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ゴジータは、鳥山明漫画ドラゴンボール』を原作とした劇場アニメドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』、劇場アニメ『ドラゴンボール超 ブロリー』、テレビアニメドラゴンボールGT』に登場する架空のキャラクター。原作の漫画には登場しない。

ゴジータ
Gogeta
ドラゴンボールのキャラクター
登場(最初) ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ
声優 野沢雅子堀川亮
プロフィール
性別
種類 サイヤ人(悟空とベジータの二人が合体した戦士)
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本項では、フュージョンをして失敗した姿のベクウについても触れる。

目次

人物像編集

孫悟空ベジータの二人がフュージョンをしたことにより誕生した融合戦士。劇中での声は悟空役の野沢雅子とベジータ役の堀川亮が二人同時に喋る。一人称は「オレ」。

サイヤ人同士の融合なので、見た目にはそれほどの変化はない。身につけている服は、同じ融合戦士のゴテンクスと同様にメタモル星人の民族服である[1]

名前の由来は空とベジータの二人の名前を合わせたものである。

「オレは悟空でもベジータでもない、オレはキサマを倒す者だ!!」という決め台詞は、『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』、『GT』共に、登場シーンで使われている。

Vジャンプ 2004年7月号』「DRAGON BALL魂」のコーナーの『ドラゴンボールZ3』特集(掲載画像は超サイヤ人ゴジータ)では「推定戦闘力25億以上」と書かれている[2]

作中での活躍編集

劇場版編集

閻魔大王の救出に向かった悟空とあの世の混乱で復活したベジータの二人が圧倒的な強さを誇るジャネンバを倒すためにフュージョンをした姿。原作でポタラの力によって同じ二人が合体した姿のベジットは、表面的には挑発的で傲慢な性格を装うも、内心では仲間の救出を遂行するための策士であったのに対し、ゴジータは寡黙で冷静沈着な性格という印象を与えるが、ジャネンバという殻が消滅し、元の姿に戻った若いサイケ鬼がゴジータの姿を見て怯えて逃げ出すが、その姿を見て闘いの終わりを感じ「フッ」と微笑むなど、決して無愛想というわけではなく、優しい戦士であることが見受けられる。本作では二人がフュージョンをすることに成功した際は、すでに超サイヤ人に変身していた。

その直前に、二人がフュージョンに失敗した(ベジータがポーズを間違えたため)姿の「ベクウ」も登場した。命名は南の界王によるもので本人は「ゴジータ」と名乗っている。この時の姿は小柄で肥満体である。劇中ではよくこけたり、よく転がったりしていた。ベクウは自信過剰な性格だが、あくまで不完全な融合であり、戦闘力を発揮することはできなかった。しかし、ジャネンバの攻撃を予測できないマヌケな動きでなんとか30分間耐え切り、元の二人に分離することに成功する。その後、パイクーハンが悟空たちがフュージョンをするための時間を稼いでいる間に二人は再度フュージョンをして遂に成功させ、超サイヤ人3に変身した悟空でも全くかなわなかったジャネンバを視覚では捉えられないほどの強力な拳打と蹴技の連続、最後は虹色に輝くエネルギー球から生成された眩い光で瞬く間に撃破する。ジャネンバは無数の光の粒子となって消滅する際に、渾身の力を込めたパンチをゴジータの顔面に当てるが、ゴジータは眉一つ動かさず受け止めるなど圧倒的な強さを見せ付けた。

映像外部リンク
  映画「ドラゴンボール超 ブロリー」ゴジータ参戦予告 - YouTube

2018年12月14日に公開された映画『ドラゴンボール超 ブロリー』にも登場。劇場版としては実に23年ぶりの再登場となる。今作では『復活のフュージョン!!』には登場しなかった黒髪の平常時の状態と青髪の超サイヤ人ブルーに変身した2形態のゴジータが登場する。

