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ゴールドドリームは、日本競走馬である。2017年のフェブラリーステークスチャンピオンズカップ、2018年のかしわ記念帝王賞に優勝した。

ゴールドドリーム
Gold Dream (horse) IMG 0922-1 20160504.jpg
兵庫チャンピオンシップ出走時
(2016年5月4日)
欧字表記 Gold Dream
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2013年4月19日(6歳)
死没 (現役競走馬)
ゴールドアリュール
モンヴェール
母の父 フレンチデピュティ
生国 日本の旗 日本北海道安平町
生産 ノーザンファーム
馬主 吉田勝己
調教師 平田修栗東
競走成績
生涯成績 19戦8勝
(中央)10戦6勝
(地方)8戦2勝
(海外)1戦0勝
獲得賞金 5億2437万4000円
(中央)2億4805万4000円
(地方)1億7632万0000円
 
勝ち鞍
GI フェブラリーステークス 2017年
GI チャンピオンズカップ 2017年
JpnI かしわ記念 2018年
JpnI 帝王賞 2018年
GIII ユニコーンステークス 2016年
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目次

経歴編集

2歳(2015年)編集

12月13日の阪神新馬戦でデビュー。後方待機から最後の直線で一気に突き抜けてデビュー戦を飾る[1]

3歳(2016年)編集

1月5日の500万下競走は1番人気に応えて勝利[2]、2月21日のヒヤシンスステークスでも5番人気ながら2着ストロングバローズに2馬身差を付けて快勝した[3]。初の重賞挑戦となった5月4日の兵庫チャンピオンシップでは1.3倍の圧倒的支持を受けたが、先頭でレースを引っ張ったケイティブレイブに7馬身差を付けられ初黒星を喫した[4]

次走は6月19日のユニコーンステークスに出走。前走で伏竜ステークスを制覇していたストロングバローズと僅差の2番人気に推されると、直線では同馬との叩き合いをクビ差制して重賞初制覇を飾った[5]。続く7月13日のジャパンダートダービーでは1番人気に推され、ケイティブレイブが逃げる展開の中で好位から競馬を進めたが、直線では道中で並ぶような位置取りだった勝ち馬キョウエイギアのような伸びを見せられず3着に敗れた[6]

鞍上がM.デムーロに乗り替わった11月12日の武蔵野ステークスではこの年のフェブラリーステークス優勝馬モーニンに次ぐ2番人気の支持を受けたが、直線入口で他馬と接触して一瞬前が詰まる不利もあり、外から脚を伸ばしたものの2着となった[7]。その後12月4日のチャンピオンズカップに出走、6連勝中のJBCクラシック勝ち馬アウォーディーが2.2倍の支持を受ける中で5.3倍の2番人気となった。しかしテンションの高さからスタートではやや出遅れ、道中では好位の一角に位置を取ったが前半1000m60秒6のハイペースが影響して直線では伸びずに後退、デビュー以来初めての馬券圏外となる12着に大敗した[8][9]

4歳(2017年)編集

年明け初戦、2月19日のフェブラリーステークスに2番人気で出走。中団追走から直線で抜け出すと最後はベストウォーリアとの競り合いを制しGI初制覇を飾るとともに前日に死亡した父ゴールドアリュールにささげる勝利となった[10][11]。次走は初の海外遠征となる3月25日のドバイワールドカップに鞍上J.モレイラで出走したが、スタートで出遅れて押しながらの競馬となり、直線入り口では既に手応えが無く、ブービーの馬からも大きく離された最下位に敗れた[12]

帰国初戦の6月28日帝王賞は4、5番手で前を追走したが伸びきれず7着[13]、続く10月9日のマイルチャンピオンシップ南部杯ではスタートで大きく出遅れ、直線で前を追い込んだものの5着[14]と、帰国してからの2戦では結果を残せなかった。そのため鞍上がR.ムーアに乗り替わった12月3日のチャンピオンズカップでは8番人気まで人気を落としたが、レースは中団後方で進め、直線で外から一気に脚を伸ばし、1番人気テイエムジンソクをクビ差捉えて優勝。ウイングアロートランセンドに続く史上3頭目の同一年フェブラリーステークスとチャンピオンズカップ(ジャパンカップダート)制覇を達成した[15]

5歳(2018年)編集

1月9日、前年の活躍が認められ、2017年最優秀ダートホースに選出される[16]。年明け初戦は引き続き鞍上R.ムーアで2月18日のフェブラリーステークスに出走、レッツゴードンキなども出走し本馬を含めてGI/JpnI優勝馬が9頭揃う中で1番人気に推された。スタートではまたも少し出遅れて後方からの競馬となり、直線では外から追い上げて一旦は先頭に立ったものの、さらに後方から追い込んできたノンコノユメにゴール手前で交わされてクビ差の2着となった[17]

