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ゴキブリたちの黄昏 (ゴキブリたちのたそがれ) は、1987年制作の日本のアニメ実写映画である。吉田博昭脚本・監督。

ゴキブリたちの黄昏
Twilight of the Cockroaches
監督 吉田博昭
脚本 吉田博昭
製作 吉田博昭
多賀英典
出演者 小林薫
渡辺えり子
烏丸せつこ
音楽 モーガン・フィッシャー
主題歌 「ファンタジア」
撮影 三隅研二
編集 遠藤誠司
制作会社 マッドハウス
キティ・フィルム
製作会社 TYO
公開 日本の旗 1987年11月21日
ドイツの旗 1989年2月19日
アメリカ合衆国の旗 1989年5月5日
イタリアの旗 1989年6月9日
上映時間 105分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ストーリー編集

サイトウさんは広告会社に勤めるデザイナー。30歳を越えているがまだ独身で、女っ気はない。趣味はプラモデルづくりと料理で、特に料理に関しては異常に熱心だった。ところが後片付けにはまるで興味がなく、台所には食器があふれ、サイトウさん家はゴキブリたちにとって天国だった。

サイトウ家に棲みついているゴキブリは、情熱的な美少女ゴキブリのナオミ、その許婚者でシティボーイのイチロー、スポーツマンのタカシ、ひょうきんな評論家のヤスオ、ナオミの親友のパセリ、ゴキブリ神話に詳しいナオミの祖父、ゴキブリ国の有力者であるイチローの父、イチローの母、教授と呼ばれるゴキブリたちのリーダーなど。その他に人間との戦争に生き残った老兵たちがいた。

サイトウ家の食事というとコシヒカリのご飯に、新鮮な肉や魚、ドイツ製のデリカテッセン、ノルウェーのサーディン、ボルドーのワインなど豪華版。ここに棲むゴキブリたちにとって食を求めてさ迷う時代は終わり、生活の質の向上を求める時代に入っていた。ナオミとイチローが結婚を間近に控え、アパートの国(モモコ家)からハンスというゴキブリ青年が逃亡してきた。

ナオミは一目でハンスに魅せられてしまう。ハンスはさまざまなトラブルを残して帰国したが、ナオミもその後を追った。ところが、ハンスの国はゴキブリにとって地獄だった。ゴキブリ嫌いのモモコのために罪もない者たちが、“ゴキブリホイホイ”の中で家族の名を叫びながら死んでいく。

そんな危機の中でゴキブリの指導者ナイロスは“人間が絶滅した後、ゴキブリの「千年王国」が実現するのでそれまで頑張ろう”と説く、人間による殺戮と飢えの中でナオミとハンスは愛し合った。

一方、サイトウ家ではイチローが必死になってナオミの行方を捜しており、決して結婚式を取り止めようとはしなかった。ところが、式の前夜、ひょんなことからモモコとサイトウさんが出逢い、恋仲になった。偶然モモコと共にサイトウ家へ帰国したナオミはイチローと再会し、ショックで一時的に記憶を失った。翌日、イチローとナオミの結婚式は“死の饗宴”となった。

ゴキブリ嫌いのモモコがサイトウさんとディナーを終えた後、イチローたちの姿を見つけ、“死のスプレー”を吹きつけたのである。ナオミとイチローは命からがら逃げたが一瞬何が起こったのかわからなかった。教授は「サイトウさんに会ってみよう」と言ったが、翌朝、死体となって発見された。

モモコはサイトウさんにとって何年ぶりかの女で、「愛しているならゴキブリをなんとかして」と言われて何もしないわけにはいかない。そしてゴキブリのホロコースト(皆殺し)が始まった。次々に殺されていくゴキブリたちの運命のカギは、「謎のゴキブリ神話」の中に隠されていた。そしてナオミは子供を産み、子孫を残すのだった。

キャスト編集

声の出演編集

スタッフ編集

  • 製作:吉田博昭、多賀英典
  • プロデューサー:渡辺辰己、泉眞躬
  • 撮影:三隅研二
  • 照明:内田正明
  • 美術:市田喜一
  • 音響:明田川進
  • 録音:辻井一郎
  • 効果:佐々木英世
  • 編集:遠藤誠司
  • 制作担当:植木英則
  • アニメーションスーパーバイザー:八巻磐
  • アニメーションディレクター:平田敏夫
  • オリジナル音楽:モーガン・フィッシャー
  • キャラクターデザイン:黒鉄ヒロシ
  • 脚本・監督:吉田博昭

外部リンク編集