ブロリーとの戦いで超サイヤ人ブルーに変身しても勝てないと判断した悟空は、ブロリーの標的が自分たちからフリーザに変わった隙に、ベジータを連れ瞬間移動を使用してピッコロの元へ戦線離脱する。二人はピッコロからフュージョンを指導され、ポーズに2回失敗し3回目で遂に成功させた。フュージョンが成功するとピッコロから「名前はなんて呼べばいい?」と聞かれ「ポタラの時はベジットだったから、ゴジータ」と名乗った後、ブロリーの元に戻り最終決戦を挑む。この戦闘ではすぐに超サイヤ人ブルーにならず、通常や超サイヤ人を使い分け、ブロリーはゴジータの強さに焦りを感じフルパワー状態に変身するが、フルパワー状態に変身したブロリーの姿を見たゴジータは、それに対抗するため超サイヤ人ブルーに変身し、ブロリーを圧倒的な強さで追い詰めていく。ゴジータは渾身の力を込めたかめはめ波で決着を着けようとするも、チライがドラゴンボールを使用し、ブロリーを元いた惑星バンパに強制帰還させて攻撃を免れ、その後、ドラゴンボールを勝手に使ったチライ達を始末しようとするフリーザを止め、戦いを終わらせた。

ドラゴンボールGT編集

邪悪龍たちの親玉の超一星龍(スーパーイーシンロン)を倒すために、ベジータから闘いの最後の切り札としてフュージョンを持ち掛けられ、超サイヤ人4に変身した悟空とベジータの二人がフュージョンした姿の超サイヤ人4ゴジータが登場した。超サイヤ人4の状態の悟空とベジータとは異なり、髪の毛の色は赤、体毛の色は茶色となっている。劇場版アニメ第15作目の寡黙で冷静沈着な性格だったゴジータとは大きく異なり、宇宙最強の強さを持ってしまったゆえゴテンクスのような挑発的な性格とふざけた態度が強調されており、[注 1]、これが災いして結果、フュージョンをしていられる時間内に超一星龍を倒しそびれたが、超サイヤ人4の状態でフュージョンをすると激しくパワーを使うため、10分で元に戻ってしまうからである。能力は圧倒的な戦闘力の他に、5人に分身したり、クラッカーを出したりと、普段の二人には使えない不思議な技も披露した。体内に自然のあるべき姿の力「プラスエネルギー」を持ち、マイナスエネルギーを中和できるため[3]、超一星龍が放った「マイナスエネルギーパワーボール」を逆に利用し、マイナスエネルギーによって汚染された地球を浄化した。

超一星龍を子供扱いするほどの圧倒的な力を見せたが、その力に酔いしれ遊び過ぎたために、あと一歩というところで融合が解けてしまう。その後再度フュージョンを試みるが、超一星龍の妨害とエネルギー不足で再度フュージョンをすることが不可能となる。またベジータが通常時にフュージョンをしてから超サイヤ人4に変身することも悟空に提案したが、悟空は子供の姿で、体格に差が生じるため実現しなかった。

超一星龍を指一本で倒せるほどの実力を持ち、超サイヤ人4一人の時の数十倍の力を持っており[4]、「全銀河、全宇宙を通じても、おそらく最強のパワーを持った戦士のはずだ[1]」と評されている。

