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ゴールデンボーイ・プロモーションズ

2010年7月オスカー・デ・ラ・ホーヤ(中央)とマーケティングチームとともに

ゴールデンボーイ・プロモーションズ(英文 Golden Boy Promotions, Inc.)は、アメリカ合衆国ボクシングプロモーション会社。ロサンゼルスに拠点を置くアメリカの大手プロモーター。社名は会社設立者であるオスカー・デ・ラ・ホーヤの愛称に由来している。軽量級から重量級まで偏ることなく多くのスター選手との契約を持っていたが、2015年に所属していたスター選手が大量離脱して以降は手薄な状態が続いている。DAZNに試合を提供している。

組織の主要担当者編集

  • オスカー・デ・ラ・ホーヤ(会社設立者、主要株主、最高経営責任者)
  • エリック・ゴメス(社長、マッチメーカー)
  • ロベルト・ディアス(ヘッドマッチメイカー)
  • エリック・ペニャリータ(最高財務責任者)
  • ロベルト・ガスパーリ(最高執行責任者)
  • モニカ・シールズ(業務担当副社長)

歴史編集

  • 2006年7月、ロナルド・ライトのプロモーションであるウィンキー・プロモーションズとの提携を発表、ロナルド・ライトが入社する[2]
  • 2007年、ブルース・ビンコーが最高マーケティング責任者(CMO)として入社[3]
  • 2008年、総合格闘技進出を目論んで衣料ブランドのアフリクション・クロージングと提携し、新興総合格闘技団体Afflictionを立ち上げた[4]
  • 2008年7月、マルコ・アントニオ・バレラが退社[5]
  • 2010年12月、ライバルプロモーターのトップランク社と契約しているマニー・パッキャオと対戦するために、シェーン・モズリーが退社[6]
  • 2012年9月15日、この日の試合で一番よいノックアウト勝利を収めた選手に賞金が贈られる興行『ノックアウトキング』を開催、ホセシート・ロペスを5回TKOで下したサウル・アルバレスが賞金5万ドルを獲得した[7]2013年7月22日には第2回の『ノックアウトキング2』を開催、ディエゴ・ガブリエル・チャベスに10回KOで勝利したキース・サーマンが賞金1万ドルを獲得した[8]
  • 2013年3月、ゴールデンボーイプロモーションズ主催の試合を定期的に数多く放送してきたケーブルテレビ局のHBOが、今後はゴールデンボーイプロモーションズ所属選手の試合を放送しない方針を発表した[9]。これにより、HBOのライバルケーブルテレビ局でもあるショウタイムへの放送依存度が従来よりさらに高まった。HBOがゴールデンボーイプロモーションズ所属選手の試合放送中止を決定したのは、HBOと条件面が折り合わなかったフロイド・メイウェザー・ジュニアがHBOからショウタイムへ移籍したこと、ショウタイムスポーツ部門のトップ責任者にゴールデンボーイプロモーションズの元弁護士が就任したことで、ショウタイムとゴールデンボーイプロモーションズがより親密になったことを嫌ったためと言われた。
  • 2013年8月、ケーブルテレビ局 Fox Sports 1で、主にゴールデンボーイプロモーションズ所属の若手選手が出場するボクシング中継番組「ゴールデンボーイ・ライブ」を放送開始[10]
  • 2013年9月14日、『ザ・ワン』と題されたメイウェザー・ジュニアとサウル・アルバレスの無敗対決をメイウェザー・プロモーションズと共催。ペイ・パー・ビューの収入とチケットの収入で当時のボクシング歴代最高記録を打ち立てるなど大成功を収めた興行となった。
  • 2014年5月3日、MGMグランドでマルコス・マイダナVSメイウェザー・ジュニアのウェルター級王座統一戦を共催。キャッチコピーは「ザ・モメント(特別な瞬間)」。メイウェザー・ジュニアがマイダナを寄せ付けず2階級統一世界王者になった。前座でエイドリアン・ブローナーとアミール・カーンがMGMに初登場を果たした。
