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コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス

コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス株式会社は、コカ・コーラのボトラーである。本店を福岡市東区に置き、本社機能は東京都港区に置く。

コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス株式会社
Coca-Cola Bottlers Japan Holdings Inc.
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社
市場情報
略称 コカ・コーラBJH
本社所在地 日本の旗 日本
107-6211
東京都港区赤坂九丁目7番1号
ミッドタウン・タワー
本店所在地 812-8650
福岡県福岡市東区箱崎七丁目9番63号
設立 1960年12月20日
(日米飲料株式会社)
業種 食料品
法人番号 4290001002946
事業内容 グループ経営管理事業および資産管理事業
代表者 代表取締役社長 カリン・ドラガン
資本金 152億3,100万円
発行済株式総数 206,268,593株
売上高 927,307百万円(2018年12月期)
営業利益 14,682百万円(2018年12月期)
総資産 877,472百万円(2018年12月31日)
従業員数 17,100人(2018年12月31日時点・連結)
決算期 12月31日
会計監査人 新日本有限責任監査法人
主要株主 日本コカ・コーラ株式会社 15.2%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 3.7%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 3.4%
東洋製罐グループホールディングス株式会社 3.1%
公益財団法人市村清新技術財団 2.9%
薩摩酒造株式会社 2.6%
株式会社千秋社 2.2%
コカ・コーラ ホールディングズ・ウエストジャパン・インク 2.2%
三菱重工機械システム株式会社 2.1%
株式会社MCAホールディングス 1.9%
(2018年12月)
主要部門 飲料事業、ヘルスケア・スキンケア事業
主要子会社 コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社
キューサイ株式会社
外部リンク https://www.ccbj-holdings.com/
特記事項:2017年4月1日、コカ・コーラウエストとコカ・コーライーストジャパンの経営統合により、コカ・コーラウエスト株式会社から商号変更。
2018年1月1日、現商号に変更。
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関東地方東海地方南東北近畿地方中国地方四国地方九州地方沖縄県を除く)を統括するコカ・コーラボトラーズジャパンを完全子会社としており、1都2府35県をカバーしている。

目次

概要編集

統合2社の生い立ち編集

日本の清涼飲料メーカーは、少子高齢化などの影響で成長が見込めにくい上、同業他社との経営競争が激しい為、経営基盤を強化することを念頭に統合や合併などを繰り返してきた[1]。特に日本のコカコーラボトラーは1990年代以降、効率化やコスト削減などの目的[2]から、日本国内のボトラー間でも再編の機運が高まった。その中でコカ・コーライーストジャパンとコカ・コーラウエストは、各地に点在していたボトラーの合併を繰り返して誕生した。

コカ・コーライーストジャパンは、2013年7月1日に、関東東海地方を営業基盤とするコカ・コーラボトラー4社(コカ・コーラ セントラル ジャパン(初代)、東京コカ・コーラボトリング東京〉、三国コカ・コーラボトリング埼玉群馬新潟〉、利根コカ・コーラボトリング千葉茨城栃木〉)の経営を持株会社方式で統合。神奈川山梨静岡の3県を担当していた富士コカ・コーラボトリングと、愛知岐阜三重東海3県を担当していた中京コカ・コーラボトリングが、2001年6月に統合し誕生した「コカ・コーラ セントラルジャパン(初代)」が他の3社を株式交換で完全子会社化するとともに、セントラルジャパン(初代)の事業部門を新設会社の「コカ・コーラ セントラルジャパン(2代目)」に新設分割。持株会社となったセントラルジャパン(初代)が、社名を「コカ・コーライーストジャパン」に変更し誕生[3]2015年4月1日には、仙台コカ・コーラボトリングを株式交換方式により事業統合し、南東北宮城山形福島)が担当区域に加わり、現在に至る。