ゴジータの技編集

技の名前はゲームより。基本的には悟空とベジータの技を使うが、二人にはないオリジナルの技も使用する。

ソウルパニッシャー[5] / スターダストブレイカー[6]
劇場版アニメ第15作目にて初使用。手の平に虹色の光を帯びた小さな気の塊を発生させ相手に向かって投げつける。この技でジャネンバを撃破した。
劇場版アニメ第20作目でもこの技を使用した。ゲームによっては超サイヤ人4の状態でも使用可能。
ソウルストライク
ゲームにて使用。ゲームによっては超サイヤ人4の状態でも使用可能。膝蹴りの連打から、強烈なかかと落としのコンビネーションを決める。
劇場版アニメ第15作目でもジャネンバに対して膝蹴りの連打からサマーソルトキックを浴びせており、ゲームとは微妙に動作が違う。
スターダストフォール
劇場版アニメ第20作目にて初使用。
超サイヤ人に変身したゴジータが上空に飛翔し、上空から強力な光弾を星くずのように降らす。この技でブロリーを怯ませた。
技の名前はAndroidiOS用のゲームアプリ『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』から。
瞬間移動
劇場版アニメ第20作目にて初使用。
悟空の技で悟空と同様に額に指を当てて使用した。
かめはめ波
劇場版アニメ第20作目にて初使用。
ビッグバンかめはめ波
『GT』にて初使用。ゲームでは超サイヤ人の状態でも使用可能。悟空の技「超かめはめ波」とベジータの技「ビッグ・バン・アタック」の融合技[4]
従来の「かめはめ波」と違い、両手を前に出してから気を溜めて放つ。超一星龍を倒す直前まで追い詰めた。
100倍ビッグバンかめはめ波
超サイヤ人4のゴジータがゲームで使用する。「ビッグバンかめはめ波」の威力を文字通り100倍にした究極技。
ゴッドビッグバンかめはめ波
スーパードラゴンボールヒーローズ』のオリジナル技。超サイヤ人ゴッド超サイヤ人(超サイヤ人ブルー)のゴジータが使う。
ブラフかめはめ波[7]
技の名前はゲームより。『GT』にて初使用。かめはめ波を撃つと見せかけて、クラッカーを破裂させる。
クイックウルトラボール
ゲームオリジナル。体中から気光弾を発射する。
ウルトラスーパードーナッツ
ゲームオリジナル。ゴテンクスの「連続スーパードーナッツ」のようなリング状の光線で相手を拘束するのではなく、相手にぶつけてダメージを与える。
ウルトラビッグバンかめはめ波
ドラゴンボールヒーローズ』のオリジナル技。超サイヤ人4のゴジータが使う。
アトミックかめはめ波
スーパードラゴンボールヒーローズ』のオリジナル技。超サイヤ人4のゴジータ:ゼノが使う。
ギャリックかめはめ波
ドラゴンボールフュージョンズ』のオリジナル技。超サイヤ人のゴジータが使う。

ゲームでのゴジータ編集

ゲームでの初登場は1995年7月28日バンダイから発売されたプレイステーション専用のゲームソフト『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22』が初である。彼は隠しキャラクターとして登場するが、高飛車な性格として設定されており、『GT』の超サイヤ人4のゴジータの性格に近くなっている。

2005年2月10日にバンダイから発売されたPlayStation 2専用のゲームソフト『ドラゴンボールZ3』では、超サイヤ人4のゴジータも登場。オリジナルストーリーとして、ゴテンクスに挑戦状を叩きつけられるストーリーがある。

2009年11月12日に発売されたPlayStation 3Xbox 360専用のゲームソフト『ドラゴンボール レイジングブラスト』では、ベジットとゴジータの二人がどちらが強いのか勝負するというオリジナルストーリーが登場。ベジットに勝利した際も彼に再戦を申し込まれるが、再びフュージョンしなければならない欠点を指摘されていた。

2010年11月11日に稼働を開始したトレーディングカードアーケードゲーム専用の『ドラゴンボールヒーローズ』では、超サイヤ人2と超サイヤ人3のゴジータが登場しており[注 2]、PVアニメーションでは超サイヤ人2のゴジータが登場し、魔人ブウと戦う。その後、ゴッドミッションにおいて超サイヤ人4のゴジータも登場した。

2016年11月9日に順次サービスが終了し、2016年11月17日より稼働を開始した新シリーズの『スーパードラゴンボールヒーローズ』では、“ゼノ”と呼ばれる本作オリジナルの異世界のゴジータも登場(ゴジータ:ゼノと表記される)。劇場版アニメや他のゲーム作品とは違い衣装のデザインが異なっている。また、超サイヤ人4のゴジータ:ゼノも登場する。

