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ケイラ・ハリソンラテン語: Kayla Harrison1990年7月2日 - )は、アメリカ合衆国の女子総合格闘家柔道家オハイオ州ミッドタウン出身[1][2]2012年のロンドンオリンピック柔道においてアメリカ代表として男女を通じ初の金メダルを獲得すると[3]2016年のリオデジャネイロでも2大会連続となる金メダルを獲得した。

ケイラ・ハリソン
Kayla Harrison.JPG
基本情報
ラテン文字 Kayla Harrison
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1990-07-02) 1990年7月2日(29歳)
身長 173cm
選手情報
階級 女子78kg級
段位 6段
 
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
柔道
オリンピック
2012 ロンドン 78kg級
2016 リオデジャネイロ 78kg級
世界柔道選手権
2010 東京 78kg級
2011 パリ 78kg級
2014 チェリャビンスク 78kg級
パンアメリカン競技大会
2011 グアダラハラ 78kg級
2015 トロント 78kg級
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来歴編集

柔道編集

母親が柔道をやっていたことから6歳の時に柔道を始め、国内・国際大会で多くのメダルを手にした[4][5][6]

2010年世界柔道選手権大会では中国の楊秀麗や日本の緒方亜香里ら強者揃いの78kg級で勝ち抜き、決勝ではブラジルのマイラ・アギアルを相手にGSまでもつれ込むも見事優勝を果たし、ロンドンオリンピックの切符を手にした。

世界柔道選手権でのアメリカ代表では1999年ジミー・ペドロ(のちにハリソンのコーチとなる)以来11年ぶりの金メダル獲得、女子に限っては1984年アン=マリー・バーンズ以来26年ぶりであった。

2012年7月のロンドンオリンピックでは準決勝でアギアルを、決勝では地元イギリスのジェマ・ギボンズを破って金メダルを獲得した[1]

2013年には階級を70kg級に下げたが、ケガなどもあって世界選手権には出場しなかった。2014年からはもとの階級である78kg級に戻してグランプリ・ハバナで復帰戦を飾ることになった[7]世界選手権では準決勝でブラジルのアギアルと対戦し敗れて3位にとどまった[8][9]

2015年のワールドマスターズでは優勝を飾り[10]パンアメリカン競技大会では2連覇を飾った。世界選手権では3回戦で韓国のユン・ヒョンジと対戦しGSに入ってから裏投げの技ありで敗れてメダルを獲得できず終わった[11]。しかし、グランドスラム・東京では優勝を飾っている[12]

 
リオデジャネイロオリンピック女子柔道78kg級決勝戦でフランスのオドレー・チュメオ腕挫十字固を仕掛けるケイラ・ハリソン(白柔道着)

2016年にはパンナム選手権で優勝すると、ワールドマスターズでは2連覇を達成した[13]リオデジャネイロオリンピックでは決勝でフランスのオドレー・チュメオ腕挫十字固で破ったのをはじめ、オール一本勝ちでオリンピック2連覇を達成した[14]

2016年8月31日、ハリソンは抜群昇段により、アメリカ柔道連盟(USJA)からアメリカ国内最年少記録となる6段を与えられた。

正式な引退は表明しないものの、再び柔道に取り組むことは基本的にないと語り、噂されている総合格闘技への参戦も現時点ではないとしていが[15]、その後、総合格闘技への転向を正式に表明[16]

2018年2月、総合格闘技団体のPFLでデビューすることが決定した[17]

総合格闘技編集

2018年6月21日、PFL 6で総合格闘技デビュー、ライト級(70.3kg)でブリトニー・エルキンと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。

人物編集

模範とすべき柔道家としてコーチのジミー・ペドロとともに谷亮子の名を挙げている[5]

コーチによる性的虐待編集

ハリソンは8歳の時からコーチについていたダニエル・ドイルと13歳の時から3年間にわたって性的関係を有していた。ハリソンが16歳の時、ドイルが別の女性とも関係を持っていたことを知り、周囲に自らとコーチとの関係について告白することにした。これを母親が警察に連絡したことによって裁判となった。結果として、ドイルは外国の大会にハリソンと同伴した際に不法な性的関係を持ったとの理由で2007年に10年の服役を言い渡された。 2011年になって、他にこのようなケースに巻き込まれた人々を力付けるためにと、この一件の詳細を公にすることにした[4][18]

戦績編集

総合格闘技編集

総合格闘技 戦績
4 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
4 2 1 1 0 0 0
0 0 0 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ラリッサ・パシェコ 5分3R終了 判定3-0 PFL 12
【2019 PFL 女子ライト級トーナメント1回戦】
2019年5月9日
モリエル・チャルネスキ 1R 3:39 TKO(パウンド) PFL 11 2018年12月31日
ジョゼット・コットン 3R 1:24 TKO(パウンド) PFL 6 2018年8月16日
ブリトニー・エルキン 1R 3:18 腕ひしぎ十字固め PFL 2 2018年6月21日

柔道編集

78kg級での戦績

70kg級での戦績

78kg級での戦績

(出典[2]JudoInside.com)。

脚注編集

外部リンク編集