  • 2014年6月2日、実質的に会社を取り仕切ってきた最高経営責任者(CEO)のリチャード・シェイファーが辞任を発表[11]。6月14日、シェイファーの側近であった最高執行責任者(COO)ブルース・ビンコーと、シェイファーの秘書ニコル・ベセラが辞任を発表[3][12]
  • 2014年6月26日、ゴールデンボーイプロモーションズがリチャード・シェイファーに対して5000万ドルの損害賠償を求めて裁判所へ提訴する[13]
  • 2014年6月30日、デ・ラ・ホーヤが副最高執行責任者(COO)のアーマンド・ゲイタン、執行副社長のラウル・ハイメス、マーケティング統括責任者のニコル・スパークスの3人を解雇。ハイメスはシェイファーの妻の親戚、ゲイタンは先に退社していたニコル・ベセラの夫、といずれもシェイファーと関係の深い人物だった[14]
  • 2014年9月23日、デ・ラ・ホーヤとHBOスポーツ社長ケン・ハーシュマンがサウル・アルバレスとHBOの複数試合契約を発表。この契約はゴールデンボーイプロモーションズとHBOの復縁のきっかけとなり、HBOがゴールデンボーイプロモーションズ所属選手の試合を放送再開することに繋がった[15]
  • 2014年10月、2008年にゴールデンボーイプロモーションズの株式を購入して以来、一切の配当が無かったことを理由に、大株主のアンシュッツ・エンターテイメント・グループ(株式20%保有)とガブリエル・ブレナー(株式12%保有)が株式の買い取りを要請し、デ・ラ・ホーヤが要請に応じ株式を買い戻した。この結果、株式の保有率はデ・ラ・ホーヤが87%、リチャード・シェイファーが8%、バーナード・ホプキンスが5%となった[16]
  • 2014年11月8日、ボードウォーク・ホールでWBA・IBF世界ライトヘビー級スーパー王座バーナード・ホプキンスがWBO世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフとの3団体統一戦の開催。ゴールデンボーイプロモーションズの所属選手の試合を一切放送しないと発表していたHBOが久々にゴールデンボーイプロモーションズの所属選手の試合を放送した。
  • 2015年3月6日、ゴールデンボーイプロモーションズ所属の新人選手育成を目的にした定期興行「L.A.ファイト・クラブ」が開催[20]。これは同じコンセプトで2009年から2012年までL.A.ライブ内のクラブ・ノキアで開催されていた定期興行「ファイト・ナイト・クラブ」を再開させたものである[21]
  • 2015年5月6日、オスカー・デ・ラ・ホーヤとバーナード・ホプキンスが原告となり、アル・ヘイモンと、その関連企業のヘイモン・デベロップメント、ヘイモン・スポーツ、ヘイモン・ボクシング、ヘイモン・ボクシング・マネージメントなど、そしてアル・ヘイモンに出資している投資会社のワッデル&リード・ファイナンシャルなどに対して、反トラスト法独占禁止法)とモハメド・アリ改正法に違反しているとして、3億ドルの損害賠償を求めて訴訟を起こした[22][23]
  • 2015年6月30日、ケーブルテレビ局 Fox Sports 1との契約が終了。これに伴い同局で2013年8月から放送していたボクシング中継番組「ゴールデンボーイ・ライブ」の放送も終了した[24]
  • 2015年9月4日、スペイン語ケーブルテレビ局のエストレージャTVと契約。新人選手育成を目的にした定期興行「L.A.ファイト・クラブ」を中心に放送開始[25]
  • 2016年5月7日、T-モバイル・アリーナでサウル・アルバレスとアミール・カーンによるWBC世界ミドル級タイトルマッチ「パワーVSスピード」を開催。
  • 2017年1月20日、アメリカのスポーツチャンネル・ESPNと2年契約を結び、同年3月23日からESPN2で定期放送がスタートすることを発表した[26][27]
  • 2018年7月2日、Facebookと試合の配信契約を交わしたことを発表した[28]
  • 2018年10月17日、ストリーミング配信サービスのDAZNと5年間の配信契約を交わしたことを発表した[29][30]