補足編集

  • 原作では悟空とベジータの二人がポタラの力で合体したベジットが登場[注 3]。これは「フュージョンでの合体は劇場版で既にやっているから」との理由による[8]。原作でもベジータに対しフュージョンを持ちかけるシーンがあるが、ベジータはこれを拒否した[9]
  • 設定上では、痩せ型のベクウも存在する。これはゴジータが登場した際にジャネンバが、手の平に小さな悟空とベジータを作り出しフュージョンさせるが失敗するシーンに登場する予定だったが、そのシーン自体がカットされてしまったために未登場となった[10]。ドラゴンボールのカードダスには、こちらのベクウのカードもある。
  • 本編でのゴジータの登場シーンは常に超サイヤ人に変身した状態であり、後の作品でも超サイヤ人に変身した状態のみが登場している。ゴテンクスやベジットと異なり、超サイヤ人に変身する前の通常の状態(黒髪)のゴジータは作品中で一度も登場したことがない。2012年9月下旬に発売されたカプセルトイの『ドラゴンボール改 アルティメットディフォルメマスコット5(200円)』で初めて通常の状態(黒髪)のゴジータが商品化された。2018年12月14日に公開された劇場版第20作目の『ドラゴンボール超 ブロリー』では、初めて通常の状態(黒髪)のゴジータが登場した。

脚注編集

注釈編集

  1. ^ ゲーム版では自信家だが、ふざけた素振りはない。
  2. ^ ベジットと同様に最初に登場したのは超サイヤ人3の形態。
  3. ^ 原作でベジットが自分の名前を名乗る前週、『週刊少年ジャンプ』1995年8号に掲載された『ドラゴンボール』其之五百三の最終ページ次回予告では「合体した悟空のウルトラ技がサク裂!!次号『ゴジータ誕生』」と書かれている。しかし、翌週の『ドラゴンボール』其之五百四の本編では「ベジット」と名乗った。その時のサブタイトルも予告の物とは変更されており、サブタイトルが「天下無敵の合体おとうさん」に変更されている。

出典編集

  1. ^ a b 週刊少年ジャンプ編集部・編「GTワールドガイド 1 解明!最強のフュージョン!!」『ジャンプ・アニメコミックス・ジュニア ドラゴンボールGT パーフェクトファイルNo.2』集英社〈ジャンプ・コミックス セレクション〉、1997年12月17日、ISBN 4-8342-1528-8、70-71頁。
  2. ^ 近藤裕編「DRAGON BALL魂 其之二 特集其之一 『Z3』劇場戦士をあばく!!」『Vジャンプ 2004年7月号』集英社、平成16年(2004年)7月1日、雑誌11323-7、204頁。ただし原作者「鳥山明」の表記はない。
  3. ^ 週刊少年ジャンプ編集部・編「GT超辞典」『ジャンプ・アニメコミックス・ジュニア ドラゴンボールGT パーフェクトファイルVol.2』96頁。
  4. ^ a b ゴジータ(スーパーサイヤ人4) | キャラクター | ドラゴンボールGT 東映アニメーション
  5. ^ PlayStation 2専用ソフト『ドラゴンボールZ3
  6. ^ PlayStation 2・Wii専用のゲームソフト『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ
  7. ^ PlayStation 2専用ソフト『ドラゴンボールZ インフィニットワールド
  8. ^ 渡辺彰則編「鳥山明的超会見」『ドラゴンボール大全集 6巻』集英社、1995年12月9日、ISBN 4-08-782756-9、215頁。
  9. ^ 鳥山明「其之五百六 ブウの中の悟空とベジータ」『DRAGON BALL 第42巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1995年8月9日、ISBN 4-08-851090-9、61頁。
  10. ^ 渡辺彰則編 「超秘密エンサイクロペディア」『ジャンプアニメライブラリー1 ドラゴンボールZ映画編 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』集英社、1995年6月3日、雑誌64331-33、71頁。

関連項目編集