グレートタンク
『グレートタンク』 (GREAT TANK) は、1988年7月29日にSNKより発売されたファミリーコンピュータ用シューティングゲーム。アーケードゲーム『T・A・N・K』(1985年)からアレンジ移植されたゲームである。
ジャンル | 縦スクロールシューティング |
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対応機種 | ファミリーコンピュータ |
開発元 | SNK |
発売元 | SNK |
プロデューサー | 川崎英吉 |
デザイナー |
なかいとしゆき 小畑浩二 |
プログラマー | かねだゆきお |
音楽 |
ゆあさまさかず 田中敬一 西田和弘 |
美術 |
藤原秀樹 かわさきいさむ かまだおさむ さとうじゅんこ |
人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
メディア | 2メガビットロムカセット[1] |
発売日 |
1988年7月29日 1988年7月 |
その他 |
型式: SFX-TV |
日本国外版のタイトルは『Iron Tank』(アイアン・タンク)となっている。
概要 編集
難易度は高い。舞台は第二次世界大戦。主人公「ラルフ・ジョーンズ大佐」はドイツ軍が誇る未完成の最終兵器を破壊するために、単身ノルマンディーに上陸。TANKを操って敵地に赴き戦う。
ゲーム内容 編集
アイテム 編集
- 連射弾 - 連射能力が高い。
- 貫通弾 - 貫通力が上がる。
- 炸裂弾 - 爆発力が高い。
- 長距離弾 - 射程が長くなる。
- 「?」 - 強力な威力を持つ、敵の新型爆弾。
- エネルギー - エネルギーが回復。
- リザーブ・エネルギー - 予備のエネルギー。
- 受信機 - 最初から持っている無線機。様々な情報を聞くことができる。
スタッフ 編集
- アート・デザイン:WARA WARA(藤原秀樹)、CRAZY GON GON GON(かわさきいさむ)、MADAKA(かまだおさむ)、RSHANA(さとうじゅんこ)
- プログラム:KNT NO KINCHAN DEATH(かねだゆきお)
- ミュージック・エフェクト:J(ゆあさまさかず)、BINCHAN TANAKA(田中敬一)、KENNY(西田和弘)
- 企画:VENRY(なかいとしゆき)、Mr.OBA(小畑浩二)
- プロデュース:川崎英吉
- スペシャル・サンクス:河野和人、SHIOCHAN MINORU(しおたみのる)、ジャミール・バンカー、ジム・ヘルナンデス、きたきつてる
なお、発売から20年以上経ってから日本国外ユーザーの解析により、プログラマーのかねだが記した任天堂への暴言が、ゲーム内に隠されていることが判明した[2]。通常プレイでこのメッセージを読むことはできない。
評価 編集
評価 | ||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計28点(満40点)[3]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り16.88点(満30点)となっている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.04 | 2.84 | 2.60 | 2.86 | 2.69 | 2.85 | 16.88 |
関連項目 編集
脚注 編集
- ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、223頁。
- ^ “Great Tank”. The Cutting Room Floor. 2018年1月2日閲覧。
- ^ a b “グレートタンク まとめ [ファミコン] / ファミ通.com”. KADOKAWA CORPORATION. 2017年5月21日閲覧。