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サタデー・ナイト・フィーバー』(: Saturday Night Fever)は、1977年製作のアメリカ映画である。監督はジョン・バダムジョン・トラボルタの出世作である。

サタデー・ナイト・フィーバー
Saturday Night Fever
監督 ジョン・バダム
脚本 ノーマン・ウェクスラー
製作 ロバート・スティグウッド
出演者 ジョン・トラボルタ
音楽 ビー・ジーズ
デヴィッド・シャイア
撮影 ラルフ・D・ボード
編集 デイヴィッド・ローリンズ
配給 パラマウント映画/CIC
公開 アメリカ合衆国の旗 1977年12月14日
日本の旗 1978年7月22日
上映時間 118分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $237,113,184[1]
配給収入 19億2000万円[2] 日本の旗
次作 ステイン・アライブ
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目次

概要編集

ニック・コーン英語版1976年の原作"Tribal Rites of the New Saturday Night"(邦題「新しい土曜の夜の部族儀式[3])」の映画化。

1970年代のアメリカ社会を背景に、「行き場のない青春のエネルギー」をディスコで踊ることで晴らす惰性の生活を送っていたジョン・トラボルタ演ずる青年トニーが、ディスコで出会った女性ステファニーの生き方に心を開かれ、新しい生活へ目覚めて大人へ脱皮していくさまを描く。週末ごとに行くディスコが主な舞台の映画。

 
決めポーズ

裕福な住人も多い華やかな都会的なマンハッタンと、ブルックリン橋を渡ったらすぐの位置にある、労働者の街であるブルックリンとが対比して描かれており、単なる娯楽映画ではなく当時のアメリカの格差社会を風刺した映画でもある。

この映画の「トラボルタ」の風貌や決めポーズ、映画に使われたディスコ・ミュージックが世界的に人気になり、ディスコ文化を取り巻くファッションやサブカルチャーといった世界の若者文化に大きな影響を与えた。映画のサウンドトラックサタデー・ナイト・フィーバー』は驚異的な売上を記録し、なかでも作中でBillboard Hot 100 1位6曲を含む7曲を提供したビージーズはその人気を不動のものにした。

日本ではこの映画の影響でディスコ・ダンスで踊り、熱狂することを指す「フィーバーする」という言葉(和製英語)が生まれた。転じてパチンコでの大当たりのシステムでも「フィーバー」という言葉が使われるようになった。

ちなみにトニーが踊ったフロアは、そのクラブの閉店に伴いオークションにかけられている[4]

ストーリー編集

ブルックリンのペンキ屋で働くトニーは、変わりばえのない毎日の生活にうんざりしていた。そんな彼の生き甲斐は土曜日の夜(サタデーナイト)にディスコで踊り明かすことだけ。ある日、ディスコで年上の女性ステファニーに出会う。同じブルックリンで生まれながらもインテリで自立し、将来設計を持つマンハッタンのステファニーに影響されたトニーは、自分の生き方を考え直すようになる。やがてステファニーとの生活を夢見て、ディスコで行なわれる賞金付きダンスコンテストへの出場を決意する。

豆知識編集

  • トニーの部屋に映画『ロッキー』のポスターが貼ってあるシーンがあるが、6年後、そのロッキーで主演したシルベスタ・スタローンの監督、脚本でサタデー・ナイト・フィーバーの続編である『ステイン・アライブ』が撮られている。また、女の子からアル・パチーノに似ていると言われ、トニーが「アル・パチーノ!アル・パチーノ!」と連呼して喜ぶシーンがあるが、2013年公開の映画『Gotti: Three Generations』で共演している。
  • DVD特典映像の「削除されたシーン」では、以下のカットされた3シーンを見ることが出来る。
    • トニーがステファニーを車で家まで送るシーン。車の中でのkissシーンがありトニーはステファニーと関係を持とうとするが拒絶される。これがのちに、コンテスト後車の中でステファニーに迫ろうとして「いつまで待てばいいんだ」の台詞に結びつく。
    • トニーがステファニーの部屋を訪れるが入室を拒まれるシーン。
    • トニーの父親が会社から再雇用の電報を受け取るシーン。喜ぶ父母に対し、トニーは「食事代は家に入れないからな」と言う。

キャスト編集

ミュージカル編集

1998年にはミュージカル版も制作されている。2003年新宿コマ劇場において日本人キャストによるミュージカル版が公演された。

続編編集

1983年にはシルベスター・スタローン監督で続編にあたる『ステイン・アライブ』が製作された。

脚注編集

  1. ^ Saturday Night Fever (1977)” (英語). Box Office Mojo. 2010年2月19日閲覧。
  2. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)370頁
  3. ^ 二見書房刊。
  4. ^ 28年前の“フィーバー”再び?あの“舞台”競売

関連項目編集

外部リンク編集