コパ・アメリカ2024
コパ・アメリカ2024(西: Copa América 2024)は、2024年6月20日から7月14日にかけてアメリカ合衆国で開催され[1]、南米サッカー連盟(CONMEBOL)主催の大陸選手権コパ・アメリカの第48回大会であった。当初は2023年に開催予定だったが、UEFA欧州選手権同様、開催をFIFAワールドカップの開催されない偶数年に変更することが報じられている[2]。アメリカでの開催は100周年記念特別大会だった2016年のコパ・アメリカ・センテナリオ以来。開幕戦はジョージア州アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアム、決勝はフロリダ州マイアミガーデンズのハードロック・スタジアムで開催された。
コパ・アメリカ2024 CONMEBOL Copa América USA 2024 | |
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大会概要 | |
開催国 | アメリカ合衆国 |
日程 | 2024年6月20日 - 7月14日 |
チーム数 | 16 (2連盟) |
開催地数 | 14 (14都市) |
大会結果 | |
優勝 | アルゼンチン (16回目) |
準優勝 | コロンビア |
3位 | ウルグアイ |
4位 | カナダ |
大会統計 | |
試合数 | 32試合 |
ゴール数 |
70点 (1試合平均 2.19点) |
総入場者数 |
1,571,878人 (1試合平均 49,121人) |
得点王 | ラウタロ・マルティネス(5点) |
最優秀選手 | ハメス・ロドリゲス |
最優秀 ゴールキーパー | エミリアーノ・マルティネス |
フェアプレー賞 | コロンビア |
< 20212028 > |
開催国
編集当初は持ち回りでエクアドルが開催予定であったが、2022年11月、同国は大会の開催を辞退した。2023年1月27日、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)とCONMEBOLの新たな戦略的パートナーシップの一環として、2023-24 CONCACAFネーションズリーグに出場するチームのうち6つのチームが出場し、アメリカで大会を開催することが発表された[4]。
プレーインラウンド
編集CONMEBOLとCONCACAFの協定により、CONCACAFから6チームが本大会に加わることとなった[4]。2023-24 CONCACAFネーションズリーグ準々決勝の勝者4チームが本大会への出場権を獲得し、準々決勝で敗れたチームはプレーインラウンドで対戦することになった。
カナダがグループステージ進出
コスタリカがグループステージ進出
出場国
編集大会はCONMEBOL加盟の10チームおよびCONCACAFネーションズリーグの上位6チーム。
CONMEBOL(10チーム) | CONCACAF(6チーム) |
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抽選
編集シード順
編集抽選会では、ポット1の4チームがそれぞれのグループに事前シードされ、次のように決定された。
- コパ・アメリカ王者のアルゼンチンはグループAにシードされた。
- CONCACAFゴールドカップ2023の王者であるメキシコは、グループBにシードされた。
- 2023年10月のFIFAランキングでCONCACAFの最高位のアメリカは、グループCにシードされた。
- FIFAランキングでCONMEBOLの2位につけているブラジルは、グループDにシードされた。
残りの12チームは、2023年10月のFIFAランキングに従ってポット2から4に配置され、抽選の時点ではまだ決定されていない2つのCONCACAFプレーインラウンド勝者チームは、それぞれ自動的にポット4に配置された[5]。
ポット1 | ポット2 | ポット3 | ポット4 |
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抽選結果
編集
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開催地
編集ニュージャージー州 イーストラザフォード |
テキサス州 アーリントン |
ミズーリ州 カンザスシティ |
ノースカロライナ州 シャーロット |
テキサス州 ヒューストン |
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メットライフ・スタジアム | AT&Tスタジアム | GEHAフィールド・アット・アローヘッド・スタジアム | バンク・オブ・アメリカ・スタジアム | NRGスタジアム |
収容人数: 82,566人 | 収容人数: 80,000人 | 収容人数: 76,416人 | 収容人数: 74,867人 | 収容人数: 72,220人 |
ジョージア州 アトランタ |
カリフォルニア州 サンタクララ | |||
メルセデス・ベンツ・スタジアム | リーバイス・スタジアム | |||
収容人数: 71,000人 | 収容人数: 68,500人 | |||
カリフォルニア州 イングルウッド |
フロリダ州 マイアミガーデンズ | |||
SoFiスタジアム | ハードロック・スタジアム | |||