コカ・コーラウエストは、福岡佐賀長崎九州北部を担当していた北九州コカ・コーラボトリング1999年7月1日中国地方広島鳥取島根岡山山口)を担当していた山陽コカ・コーラボトリングを合併して商号変更したコカ・コーラウエストジャパンが母体。2005年には、近畿地方京阪神地域(大阪京都兵庫)を担当していた近畿コカ・コーラボトリングとその子会社で近畿東南部(奈良滋賀和歌山)を担当していた三笠コカ・コーラボトリングと包括的な業務提携契約を結ぶことで合意し、2006年7月1日に、コカ・コーラウエストジャパンが持株会社化したコカ・コーラウエストホールディングスの傘下になる形で経営統合した。この統合により近畿地方・中国地方・九州北部を管轄する巨大ボトラーとなり、事業規模でもサントリーに次ぐ国内清涼飲料販売第2位となる。2009年1月1日、北九州・山陽・近畿のボトラー子会社3社を吸収合併し、コカ・コーラウエストに商号変更して一般事業会社となった。さらに2013年には九州中南部(熊本大分宮崎鹿児島)を担当していた南九州コカ・コーラボトリングを統合、2015年には四国香川徳島愛媛高知)を担当する四国コカ・コーラボトリングを完全子会社とする[4]。これにより、近畿・中四国・九州(沖縄を除く)の西日本22府県を統括するコカ・コーラボトラーとなった。また、青汁で知られる食品加工品会社・キューサイも旧コカ・コーラウエストの子会社の一つ(2010年に買収・子会社化)である[5]

統合までの経緯編集

2016年4月26日にコカ・コーライーストジャパンとコカ・コーラウエストの両社が経営統合に向けた協議を開始することに合意[6][7][8]。その後、詳細の協議を経て、同年9月30日に、翌2017年4月に持株会社『コカ・コーラボトラーズジャパン』の下で経営統合することが正式に発表された。統合後のグループ売上高は約1兆円と、サントリー食品インターナショナルの国内事業売上高を抜いて首位となる。これにより、1都2府35県をカバーし売上高1兆円、国内のコカ・コーラ商品の9割を網羅する巨大ボトラーグループが誕生する。

統合の形式については、コカ・コーラウエスト(初代)がコカ・コーライーストジャパンを株式交換により完全子会社にし、且つ自社事業は会社分割により設立する子会社の新CCW設立準備株式会社に承継させ、自身は持株会社となることとした。同時にコカ・コーラウエスト(初代)が「コカ・コーラボトラーズジャパン」へ、新CCW設立準備株式会社が「コカ・コーラウエスト(二代)」へ商号変更する。「コカ・コーラボトラーズジャパン」の本社機能は東京に、本店はコカ・コーラウエストの本社所在地である福岡県福岡市に置くことを予定。福岡に本店を置く企業としては、九州電力トヨタ自動車九州に次ぐ3社目の1兆円企業となる。取締役は代表取締役2名を含む9名で構成し、2社にザ コカ・コーラカンパニーを加えた3社がバランス良く取締役候補者を選出することとされた[9][10]

またコカ・コーラウエストは、スポーツチーム2球団(コカ・コーラレッドスパークス=ラグビージャパンラグビートップリーグ所属 本拠地:福岡市[11])、コカ・コーラレッドスパークス=ホッケーホッケー日本リーグ女子1部リーグ所属 本拠地:広島市[12]))の親会社を務めているが、この2球団についても統合後もスポンサーに就くとしている。このほか、コカ・コーラウエストは2016年からプロ野球福岡ソフトバンクホークスの左袖ユニフォームのスポンサーを務めているが、これについても2017年シーズン以降も継続されている。

2017年4月1日、経営統合が実施され、持株会社となった「コカ・コーラボトラーズジャパン」の傘下に、コカ・コーライーストジャパンとコカ・コーラウエスト(二代)が置かれる体制となった。「コカ・コーラボトラーズジャパン」の代表取締役社長にはコカ・コーラウエスト(初代)の社長であった吉松民雄が就任(留任)し、代表取締役副社長 最高財務責任者(CFO) 兼ゼネラルマネジャー トランスフォーメーションにはコカ・コーライーストジャパンの副社長執行役員であったヴィカス・ティク(ザ コカ・コーラカンパニーのアジアパシフィックグループ最高財務責任者(CFO)などを歴任)が就任した[13]

この結果、日本におけるコカコーラのボトラーは、コカ・コーラボトラーズジャパンの他、北海道を担当する北海道コカ・コーラボトリング青森県秋田県岩手県北東北3県を担当するみちのくコカ・コーラボトリング富山県石川県福井県長野県北信越4県を担当する北陸コカ・コーラボトリング沖縄県を担当する沖縄コカ・コーラボトリングの5社体制となった。

