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あらすじ編集

香港への出張旅行を終えたベスは、空港で電話をしながら時折咳き込んでいた。風邪の引き始めのようにも見えるが、その2日後に突然はげしい痙攣を起こして意識不明に陥る。彼女の夫であるミッチは彼女を急いで病院に連れて行くが、未知の病気で劇症型脳炎を発症しており、そのまま死亡してしまう。感染が拡大したシカゴは戒厳状態に移行していく。同時に、世界各地で同じように感染拡大が発生する。

自らの命を顧みず感染経路の特定と治療ワクチンの生成に奔走するレオノーラ、エリン、アリー、ワクチン作成に奔走しながらも家族とメディアの板ばさみに遭うエリス、感染の大流行を好機とし詐欺的偽情報で株価を操って金儲けを目論むアラン、娘を感染から守るために奔走するミッチ。それぞれの時間が流れる中、ワクチンの完成と共に次第にパンデミックは収束していく…。

キャスト編集

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製作編集

2010年2月に企画が発表され、1999年の『リプリー』以来となるマット・デイモンジュード・ロウの共演が明らかになった[4]。同月、ケイト・ウィンスレットマリオン・コティヤールの出演が決まった[5]。製作者たちはアメリカ疾病予防管理センター (CDC) や他の感染症の専門家から情報や助言を得た[6]。撮影は2010年9月に香港で始まり[7]、当初はアトランタシカゴミネアポリスドバイ日本スイスイギリスブラジルロシアマレーシアで2011年1月11日までに行われる予定だった[8]。2011年2月にはサンフランシスコで追加撮影が行われた[9]。当初3Dカメラによる撮影が計画されていたが、テストの結果中止された[10]

公開編集

映画は2011年9月3日、第68回ヴェネツィア国際映画祭で初上映された後、アメリカとカナダでは2011年9月9日にIMAXの劇場254館を含む3,222館で公開され、週末3日間で約2,240万ドルを売り上げてランキング1位となった[2]。公開は当初2011年10月21日に予定されていた[11]

本作ははっきりとホラー映画であると宣伝されているわけではないが、ホラーファンからも注目を集めており、出資社の一つパーティシパント・メディアパンデミックへの対処法や実在する「ウイルス・ハンター」の仕事を紹介するキャンペーンを立ち上げている[1][12]

評価編集

映画のレビューを集積するウェブサイトRotten Tomatoesは165個のレビューに基づき、好意的な評価の割合を84%、評価の平均を7.2/10、批評家の総意を「緊張感があり、しっかりと画策され、そして優れたキャストによって支えられた『コンテイジョン』は、際立って洗練された—そして恐ろしい—ディザスター映画である」としている[13]Metacriticは37個の批評に基づき、70/100という「広く好ましい評価」の加重平均値を示している[14]。CinemaScoreの市場調査によると、初日に劇場を訪れた観客の評価はAからFの間で「B-」だった[15]

参考文献編集

  1. ^ a b Cieply, Michael (2011年8月8日). “Steven Soderbergh’s ‘Contagion’ Paints Flu as World Disaster”. The New York Times. http://www.nytimes.com/2011/08/09/movies/steven-soderberghs-contagion-paints-flu-as-world-disaster.html 2011年9月5日閲覧。 
  2. ^ a b c Contagion”. Box Office Mojo. インターネット・ムービー・データベース. 2012年1月12日閲覧。
  3. ^ キネマ旬報」2012年2月下旬決算特別号 211頁
  4. ^ “M・デイモンとJ・ロウが再び共演、ソダーバーグ作品で”. AFPBB News (フランス通信社). (2010年2月10日). http://www.afpbb.com/article/entertainment/movie/2692763/5298080 2011年9月5日閲覧。 
  5. ^ McNary, Dave (2010年2月8日). “Stars line up for Soderbergh project”. Variety (Reed Business Information). http://www.variety.com/article/VR1118014882 2011年9月5日閲覧。 
  6. ^ Contagion (PDF)”. ワーナー・ブラザース. 2011年9月5日閲覧。
  7. ^ Levy, Emanuel (2010年9月1日). “Contagion: Shooting in Honk Kong, Chicago, Atlanta, London, Geneva”. http://www.emanuellevy.com/blog/contagion-shooting-in-honk-kong-chicago-atlanta-london-geneva-2/ 2011年9月5日閲覧。 
  8. ^ Bales, Alan (2010年9月15日). “Open cattle calls for Steven Soderbergh film 'Contagion' background performers”. Los Angeles Examiner (Clarity Digital Group). http://www.examiner.com/acting-auditions-in-los-angeles/open-cattle-calls-for-steven-soderbergh-film-contagion-background-performers 2011年9月5日閲覧。 
  9. ^ Fischer, Russ (2011年2月14日). “New Set Photos From Steven Soderbergh’s ‘Contagion’”. /Film. http://www.slashfilm.com/set-photos-steven-soderberghs-contagion/ 2011年9月5日閲覧。 
  10. ^ Davis, Edward (2011年1月8日). “Steven Soderbergh Confirms April 22nd ‘Haywire’ Release Date, Calls ‘Contagion’ A “Horror””. indieWIRE (AOL). http://blogs.indiewire.com/theplaylist/archives/steven_soderbergh_confirms_april_22nd_haywire_release_date_calls_contagion_/ 2011年9月5日閲覧。 
  11. ^ Subers, Ray (2010年5月14日). “'Final Destination 5,' 'Journey 2,' 'Valentine's Day' Follow-up Snare 2011 Dates”. Box Office Mojo (インターネット・ムービー・データベース). http://www.boxofficemojo.com/news/?id=2775 2011年9月5日閲覧。 
  12. ^ Contagion”. TakePart. パーティシパント・メディア. 2011年9月5日閲覧。
  13. ^ Contagion (2011)”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2011年9月21日閲覧。
  14. ^ Contagion”. Metacritic. CBS Interactive. 2011年9月21日閲覧。
  15. ^ McClintock, Pamela (2011年7月30日). “Box Office Report: Steven Soderbergh's 'Contagion' Winning Weekend Race”. The Hollywood Reporter (Prometheus Global Media). http://www.hollywoodreporter.com/news/box-office-report-steven-soderberghs-233727 2011年9月20日閲覧。 

外部リンク編集