サバーハ3世・アッ=サバーハ
サバーハ3世・アッ=サーリム・アッ=サバーハ(アラビア語: صباح الثالث السالم الصباح, ラテン文字転写: Sabāh al-Thalith as-Sālim as-Sabāh、1913年 - 1977年12月31日)は第12代クウェート首長(在位:1965年11月24日 - 1977年12月31日)。父は第9代首長サーリム。
サバーハ3世 صباح الثالث | |
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クウェート首長 | |
在位 | 1965年11月24日 - 1977年12月31日 |
全名 |
صباح السالم الصباح サバーハ・アッ=サーリム・アッ=サバーハ |
出生 |
1913年 クウェート首長国、クウェート市 |
死去 |
1977年12月31日 クウェート、クウェート市 |
家名 | サバーハ家サーリム家系 |
父親 | サーリム・アル=ムバーラク・アッ=サバーハ |
宗教 | イスラム教スンナ派 |
生涯
編集1963年にクウェートが一院制議会の立憲君主制となると太子兼務のまま初代首相に就任し、1965年に兄アブドゥッラー3世の後の首長位を継承した。1968年1月にリビアやサウジアラビアとともにアラブ石油輸出国機構を結成し、本部がクウェート市に設置される。同年5月にはイギリスとの相互防衛条約を破棄した。
家族
編集四男で1955年生まれのムハンマド・サバーハ・アッ=セーラム・アッ=サバーハは副首相、外相、財務相、駐米大使を歴任している[1]。
脚注
編集- ^ “Kuwait appoints new prime minister”. Gulf News. (2022年7月19日) 2022年7月21日閲覧。
参考文献
編集- 『世界歴代王朝王名総覧』東洋書林、1998年9月30日
- 広瀬隆『世界石油戦争』NHK出版、2002年6月30日