サッカーボールキック

サッカーボールキックは、総合格闘技プロレスの蹴り技の一種。

概要編集

グラウンド状態や座っている相手に対して、サッカーボールを蹴るが如く足の甲でキックを放つ技。

総合格闘技では頭部を、プロレスでは背中や胸などを狙うことが多い。

総合格闘技において、この攻撃が許可されているルールでは、グラウンド状態で一瞬の気も抜けないためスリリングで緊張感のある試合が展開される。そのため、格闘技を見るコアなファンからの人気が高い反面、この攻撃は非常に強力かつ危険で、場面によっては残虐な印象を与える技であるため禁止している団体もある。
PRIDEでは、初期は禁止技であったがPRIDE.13のルール改正以降に使用解禁となった。UFCDREAMSRCなどでは禁止技となっている。

主な使用者編集

派生技編集

ランニング・サッカーボール・キック
助走を付けてから繰り出すサッカーボール・キック。プロレスにおいて使用される場合が多い。
川田利明は同様の技で座っている相手の頭部(顔面・側頭部・後頭部)を狙ったものを得意としている(名称はデンジャラス・キック、ランニング顔面蹴り、ランニング顔面ローキックなどと呼ばれ、正式名称は定まっていない)。
柴田勝頼は座っている相手の胸部を狙って繰り出す物を必殺技としており、ペナルティ・キックPK)の名称で使用している。同様の技を高山善廣やKENTAも使用している。また柴田は、座っている相手の背面へのランニング・サッカーボール・キックをフリー・キックFK)として使用している。
ステップ・キック
前屈みの相手の顔面を、自分の片足の甲で下から上へと蹴り上げる技。相手の後頭部を片手で押さえて繰り出したり、その状態で連発したりするものもある。
川田利明や天龍源一郎が得意としている。
顔面爪先蹴り
うつ伏せで倒れている相手の顔面を、自分の足の爪先辺りで蹴り上げる技。甲辺りを使う場合もある。軽く当てるように蹴る場合が多いので「チョン蹴り」とも呼ばれる。威力よりも挑発の意味合いで使用される場合が多い。天龍源一郎や川田利明の他、柴田勝頼がゴール・キックGK)の名称で使用している(GKのGは、ゴールの意味の他に、「顔面」「(天龍)源一郎」などの意味合いもある)。
パントキック
WWEでトップとして活躍するランディ・オートンの必殺技。
パントキック(Punt kick)とは元々フットボールラグビーで、手に持ったボールを地面に落ちる前に正面に蹴り上げることであり、四つん這い状態の相手の左側から走りこみ、顔面や頭部を蹴り上げる。
非常に危険な技で、力加減を調整しても相手に大きなダメージを与える可能性が大きい。そのため相手からピンフォールを奪うというより、ストーリー上欠場などで戦線を離脱する際に使われることが多い。

関連項目編集