コルドバ歴史地区(コルドバれきしちく)は、後ウマイヤ朝の都であったコルドバにある世界遺産(文化遺産)地域(ID313)。メスキータやローマ橋などの建造物とユダヤ人街が登録されている。

世界遺産 コルドバ歴史地区
スペイン
グアダルキビール川から望む対岸のメスキータ
グアダルキビール川から望む対岸のメスキータ
英名 Historic Centre of Cordoba
仏名 Centre historique de Cordoue
登録区分 文化遺産
登録基準 (1),(2),(3),(4)
登録年 1984年(ID313)
拡張年 1994年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
地図
コルドバ歴史地区の位置
使用方法表示

後ウマイヤ朝時代、メスキータモスクとして建てられ、市の中心であった。その後レコンキスタによりキリスト勢力が失地を回復すると、メスキータの一部は壊され、キリスト教会に改築された。メスキータの窓などはイスラム装飾が残っている。

ユダヤ人街の花の小径は有名。

登録基準 編集

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

ギャラリー 編集

 外部リンク  編集

座標: 北緯37度52分45.1秒 西経4度46分47.0秒 / 北緯37.879194度 西経4.779722度 / 37.879194; -4.779722