サマセット
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サマセット(英語:Somerset)は、イングランド南西部の地域であり、サマセット州 (the county of Somerset, Somerset county) とも呼ばれる。
サマセット | |
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カウンティカウンシルのモットー Sumorsaete ealle (all the people of Somerset) | |
地理 | |
様態 | 典礼および非都市カウンティ |
リージョン | イングランド南西部 |
面積 総面積 行政区画 行政面積 |
7 位 4,171 km2 (1,610 sq mi) 12 位 3,451 km2 (1,332 sq mi) |
カウンシル所在地 | トーントン |
ISO 3166-2 | GB-SOM |
ONSコード | 40 |
NUTS 3 | UKK23 |
人口統計 | |
人口 総人口 (2018年中期推計値) 人口密度 行政区分 登録人口 |
22位 965,424 232/km2 (600/sq mi) 23位 559,399 |
民族構成 | 98.5% 白色人種 |
政治 | |
カウンティカウンシルなし | |
国会議員 |
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ディストリクト | |
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北東でグロスターシャー、東でウィルトシャー、南東でドーセット、南西でデヴォンに隣接する。北端の大部分は、ブリストル海峡に面した海岸線である。また、北部のラムサール条約登録地のサマセット低地には草地、泥炭地、フェン、ヨシ原が多く、甲虫類やタゲリ、コガモなどの野鳥が生息している[1]。
州名は Summerset のように発音する。地元住民は、濃厚なウェスト・カントリー訛りを反映して、ザマゼット (Zummerzet) と発音することがある。州名は「夏の人々の場所」という意味の Sumorsaete から来ており、現代ではサマセット低地 (Somerset Levels) と呼ばれている一帯が洪水などによる被害を避けるため、夏の間だけ定住生活に使われていたことに由来する。県のモットーはSumorsaete ealleであり、アングロサクソン語で「サマセットの全ての人々」という意味である。
産業
編集多くの町は小規模な軽工業を抱えているものの、サマセットには大規模な工業地帯はない。産業革命の頃にイングランド南西部の主要な港として発展したブリッジウォーターやヘリコプターの生産で有名なヨービルは数少ない例外である。
大部分は都市化されておらず、観光業は重要な産業の1つである。2001年の推計によると、23,000人が観光業に雇用されている。エクスムーア国立公園の一部である海岸線沿いの町や汽車を運行していることで有名なウェスト・サマセット鉄道、それにイギリス海軍航空博物館が、主な観光スポットである。また、グラストンベリーでは毎年、世界最大規模のロックフェスティバルが開かれており、多くの観光客で賑わっている。数々の洞窟が公開されているチェダー峡谷もあり、この地が発祥地であるチェダーチーズは世界中で有名である。
以前ほど重要な産業ではなくなってきているものの、農業は依然として重要な産業の1つである。かつてサマセットはイギリス国内の有名なリンゴの産地であり、今でもリンゴを原料に作られたシードルは県の特産品である。
主な町や村
編集州都はソマートンであったが、近年トーントンにその機能は移転されている。バースとウェルズの2つの市があり、ウェルズはイングランド内で最小である。
次に人口3,000人以上のものを挙げる。
- 詳しくはサマセットの地名一覧を参照
脚注
編集- ^ “Somerset Levels and Moors | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2007年1月1日). 2023年4月6日閲覧。