その後は前年に出走したドバイワールドカップへの出走は見送って[18]5月2日のかしわ記念に鞍上C.ルメールで出走。前年の2着馬インカンテーションに次ぐ2番人気の支持を受けると、オールブラッシュが逃げる展開を先団から追走、直線で外に持ち出し前の2頭を差し切って優勝した[19]。続く6月28日の帝王賞ではあまり良くないスタートとなったが、テイエムジンソクが1000m59秒9のハイペースで飛ばす中で中団に位置を取り、向こう正面で前に上がって行くと直線では1番人気の前年優勝馬ケイティブレイブとの一騎打ちを制して優勝、JpnI連勝を飾った[20]

10月9日のマイルチャンピオンシップ南部杯にはここまで6戦5勝の3歳馬ルヴァンスレーヴが出走し、本馬の単勝オッズが1.6倍、ルヴァンスレーヴが2.1倍、3番人気のノンコノユメは9.9倍と完全な2強ムードとなった。レースではルヴァンスレーヴと並ぶ形で7番手から前を追走したが、直線では先に前に出たルヴァンスレーヴとの差を詰められず2着に敗れた[21]

次走は連覇を目指す12月3日のチャンピオンズカップに出走を予定していたが、右肩筋肉痛により回避することとなった[22]。年内最終戦として12月29日の東京大賞典に出走し1番人気に推され、中団から脚を伸ばしたが、本馬の後ろに位置を取っていた3歳馬オメガパフュームに外から差し切られ、2戦連続の2着となった[23]

6歳(2019年)編集

年明け初戦は例年通り2月17日のフェブラリーステークスに出走、圧勝続きの6連勝で臨んできたインティ(単勝オッズ2.6倍)と僅差の2番人気(3.0倍)の支持を受けた。インティが先手を取ってレースを引っ張る展開の中でオメガパフュームらと並んで中団に位置を取り、直線では外に持ち出して追い込んだが、逃げ粘るインティをクビ差捉えきれず、前年同様の2着に終わった[24]。敗れたものの3着ユラノトには4馬身差を付けており、鞍上のC.ルメールは「とにかく今日は勝った馬におめでとうと言いたいレース」と述べた[25]

競走成績編集

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2015.12.13 阪神 2歳新馬 ダ1800m(稍) 16 1 2 004.50(3人) 01着 R1:54.0(36.3) -0.4 川田将雅 55kg (フォンターナリーリ)
2016.01.05 京都 3歳500万下 ダ1800m(良) 14 7 12 002.50(1人) 01着 R1:52.3(36.9) -0.1 川田将雅 56kg (スーパーライナー)
0000.02.21 東京 ヒヤシンスS OP ダ1600m(重) 14 5 7 007.30(5人) 01着 R1:35.4(35.5) -0.3 田辺裕信 56kg (ストロングバローズ)
0000.05.04 園田 兵庫CS JpnII ダ1870m(良) 12 5 6 001.30(1人) 02着 R2:01.4(38.5) -1.2 川田将雅 56kg ケイティブレイブ
0000.06.19 東京 ユニコーンS GIII ダ1600m(良) 16 6 12 002.90(2人) 01着 R1:35.8(35.9) -0.0 川田将雅 56kg (ストロングバローズ)
0000.07.13 大井 ジャパンDダービー JpnI ダ2000m(良) 12 5 6 002.30(1人) 03着 R2:06.9(39.6) -1.2 川田将雅 56kg キョウエイギア
0000.11.12 東京 武蔵野S GIII ダ1600m(重) 16 4 8 003.40(2人) 02着 R1:34.0(34.9) -0.2 M.デムーロ 56kg タガノトネール
0000.12.04 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 15 7 12 005.70(2人) 12着 R1:51.4(38.5) -1.3 M.デムーロ 56kg サウンドトゥルー
2017.02.19 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 16 2 3 005.00(2人) 01着 R1:35.1(35.6) -0.0 M.デムーロ 57kg ベストウォーリア
0000.03.25 メイダン ドバイWC G1 ダ2000m(重) 14 3 3 14着 J.モレイラ 57kg Arrogate
0000.06.28 大井 帝王賞 JpnI ダ2000m(重) 16 6 11 008.00(4人) 07着 R2:06.2(39.2) -1.8 M.デムーロ 57kg ケイティブレイブ
0000.10.09 盛岡 MCS南部杯 JpnI ダ1600m(稍) 16 7 13 003.40(2人) 05着 R1:35.8(34.4) -0.9 川田将雅 57kg コパノリッキー
0000.12.03 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 15 5 9 013.00(8人) 01着 R1:50.1(35.2) -0.0 R.ムーア 57kg (テイエムジンソク)
2018.02.18 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(重) 16 4 8 002.10(1人) 02着 R1:36.0(36.4) -0.0 R.ムーア 57kg ノンコノユメ
0000.05.02 船橋 かしわ記念 JpnI ダ1600m(良) 12 6 7 003.20(2人) 01着 R1:39.2(37.0) -0.2 C.ルメール 57kg オールブラッシュ
0000.06.27 大井 帝王賞 JpnI ダ2000m(良) 15 3 4 003.40(2人) 01着 R2:04.2(38.7) -0.1 C.ルメール 57kg (ケイティブレイブ)
0000.10.08 盛岡 MCS南部杯 JpnI ダ1600m(良) 14 5 7 001.60(1人) 02着 R1:35.5(35.5) -0.2 C.ルメール 57kg ルヴァンスレーヴ
0000.12.29 大井 東京大賞典 GI ダ2000m(良) 16 7 13 002.20(1人) 02着 R2:06.0(38.9) -0.1 C.ルメール 57kg オメガパフューム
2019.02.17 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 14 3 3 003.00(2人) 02着 R1:35.6(34.8) -0.0 C.ルメール 57kg インティ
  • 競走成績は2019年2月17日現在
  • 出典: [26]

