サザエさん症候群

サザエさん症候群(サザエさんしょうこうぐん)とは、日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称である。ここでは、同じような症例のブルーマンデー症候群 (Blue Monday) についても取り扱う。

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概説編集

主に学生会社員など、月曜日から学校や勤務が始まる人に起こりうる症状とされる。ごく軽度のうつ病の一種とする説もある。ただし、夏休み中や冬休み中などの長期休暇の場合は翌日の月曜日も休みのためあまりなる人がいないこともある。

世界的にはBlue Monday(ブルーマンデー、「青の月曜日」)と言われ、休日明けの物憂い月曜日として広く認識されている。

名前の由来編集

この名前の由来は、『サザエさん』が日曜日の終わりの代名詞となっていることである。

休日の終わりを自覚する最も多いパターンが、日本で毎週日曜日18:30 - 19:00(日本時間)にフジテレビ系列で放送されているアニメ『サザエさん』の放送時間帯であることから、この名称がつけられたとされる。『サザエさん』は45年を超える長寿番組であり、世代にかかわらず認知度が高く、放送開始時刻・終了時刻が固定されており、プロ野球中継などで放送休止になる例が非常に少ないことから、日曜夕方の代名詞となったといわれる。嘉門達夫は自身のシングル『NIPPONのサザエさん』でサザエさん症候群を表現している[1]

この症例は休日の終わり、仕事の始まりを実感し憂鬱になるものであり、それらを概して呼ぶために比較的認知されやすい語を用いて説明しているに過ぎないため、日曜日が休日ではない職種の人、サザエさんを他の曜日に遅れネットで放送している地域(フジテレビ系列の置局がない青森県山梨県山口県徳島県)の人が覚える休日の終わりによる憂鬱感でも、こう呼称して問題は無い。

サザエさん以外の日曜の終わりを連想させる番組編集

『サザエさん』以外の日曜の終わりを連想させる他の何かでも、同様の症状が起こりうる。[要出典]

などがある。『笑点』や『大河ドラマ』も、『サザエさん』と同様に、災害時や臨時ニュース時を除いて、放送開始時刻・終了時刻が固定されている。『ちびまる子ちゃん』では、2001年10月 - 2003年4月までエンディングテーマで放映されていた『休日の歌 (Viva La Vida)』でも、歌詞中にサザエさん症候群と同じような表現がある。[要出典]

なお、日曜の夕方から夜にかけて放送されていた番組のテーマ曲を集めたコンプリートCDとして『日曜夜のテレビは哀愁』(GT music、2007年10月10日発売)があり、番組ごとに時系列で収録されている(『サザエさん』からは『サザエさん一家』を収録)。

脚注編集

  1. ^ なお歌詞カードには、サザエさんを日曜日夕方の象徴として引用しており、サザエさん自体にそのような気分を呼び起こさせる効果があるとしているわけではないという但し書きが記載されている。
  2. ^ 1966年10月『土曜洋画劇場』として放送開始。2013年4月より『日曜エンターテインメント』の一企画に降格したが、2017年4月改編(『サンデーステーション』開始)により終了。

関連項目編集

外部リンク編集