ゴンサロ・デ・ベニート・セカデス
この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はデ・ベニート、第二姓(母方の姓)はセカデスです。 |
ゴンサロ・デ・ベニート・セカデス(Gonzalo de Benito Secades、1951年11月15日 - )は、スペインの外交官、特命全権大使、外務副大臣(セクレタリオ・デ・エスタド)。これまでスイス、アラブ首長国連邦に駐箚したことがあり、2014年から2018年にかけて駐日大使を務めていた[1][2]。
ゴンサロ・デ・ベニート・セカデス | |
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![]() 2016年3月、駐日大使在任時 | |
生誕 |
1951年11月15日(69歳)![]() |
国籍 |
![]() |
職業 | 外交官、特命全権大使、外務副大臣 |
経歴編集
マドリード出身。法学士の学位を取得したのち、1979年より外交界でのキャリアを歩み始める。スペインの外交官として、ルクセンブルクとフランスでの勤務を命ぜられた。移民局、難民局、旅券局の次長、および外交総局の人事局次長も務めている。1992年、在ヒューストン総領事館の総領事に任命され、その後、在ペルー大使に任命された。2000年、外務大臣官房長および外務次官相談役になった。2003年1月、在スイス連邦大使に任命され、2008年8月から2009年にかけては、地方選挙における非EU外国人の選挙参加交渉のための特命大使を務めた。2009年4月から2012年1月にかけては、マヌエル・ピニェイロ・ソウトから引き継いで、在アラブ首長国連邦大使として在任した。
2012年から2014年にかけて外務副大臣(セクレタリオ・デ・エスタド)、加えてその任を終えた日から駐日大使を務めている[1]。翌2015年1月15日、皇居で信任状を捧呈[3]。大使の任務は、ホルヘ・トレド・アルビニャーナが後任として指名された2018年10月に終了した[2]。
受賞歴編集
- イサベル・ラ・カトリカ女王勲章(スペイン王国、2014年12月26日)[4]
- 旭日大綬章(日本国、2018年10月5日[5])
出典編集
- ^ a b 駐日スペイン大使ゴンサロ・デ・ベニート・セカデス (Gonzalo de Benito Secades, embajador de España en Japón) (スペイン語) - 2014年11月17日
- ^ a b Jorge Toledo Albiñana, embajador de España en Japón (スペイン語) - 2018年10月22日
- ^ 新任駐日スペイン大使の信任状捧呈 | 外務省 - 2015年1月15日
- ^ 官報 (Boletín Oficial del Estado) (スペイン語)
- ^ 外国人叙勲受章者名簿 平成30年 | 外務省 - 2019年1月15日
外部リンク編集
- 駐日スペイン大使館ウェブサイトにおける大使挨拶
- ゴンサロ・デ・ベニト 駐日スペイン大使 会見 2017.11.28 - YouTube - 日本記者クラブでの会見(2017年11月28日 14:00〜15:30)、発言はスペイン語、日本語の通訳つき
公職 | ||
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先代: ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ |
駐日スペイン王国大使 2014年 - 2018年 |
次代: ホルヘ・トレド・アルビニャーナ |
先代: フアン・アントニオ・ジャニェス=バルヌエボ |
外務副大臣(セクレタリオ・デ・エスタド) 2012年 - 2014年 |
次代: イグナシオ・イバニェス・ルビオ |
先代: マヌエル・ピニェイロ・ソウト |
駐アラブ首長国連邦スペイン王国大使 2009年 - 2011年 |
次代: ホセ・エウヘニオ・サラリッチ |
先代: フェルナンド・アリアス=サルガド |
駐スイス連邦スペイン王国大使 2003年 - 2008年 |
次代: フェルナンド・リケルメ・リドン |