血統表編集

ゴールドドリーム血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 Halo系
[§ 2]

ゴールドアリュール
1999 栗毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence(米)
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ニキーヤ
Nikiya
1993 鹿毛
Nureyev Northern Dancer
Special
Reluctant Guest Hostage
Vaguely Royal

モンヴェール
2003 鹿毛
*フレンチデピュティ
French Deputy(米)
1992 栗毛
Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lass
母の母
スペシャルジェイド
Special Jade(米)
1993 鹿毛
Cox's Ridge Best Turn
Our Martha
Statistic Mr. Prospector
Number
母系(F-No.) 5号族(FN:5-h) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer4×5=9.38%、Special4×5=9.38%、Turn-to5×5=6.25%、Nijinsky5×5=6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ ゴールドドリーム 5代血統表2017年12月5日閲覧
  2. ^ ゴールドドリーム 5代血統表2017年12月5日閲覧
  3. ^ ゴールドドリーム 5代血統表2017年12月5日閲覧
  4. ^ ゴールドドリーム 5代血統表2017年12月5日閲覧

出典編集

  1. ^ 【阪神新馬戦】ゴールドドリーム突き抜けた!川田「いい内容」スポーツニッポン、2017年2月19日閲覧
  2. ^ 【3歳500万下】(京都3R)~ゴールドドリームが追い比べを制す | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  3. ^ 無傷のV3ゴールドドリームに田辺「直線はよく伸びた。今後が楽しみ」/ヒヤシンスS | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  4. ^ 【兵庫チャンピオンシップ】(園田)~ケイティブレイブが逃げ切って重賞初制覇 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  5. ^ 【ユニコーンS】ゴールド会心初戴冠 ストロングバローズとの一騎打ち制す | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  6. ^ 【ジャパンダートダービー】(大井)~キョウエイギア快勝、3歳ダート王に | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  7. ^ 【武蔵野S】(東京)~タガノトネールがレコードV | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  8. ^ 【チャンピオンズC】(中京)~サウンドトゥルーが後方一気を決めGI2勝目 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  9. ^ チャンピオンズカップ|2016年12月04日 | 競馬データベース - netkeiba.com”. db.netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  10. ^ 【フェブラリーS】ゴールドドリームがG1初制覇、父アリュールにささぐ∨スポーツニッポン、2017年2月19日閲覧
  11. ^ 【フェブラリーS】(東京)~ゴールドドリームがGI初制覇 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  12. ^ 【ドバイワールドカップ】~アロゲートが優勝、アウォーディーが日本馬最先着の5着 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  13. ^ 【帝王賞レース後コメント】ケイティブレイブ福永祐一騎手、目野哲也調教師ら | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  14. ^ 理想の流れ、展開となったコパノリッキー完勝/マイルCS南部杯回顧(斎藤修) | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  15. ^ ゴールドドリームが差し切りV! JRAダートGI両制覇!/チャンピオンズC” (日本語). netkeiba.com. 2018年1月19日閲覧。
  16. ^ 最優秀ダートホースはゴールドドリーム JRAダートGIを両制覇” (日本語). netkeiba.com. 2018年1月19日閲覧。
  17. ^ フェブラリーSダイジェスト/勝ちタイムは1分36秒0(良) | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  18. ^ ゴールドドリームはドバイ見送り かしわ記念を目標に | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  19. ^ 地方でもゴール前決め手を発揮してゴールドドリーム/かしわ記念回顧(斎藤修) | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  20. ^ 接戦の5歳馬2頭は歴代チャンピオン級の実力/帝王賞回顧(斎藤修) | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  21. ^ 3歳世代のレベルの高さを象徴するルヴァンスレーヴの勝利/マイルCS南部杯回顧(斎藤修) | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  22. ^ 【チャンピオンズC】ゴールドドリームが右肩筋肉痛で回避 ルメール騎乗予定も… | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  23. ^ 【大井・東京大賞典】最後も3歳馬! オメガパフュームが差し切りGI初制覇!/地方競馬レース結果 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  24. ^ 【フェブラリーS】武豊インティが7連勝で戴冠! 菜七子キッキングは5着/JRAレース結果 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  25. ^ 【フェブラリーSレース後コメント】インティ武豊騎手ら | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年3月22日閲覧。
  26. ^ 競走成績:全競走成績|ゴールドドリーム”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2017年2月24日閲覧。

外部リンク編集