収容人数: 70,240人 | 収容人数: 64,767人 | |||
アリゾナ州 グレンデール |
ネバダ州 パラダイス |
フロリダ州 オーランド |
テキサス州 オースティン |
カンザス州 カンザスシティ |
ステートファーム・スタジアム | アレジアント・スタジアム | エクスプロリア・スタジアム | Q2スタジアム | チルドレンズ・マーシー・パーク |
収容人数: 63,400人 | 収容人数: 61,000人 | 収容人数: 25,500人 | 収容人数: 20,738人 | 収容人数: 18,467人 |
グループステージ
編集各組上位2チームが決勝トーナメントに進出する。
順位決定方式
編集グループステージにおけるチームの順位は以下のように決定される(規則第24条)[5]。
- グループの全試合で獲得したポイント(勝利で3ポイント、引き分けで1ポイント、敗北で0ポイント)
- グループ全試合の得点差
- グループ全試合で獲得したゴール数
- 当該チーム間の直接対戦による勝点
- 当該チーム間の直接対戦による得点差
- 当該チーム間の直接対戦によるゴール数
- レッドカードの多少
- イエローカードの多少
- 抽選
グループA
編集順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権 |
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1 | アルゼンチン | 3 | 3 | 0 | 0 | 5 | 0 | +5 | 9 | ノックアウトステージ進出 |
2 | カナダ | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | −1 | 4 | |
3 | チリ | 3 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | −1 | 2 | |
4 | ペルー | 3 | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 | −3 | 1 |
グループB
編集順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ベネズエラ | 3 | 3 | 0 | 0 | 6 | 1 | +5 | 9 | ノックアウトステージ進出 |
2 | エクアドル | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 3 | +1 | 4 | |
3 | メキシコ | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 4 | |
4 | ジャマイカ | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | 7 | −6 | 0 |
順位の決定基準: 順位決定方法
グループC
編集順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ウルグアイ | 3 | 3 | 0 | 0 | 9 | 1 | +8 | 9 | ノックアウトステージ進出 |
2 | パナマ | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | 5 | +1 | 6 | |
3 | アメリカ合衆国 (H) | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | 3 | 0 | 3 | |
4 | ボリビア | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | 10 | −9 | 0 |
グループD
編集順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権 |
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1 | コロンビア | 3 | 2 | 1 | 0 | 6 | 2 | +4 | 7 | ノックアウトステージ進出 |
2 | ブラジル | 3 | 1 | 2 | 0 | 5 | 2 | +3 | 5 | |
3 | コスタリカ | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 4 | −2 | 4 | |
4 | パラグアイ | 3 | 0 | 0 | 3 | 3 | 8 | −5 | 0 |
ブラジル | 1 - 1 | コロンビア |
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レポート (CONMEBOL) レポート (CONCACAF) |
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ノックアウトステージ
編集ノックアウトステージでは、90分終了時点で同点の場合は即PK戦で勝者を決める。決勝のみ90分終了時点で同点の場合は30分の延長戦。それでも決着がつかない場合はPK戦で勝者を決める[5]。
進出チーム
編集4つの各グループから上位2チームが以下の通りノックアウトステージに進出した。
グループ | グループ1位 | グループ2位 |
