ケラニヤシンハラ語: කැලණිය, タミル語: களனி, 英語: Kelaniya)は、スリランカの都市コロンボの郊外に位置する地区。ケラニ川の土手に築かれたケラニヤ寺院(マハー・ラジャ・ヴィハーラ)や、ケラニヤ大学が有名。

ケラニヤ

කැලණිය
களனி
Kelaniya
ケラニヤ寺院
ケラニヤの位置(スリランカ内)
ケラニヤ
ケラニヤ
座標:北緯06度57分24秒 東経79度55分14秒 / 北緯6.95667度 東経79.92056度 / 6.95667; 79.92056座標: 北緯06度57分24秒 東経79度55分14秒 / 北緯6.95667度 東経79.92056度 / 6.95667; 79.92056
スリランカの旗 スリランカ
西部州
ガンパハ県
等時帯 UTC+5:30 (スリランカ標準時)
市外局番 011

歴史的・文化的重要性 編集

ケラニヤは古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』やスリランカの叙事詩『マハーワンサ』において言及されている。マハーワンサにおいては釈迦がこの地を訪れ、ケラニ川で沐浴したとされる[1]

 
ケラニヤ寺院の彫刻

聖地マハー・ラジャ・ヴィハーラは寺の内部にある美しい絵画や彫刻で有名であり、1月のペラヘラ祭には数多くの仏教徒が訪れる。

交通 編集

コロンボキャンディを結ぶ高規格道路A1ハイウェイが通っている。また、メインラインのケラニヤ駅が設けられている。

教育 編集

国立ケラニヤ大学がA1ハイウェイの近くに立地している。

脚注 編集

  1. ^ マハーラジャビハーラとは”. コトバンク. 2020年12月20日閲覧。