと共に
基本情報
本名 グレン・ゴンザレス・ドナイレ
通称 The Filipino Bomber(フィリピンの爆弾)
The Bomber(爆弾)
Matador(闘牛士)
Boyet
階級 フライ級
身長 160cm
国籍 フィリピンの旗 フィリピン
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1979-12-07) 1979年12月7日(44歳)
出身地 フィリピンの旗 フィリピン
南コタバト州ジェネラル・サントス
家族 ノニト・ドネア(弟)
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 25
勝ち 19
KO勝ち 10
敗け 5
引き分け 1
無効試合 0
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来歴 編集

2000年8月27日、アメリカ合衆国カリフォルニア州デル・マーデルマー競馬場で行われたデビュー戦でエデュアルド・レイジェスと対戦し、初回23秒KO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2002年11月22日、グアムハガニアにあるグアム大学フィールドハウスでワンパノーム・ウォー・サクタウィーとWBOアジア太平洋フライ級王座決定戦を行い、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2006年5月5日、アメリカ合衆国オクラホマ州コンチョのラッキースター・カジノでセサール・ロペスの持つNABO北米フライ級王座と空位のNABA北米フライ級王座を懸け対戦し、12回3-0(115-112、117-110、116-111)の判定勝ちを収めNABO王座の獲得に成功、NABA王座の獲得にも成功した。

2006年10月7日、マンダレイ・ベイ・イベント・センターIBFIBO世界フライ王者ビック・ダルチニアンと対戦。ダルチニアンの変則的な動きについていけず、ダルチニアンの正確に当ててくる大振りなパンチをまともに受け、終始劣勢を強いられ、6回1分27秒0-3(3者共に53-60)の負傷判定負けを喫しIBF王座とIBO王座獲得に失敗した。

2008年7月12日、ソノラ州エルモシージョのパレンケ・デ・ラ・エクスポでIBF世界ライトフライ級王者ウリセス・ソリスと対戦し、ダルチニアン戦同様に終始劣勢を強いられ、ソリス優勢の状況から挽回出来ず、12回0-3(2者が108-120、107-120)の判定負けを喫し完敗で王座獲得に失敗した。

2011年12月9日、アメリカ合衆国フロリダ州キシミーキシミー・シビック・センターアレックス・サンチェスWBCラテンアメリカフライ級暫定王座決定戦を行い、2回に2度ダウンを奪うなど試合を優勢に進め、サンチェスの8回終了時棄権により王座獲得に成功した。

2012年9月14日、アメリカ合衆国フロリダ州タンパオマール・ソトとWBCラテンアメリカフライ級王座決定戦を行い、12回0-3(2者が110-118、112-116)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。この試合で膝を痛めて引退した。

獲得タイトル 編集

脚注 編集

  1. ^ G. Donaire, Zabala: No Fight with Juan Francisco Estrada”. Boxing Scene.com (2013年12月1日). 2013年11月29日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集

空位
前タイトル保持者
ノニト・ドネア
WBOアジア太平洋フライ級王者

2002年11月22日 - 2004年6月(返上)

空位
次タイトル獲得者
レクソン・フローレス
空位
前タイトル保持者
ウリセス・カデナ
NABO北米フライ級王者

2006年5月5日 - 2006年10月(返上)

空位
次タイトル獲得者
レイオンタ・ウィットフィールド