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A | アルゼンチン | カナダ |
B | ベネズエラ | エクアドル |
C | ウルグアイ | パナマ |
D | コロンビア | ブラジル |
トーナメント表
編集準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
7月4日 – ヒューストン | ||||||||||
アルゼンチン (p) | 1 (4) | |||||||||
7月9日 – イーストラザフォード | ||||||||||
エクアドル | 1 (2) | |||||||||
アルゼンチン | 2 | |||||||||
7月5日 – アーリントン | ||||||||||
カナダ | 0 | |||||||||
ベネズエラ | 1 (3) | |||||||||
7月14日 – マイアミガーデンズ | ||||||||||
カナダ (p) | 1 (4) | |||||||||
アルゼンチン (延長) | 1 | |||||||||
7月6日 – パラダイス | ||||||||||
コロンビア | 0 | |||||||||
ウルグアイ (p) | 0 (4) | |||||||||
7月10日 – シャーロット | ||||||||||
ブラジル | 0 (2) | |||||||||
ウルグアイ | 0 | |||||||||
7月6日 – グレンデール | ||||||||||
コロンビア | 1 | 3位決定戦 | ||||||||
コロンビア | 5 | |||||||||
7月13日 – シャーロット | ||||||||||
パナマ | 0 | |||||||||
カナダ | 2 (3) | |||||||||
ウルグアイ (p) | 2 (4) | |||||||||
準々決勝
編集アルゼンチン | 1 - 1 | エクアドル |
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レポート (CONMEBOL) レポート (CONCACAF) |
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PK戦 | ||
4 - 2 |
ベネズエラ | 1 - 1 | カナダ |
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レポート (CONMEBOL) レポート (CONCACAF) |
|
PK戦 | ||
3 - 4 |
準決勝
編集3位決定戦
編集決勝
編集ハードロック・スタジアムの門にサポーターが殺到したため、コパ・アメリカ決勝戦は当初30分遅れとなり、最終的には予定より90分近く遅れて開始された[6]
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マン・オブ・ザ・マッチ アンヘル・ディ・マリア 副審
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優勝国
編集コパ・アメリカ2024優勝国 |
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アルゼンチン 2大会連続16回目 |
総合順位
編集順位 | チーム | 成績 | 試
合 |
勝
利 |
引
分 |
敗
戦 |
PK
勝 |
PK
敗 |
勝
点 |
得
点 |
失
点 |
点
差 |
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1 | アルゼンチン | 優勝 | 6 | 5 | 1 | 0 | 1 | 0 | 16 | 9 | 1 | +8 |
2 | コロンビア | 準優勝 | 6 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 13 | 12 | 3 | +9 |
3 | ウルグアイ | 3位 | 6 | 3 | 2 | 1 | 2 | 0 | 11 | 11 | 4 | +7 |
4 | カナダ | 4位 | 6 | 1 | 3 | 2 | 1 | 1 | 6 | 4 | 7 | -3 |
5 | ベネズエラ | ベスト8 | 4 | 3 | 1 | 0 | 0 | 1 | 10 | 7 | 2 | +5 |
6 | ブラジル | 4 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1 | 6 | 5 | 2 | +3 | |
7 | パナマ | 4 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 6 | 10 | -4 | |
8 | エクアドル | 4 | 1 | 2 | 1 | 0 | 1 | 5 | 5 | 4 | +1 | |
9 | メキシコ | グループステージ敗退 | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 | 1 | 1 | 0 |
10 | コスタリカ | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 | 2 | 4 | -2 | |