統合後の経緯編集

2018年1月1日付で事業再編を実施し、「コカ・コーラボトラーズジャパン」の商号を「コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス」へ変更した他、コカ・コーライーストジャパンを存続会社として、コカ・コーラウエスト並びに四国コカ・コーラボトリングを吸収合併した上で、コカ・コーライーストジャパンの商号を「コカ・コーラボトラーズジャパン(二代)」へ変更した[14]。 2018年度決算から日本基準に代えて国際財務報告基準(IFRS)の適用を開始

2019年2月14日付で、代表取締役の異動と取締役会体制の変更を発表。コカ・コーライーストジャパンの社長を務めていたカリン・ドラガン氏が代表取締役社長に、執行役員財務本部長のビヨン・ウルゲネス氏が代表取締役副社長兼最高財務責任者に就任するとともに、取締役体制を大幅に変更することを発表。同時に、45歳以上の従業員を対象とした希望退職プログラムを実施することを発表。4月16日に950名が同プログラムにより退職することを発表した。 [15][16][17]

沿革編集

コカ・コーライーストジャパン編集

コカ・コーラウエスト(初代)編集

  • 1960年12月 - 福岡市にて、日米飲料株式会社として設立。
  • 1963年3月 - 日米飲料株式会社から日米コカ・コーラボトリング株式会社に商号変更。
  • 1973年7月 - 日米コカ・コーラボトリング株式会社から北九州コカ・コーラボトリング株式会社に商号変更。
  • 1999年7月 - 山陽コカ・コーラボトリング株式会社を吸収合併し、北九州コカ・コーラボトリング株式会社からコカ・コーラウエストジャパン株式会社(CCWJ)に商号変更。
  • 2001年4月 - 三笠コカ・コーラボトリング株式会社(三笠CCBC)の株式を取得し、子会社化。
  • 2006年7月 - 会社分割により完全子会社(新)コカ・コーラウエストジャパン株式会社(新CCWJ)を設立し、同時に(旧)コカ・コーラウエストジャパン株式会社からコカ・コーラウエストホールディングス株式会社(CCWH)に商号変更。そして、株式交換により近畿コカ・コーラボトリング株式会社(近畿CCBC)を完全子会社化(実質的にCCWJと近畿CCBCの共同持株会社設立による経営統合)。
  • 2007年4月 - 南九州コカ・コーラボトリング株式会社と資本業務提携。第三者割当増資により株式を取得し、同社を持分法適用関連会社化。
  • 2009年1月1日 - 子会社であるCCWJ、近畿CCBC、三笠CCBCの3社を吸収合併し、コカ・コーラウエストに商号変更。
  • 2010年8月30日 - 青汁で知られる食品メーカーキューサイを買収することを発表[27]
  • 2013年4月1日 - 株式交換により、南九州コカ・コーラボトリング株式会社を完全子会社とする[28]
  • 2014年1月1日 - 南九州コカ・コーラボトリング株式会社を吸収合併。
  • 2015年4月 - 四国コカ・コーラボトリングを完全子会社とする[4]。これにより、近畿・中四国・九州の西日本22府県を統括するコカ・コーラボトラーになる。
  • 2016年1月1日 - 完全子会社でミネラルウォーター専業のコカ・コーラウエスト大山プロダクツを吸収合併、同時に会社分割によって大山社の事業を製造子会社のコカ・コーラウエストプロダクツに移管[29]

コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス編集

  • 2016年
  • 2017年
    • 2月6日 - 「コカ・コーラボトラーズジャパン」の役員人事が発表される。
    • 4月1日 - コカ・コーラウエストがコカ・コーライーストジャパンを完全子会社化した上で、持株会社「コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社」となる。これと同時に、コカ・コーラウエスト(初代)の事業を引き継いだ新CCW設立準備株式会社が「コカ・コーラウエスト株式会社」(二代)となる。コカ・コーラボトラーズジャパンとザ コカ・コーラカンパニー及び日本コカ・コーラとの間のボトラー契約が発効し、コカ・コーラボトラーズジャパンがコカ・コーラウエスト、コカ・コーライーストジャパン、四国コカ・コーラボトリングの3社へボトラー事業を委任する形態となる[30]
  • 2018年
    • 1月1日 - 商号を「コカ・コーラボトラーズジャパン」から「コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス株式会社」へ変更。同時にコカ・コーライーストジャパンを存続会社として、コカ・コーラウエスト(二代)、四国コカ・コーラボトリング、コカ・コーラウエストプロダクツ、コカ・コーラウエスト販売機器サービス、および、コカ・コーラビジネスソーシングを吸収合併した上で、コカ・コーライーストジャパンの商号を「コカ・コーラボトラーズジャパン」(二代)へ変更[14]