主な所属選手編集

元所属・元契約選手編集

脚注編集

  1. ^ a b De La Hoya's Promotional Strategy Packs a Wallop”. The New York Times (2005年7月19日). 2014年6月1日閲覧。
  2. ^ Winky Wright joins Golden Boy Promotions”. Winky Wright joins Golden Boy Promotions (2006年7月16日). 2014年6月14日閲覧。
  3. ^ a b Binkow Officially No Longer With Golden Boy Promotions”. BoxingScene.com (2014年6月14日). 2014年6月14日閲覧。
  4. ^ 【kamipro】UFC親会社の経営危機説に迫る!! アフリクション副社長トム・アテンシオ直撃インタビュー kamipro 2008年11月21日
  5. ^ Golden Boy, Marco Antonio Barrera Announce Split”. BoxingScene.com (2008年7月14日). 2014年6月14日閲覧。
  6. ^ Shane Mosley Discusses His Departure From Golden Boy”. BoxingScene.com (2010年12月14日). 2014年6月14日閲覧。
  7. ^ Golden Boy's Knockout Kings Card To Have KO Bonus”. BoxingScene.com (2013年6月11日). 2014年7月13日閲覧。
  8. ^ Karass, Figueroa and Thurman Victorious at Knockout Kings II”. Max.Boxing. 2014年7月13日閲覧。
  9. ^ HBOがGBPに絶縁状 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年3月20日
  10. ^ New Golden Boy, Fox Sports 1 Monday boxing series starts Aug. 19”. The Ring.com (2013年7月23日). 2015年2月14日閲覧。
  11. ^ Richard Schaefer leaves Golden Boy”. Boxing.News (2014年6月2日). 2014年6月2日閲覧。
  12. ^ Another Golden Boy exit”. ESPN.com (2014年6月17日). 2014年6月18日閲覧。
  13. ^ Golden Boy, Schaefer to arbitration”. ESPN.com (2014年6月26日). 2014年7月1日閲覧。
  14. ^ Golden Boy shakeup continues”. ESPN.com (2014年6月30日). 2014年7月1日閲覧。
  15. ^ カネロがHBO復帰、次戦は12.6サンアントニオ有力 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月24日
  16. ^ Shareholders cut ties to Golden Boy”. ESPN.com (2014年10月15日). 2014年10月27日閲覧。
  17. ^ Golden Boy, Schaefer Reach Settlement: Haymon Too”. BoxingScene.com (2015年1月9日). 2015年1月10日閲覧。
  18. ^ GBPがブローナー、ワイルダーら主力を放出 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年1月10日
  19. ^ Oscar De La Hoya gets settlement”. ESPN.com (2015年1月10日). 2015年1月11日閲覧。
  20. ^ デラホーヤが新鋭シリーズをスタート Boxing News(ボクシングニュース) 2015年2月13日
  21. ^ Golden Boy brings back ‘new’ series”. Undisputed Champion Network (2015年2月13日). 2015年2月14日閲覧。
  22. ^ Golden Boy sues Al Haymon for $300M”. ESPN.com (2015年5月6日). 2015年6月23日閲覧。
  23. ^ Legal Analysis: Al Haymon “The Rasputin of Boxing” Sued by Golden Boy for Numerous Anti-Trust Violations”. Boxing Insider (2015年5月13日). 2015年6月23日閲覧。
  24. ^ PBC coming to Fox Sports 1”. ESPN.com (2015年6月17日). 2015年6月23日閲覧。
  25. ^ Golden Boy Inks Three Year TV Deal With Estrella TV”. Boxing Scene.com (2015年7月27日). 2015年7月28日閲覧。
  26. ^ GBPがESPNと提携、3月から定期カードがスタート Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月20日
  27. ^ 'Golden Boy Boxing on ESPN' begins partnership in March”. ESPN.com (2017年1月20日). 2017年1月22日閲覧。
  28. ^ Golden Boy inks broadcast deal to air boxing on Facebook”. ESPN.com (2018年7月3日). 2018年10月8日閲覧。
  29. ^ DAZN、ボクシング大手プロモーション「ゴールデンボーイ」と5年間の放映契約”. AV WATCH (2018年月日). 2018年10月22日閲覧。
  30. ^ Canelo Alvarez signs 5-year, 11-fight deal worth minimum $365 million with DAZN”. ESPN.com (2018年10月18日). 2018年10月22日閲覧。
  31. ^ Tito Ortiz scores long-awaited win against Chuck Liddell”. ESPN.com (2018年11月28日). 2019年1月6日閲覧。
  32. ^ Jaime Munguia, Eduardo Hernandez To Work WIth Golden Boy”. Boxing Scene.com (2018年11月27日). 2019年1月5日閲覧。
  33. ^ Rey Vargas to defend title against Ronny Rios on Aug. 26”. ESPN.com (2017年6月29日). 2017年6月30日閲覧。
  34. ^ コラレスがGBPと契約、スパイクTVがPBC撤退へ Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月13日
  35. ^ Marlen Esparza Inks Promotional Deal With Golden Boy”. Boxing Scene.com (2016年12月14日). 2017年3月9日閲覧。
  36. ^ Yuriorkis Gamboa, Golden Boy Promotions Part Ways”. Boxing Scene.com (2018年3月20日). 2018年3月23日閲覧。

外部リンク編集