11 | アメリカ合衆国 | 3 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 3 | 3 | 0 | |
12 | チリ | 3 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | -1 | |
13 | ペルー | 3 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | -3 | |
14 | パラグアイ | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | -5 | |
15 | ジャマイカ | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | -6 | |
16 | ボリビア | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 10 | -9 |
論争やトラブル
編集ピッチにまつわる論争
編集今大会のスタジアムのピッチの大きさと芝生の面積について、選手や監督を中心に論争が巻き起こった[7]。スタジアムの多くがアメリカンフットボールでも試合開催される為、FIFAの標準である115ヤード(105メートル)×74ヤード(68メートル)よりも小さく、試合内容や結果に影響を与え、ロースコアの試合が増える可能性が高いと報告された[7]。またスタジアムの芝は、自然に育ったものではなく、特別に選ばれた苗床で栽培された芝生で、それを運んで人工芝の上にパッチ状に敷き詰め、縫い合わせたもので、この芝の準備は数か月前から始まっていたが、メルセデスベンツスタジアムでの開幕戦の芝は、試合日のわずか3日前に用意されたものだった[7]。
大会開幕戦のアルゼンチン対カナダ戦の試合後のインタビューでは、リオネル・スカローニとエミリアーノ・マルティネスが不満を訴え、スカローニは試合前にピッチを変えた事によって試合内容に影響が及んだと述べ、マルティネスはピッチが非常に凸凹としており、改善しなければ、コパ・アメリカが同時期に開催されていたEURO2024よりも低いレベルに見られてしまうと述べた[7][8]。
グループステージのペルー対チリ戦では、ペルーのルイス・アドビンクラがアキレス腱を負傷したが、監督のホルヘ・フォサッティ監督は、負傷の原因はAT&Tスタジアムの芝にあると述べ、ピッチの表面が少し硬いと語っている[9]。ヴィニシウス・ジュニオール、カマル・ミラー、ハメス・ロドリゲス、リカルド・ガレカもピッチについて不満を訴えた[10][11][12]。
出場国の選手や監督が不満を訴える一方で、CONMEBOLは大会前からの準備にも問題はないと擁護するコメントを述べている[12]。
チケット価格の高騰
編集ファンからは今大会のチケット価格は、過去の大会と比較しても高額であるという声が聞かれており[13]、今大会の開催国であるアメリカでの公式および非公式のチケット転売が盛んに行われた[13]。オンライン上でのチケット転売サイトのTickPickは、今大会のグループステージの試合チケットの平均購入価格は187ドルで、2016年の116ドルから61%増加していると報告している[13]。グループステージの試合で最も高価なチケット価格となったのはアルゼンチンとペルーの試合で、平均購入価格は478ドルに達した[13]。決勝戦のチケットは、TickPick、TicketIQ、SeatGeekといった、オンライン上で売買及び転売が行われるサイトのデータによると、最低価格はこれらのサイト全体で平均2127ドルで、平均価格は4024ドル、TicketIQは最高価格は66765ドルであると報告している[14]。大会を通じてチケット価格が高騰した為、いくつかの試合で観客数が少なくなった[13][15]。
誤審および審判の判定を巡る論争
編集グループステージのアメリカ対ウルグアイでは、マティアス・オリベラのゴールが決勝点となってウルグアイが勝利したが、このゴール判定を巡って長時間のVARレビューが行われ、ゴールが認められたものの、この判定については議論が生じた起きた[16][17]。32分には主審のケヴィン・オルテガがクリス・リチャーズにイエローカードを提示しているが、その際ウルグアイは素早くフリーキックを蹴ってリスタートしようとしたが、オルテガ主審はカードを提示する為に腕を完全に伸ばす前に、もう片方の腕を上げてプレー続行の合図を示した[16]。前述の通り試合はアメリカが敗れたが、クリスチャン・プリシッチは試合中ずっとオルテガ主審に対して苛立ちを見せ、試合終了のホイッスル後、プリシッチはオルテガと握手することを拒否した[16]。また、監督のグレッグ・バーホルターも試合後のインタビューでオルテガ主審の判定について不満を述べた[16]。
ブラジル対コロンビア戦では、ペナルティエリア内で突破を図ったブラジルのヴィニシウス・ジュニオールが、コロンビアのダニエル・ムニョスに倒された場面で、VARの結果、ムニョスのプレーはノーファウルだったと主審のヘスス・バレンズエラは判定を下したが、後にこの判定は誤審であったとCONMEBOLが認めた[18][19]。
ウルグアイ対コロンビア戦でのトラブル、騒動