脚注・出典編集

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  1. ^ コカ・コーラ、東日本4販社を13年7月に統合 合理化で競争力向上(2012年12月14日 日本経済新聞 同12月15日閲覧)
  2. ^ 喉とともに「人と人をうるおす」ボトラー。「コカ・コーラCJ」の地域密着事業 ヨコハマ経済新聞 2006年10月17日
  3. ^ コカ・コーラ セントラル ジャパン株式会社、三国コカ・コーラボトリング株式会社、東京コカ・コーラボトリング株式会社と利根コカ・コーラボトリング株式会社の4社経営統合に関する統合契約および株式交換契約の締結、ならびにコカ・コーラ セントラル ジャパン株式会社の会社分割および商号変更等についてのお知らせ
  4. ^ a b 四国コカ・コーラボトリング株式会社の株式の取得(完全子会社化)に関するお知らせ - 平成27年4月30日
  5. ^ キューサイ株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ - 2010年8月30日閲覧
  6. ^ コカ・コーライーストジャパン株式会社とコカ・コーラウエスト株式会社の経営統合に関する基本合意書の締結について - コカ・コーライーストジャパン/コカ・コーラウエスト共同ニュースリリース、2016年4月26日配信・2016年5月5日閲覧。
  7. ^ コカ・コーラ再編、「1兆円ボトラー」の衝撃度 - [東洋経済]オンライン、2016年4月26日配信・2016年5月5日閲覧
  8. ^ コカ・コーライーストとウエストが経営統合へ - ITmedia ビジネスオンライン 2016年4月26日配信、2016年5月5日閲覧
  9. ^ コカ・コーラ東西統合を発表 アジアに攻勢、九州から日本経済新聞 2016年10月1日
  10. ^ コカ・コーラウエストとコカ・コーライーストジャパン経営統合契約の締結を発表「コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社」が2017年4月1日(予定)に誕生 - コカ・コーライーストジャパン/コカ・コーラウエスト共同発表、2016年9月30日配信・同10月2日閲覧。
  11. ^ 元「日米コカコーララグビー部」→「北九州コカコーラボトリングラグビー部」
  12. ^ 元「山陽コカコーラボトリング女子ホッケー部」
  13. ^ コカ・コーラウエスト統合会社、副社長にティク氏内定 福岡産経新聞 2017年2月7日
  14. ^ a b コカ・コーラ ボトラーズジャパングループの新法人体制に関するお知らせ コカ・コーラボトラーズジャパン 2017年12月6日
  15. ^ 代表取締役の異動および次期取締役体制に関するお知らせ
  16. ^ 希望退職プログラム(希望退職者の募集)の実施について
  17. ^ 希望退職者の募集の結果に関するお知らせ
  18. ^ 当社グループの製造会社間の合併に関するお知らせ
  19. ^ グループ会社の株式譲渡に関するお知らせ
  20. ^ 製造、物流、機器メンテナンス会社合併のお知らせ
  21. ^ 連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ
  22. ^ ワールドクラスをめざすコカ・コーライーストジャパン、仙台コカ・コーラボトリング株式会社との事業統合を発表
  23. ^ コカ・コーライーストジャパングループ 2015年4月にグループ会社をさらに統合
  24. ^ 仙台コカ・コーラの事業統合とグループ会社の集約を完了
  25. ^ 連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ - コカ・コーライーストジャパン公式ウェブサイト、2015年6月15日配信・2016年5月8日閲覧
  26. ^ 連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ - コカ・コーライーストジャパン公式ウェブサイト、2016年5月13日配信・2016年10月2日閲覧
  27. ^ キューサイ株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ - 2010年8月30日閲覧
  28. ^ コカ・コーラウエスト株式会社による南九州コカ・コーラボトリング株式会社の株式交換による完全子会社化に関するお知らせ - 2013年7月1日閲覧
  29. ^ 当社子会社との合併(簡易合併・略式合併)および当社子会社間の会社分割に関するお知らせ - 平成27年4月30日
  30. ^ コカ・コーラボトラーズジャパン2017年度第二四半期報告書P.2

外部リンク編集