ケニーとチンピーKenny and the Chimp)はカートゥーン ネットワークで放映中の海外アニメKND ハチャメチャ大作戦の作者による別シリーズのエピソードで、形式上日本版KNDの第1話Bパートとなっている。

作者のトム・ウォーバートンは元々このケニーとチンピーをカートゥーンネットワークのレギュラーシリーズ化する構想を組み立てていたが、番組投票の結果ケニーとチンピーより、彼らの隣に住んでいる子供たち(“Kids Who Lived Next Door”)のエピソードのほうが好評だったために、急遽路線をそちらに変更した。

日本初放送は2004年9月4日。


あらすじ 編集

近所の少年ケニーに研究所の留守番と掃除を頼んで出かけていったギリギリ教授。しかしいたずら好きのチンパンジーのチンピーによって、怪しい薬だらけの研究所はとんでもない状態になってしまう。

主な登場人物 編集

  • ケニー(Kenny)
声 ー 峯香織

トラブルに巻き込まれがちな少年。なぜかギリギリ教授から嫌われていたものの留守番を任される。

  • チンピー(Chimpy)
声 ー 柴田創一郎

ケニーの飼っているチンパンジー。ギリギリ教授から好かれている。低能ゆえに悪気はないものの、いたずらが大好き。

  • ギリギリ教授(Professor Triple-Extra Large)

ケニーの近所に住むマッドサイエンティスト。怪しいウイルス薬品を扱う。片腕が実験のせいで蟹の腕になっている。

補足 編集

内容は古典的な形式を踏襲したカートゥーンらしいドタバタコメディとなっている。

終盤には、アイスクリーム運送のナンバー1(ナイジェル・ウノ)によく似たメガネの配達員が登場する。声はナンバー1と同じ鈴木正和が担当している

なお、ギリギリ教授は後にKND本編の大雪の日をつくれお節介はやめろ!に再登場している。