編集準決勝のウルグアイ対コロンビア戦試合終了後には、ウルグアイの選手とコロンビアのサポーターとの間でトラブルが発生した[20][21][22]。ダルウィン・ヌニェスやロナルド・アラウホら複数の選手達が、スタンドのコロンビアサポーターと乱闘を繰り広げた[20][21]。ホセ・マリア・ヒメネスはスタンドには家族や友人がおり、その近くの場所で起きた為に守る必要があったと述べ、現場に警官が到着するまで時間がかかった点について警備面の不備も指摘した[20]。この事態を受け、CONMEBOLは調査に乗り出すと表明している[20][21][22]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “24年コパ・アメリカ、米国開催に決定”. AFPBB News (2023年1月28日). 2023年12月14日閲覧。
- ^ “USA, Mexico and two Euro giants could play in 2019 Copa America in Brazil” (英語). CBSスポーツ. (2017年5月10日) 2023年12月14日閲覧。
- ^ “KO遅延、初のHTショー、メッシ涙の負傷交代…“異例”のコパ決勝でアルゼンチンが連覇達成!史上最多16回目の優勝”. Goal.com (2024年7月15日). 2024年7月15日閲覧。
- ^ a b “CONMEBOL and Concacaf sign strategic collaboration agreement”. CONCACAF. 2024年6月22日閲覧。
- ^ a b c “CONMEBOL Copa America 2024 Regulations”. CONMEBOL. 2024年6月22日閲覧。
- ^ a b Carlisle, Jeff. “Copa América final start delayed 30 minutes after fans rush gates”. ABC News. 2024年7月14日閲覧。
- ^ a b c d “Copa America 2024: Smaller US grounds, poor quality of surface hamper tournament”. SPORTSTAR. 2024年7月9日閲覧。
- ^ “アルゼンチン代表の監督と選手がコパ・アメリカ開幕戦のピッチに苦言 「ボールが転がる代わりに跳ねる」”. サッカーキング. 2024年6月21日閲覧。
- ^ “Copa America 2024: Poor ground surfaces, injury concerns & player complaints”. KHELNOW. 2024年7月11日閲覧。
- ^ “Copa America 2024: Conmebol defends pitches after criticism”. ESPN. 2024年7月1日閲覧。
- ^ “Why field conditions at Copa America are causing concern: ‘It’s not normal grass’”. The Athletic. 2024年6月23日閲覧。
- ^ a b “Will Copa América's poor U.S. pitches affect 2026 World Cup?”. ESPN. 2024年7月8日閲覧。
- ^ a b c d e “High Copa América Ticket Prices Led To Many Empty Seats”. Forbes. 2024年7月10日閲覧。
- ^ “Copa América Final Tickets Start At Over $2,000—Here Are The Event’s Cheapest Tickets”. Forbes. 2024年7月11日閲覧。
- ^ “Why do Copa América games have empty seats? It’s about more than ticket prices”. yahoosport. 2024年6月26日閲覧。
- ^ a b c d “Copa América: USA captain Pulisic 'can't accept' ref's calls”. ESPN. 2024年7月2日閲覧。
- ^ “VAR Review: Why Uruguay's goal vs. United States was onside”. ESPN. 2024年7月2日閲覧。
- ^ “ブラジルに与えられるべきだったPK…南米サッカー連盟が誤審を認める”. ゲキサカ,グローボ. 2024年7月6日閲覧。
- ^ “CONMEBOL admits Brazil VAR error in Copa America”. WORLD SOCCER TALK. 2024年7月3日閲覧。
- ^ a b c d “試合後にヌニェスらが観客と乱闘騒動…コパ・アメリカ主催者が声明「いかなる暴力も強く非難する」”. サッカーキング. 2024年7月11日閲覧。
- ^ a b c “「大惨事だ。警官はいない」衝撃の乱闘、ヌニェスらウルグアイ選手がファンと殴り合い! 試合はコロンビアに0-1敗戦【コパ・アメリカ】”. サッカーダイジェストweb. 2024年7月11日閲覧。
- ^ a b “ウルグアイ選手と相手サポの衝突、南米サッカー連盟が調査開始”. 時事通信. 2024年7月12日閲覧。