サルバドル/遥かなる日々

サルバドル/遥かなる日々』(さるばどる はるかなるひび、原題: Salvador)は、1986年制作のアメリカ合衆国の映画オリバー・ストーン監督。米国人フォト・ジャーナリストのリチャード・ボイル英語版が、エルサルバドル内戦を取材した際の自らの実体験を描いた小説の映画化。

サルバドル/遥かなる日々
Salvador
監督 オリバー・ストーン
脚本 オリバー・ストーン
リチャード・ボイル英語版
製作 オリバー・ストーン
ジェラルド・グリーン
製作総指揮 ジョン・デイリー
デレク・ギブソン
出演者 ジェームズ・ウッズ
音楽 ジョルジュ・ドルリュー
撮影 ロバート・リチャードソン
編集 クレア・シンプソン
配給 日本の旗 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1986年3月5日
日本の旗 1987年10月17日
上映時間 122分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $4,500,000[1]
興行収入 $1,500,000[1]
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あらすじ 編集

1980年、ジャーナリストのリチャード・ボイル英語版はアメリカのアパートで暮らしていたが、家賃の催促に追われる日々に嫌気が差した妻子に出て行かれてしまう。自暴自棄になり車を飛ばしていたボイルは、留置所に入れられてしまう。友人のロックDJのドクに保釈金を払わせ、売春と酒で釣られたドクと共に取材のためエルサルバドルに向かう。

現地は右派政府軍左派の反政府ゲリラによって内乱が起こっており、多くの死者・行方不明者を出していた。国境でボイルらは早速、政府軍に拘束されるが、すぐに解放され、ボイルは戦場カメラマンのジョンら旧友、そして愛人マリアとの再会を、ドクは売春宿に入り浸り呑んだくれるなど現地を満喫するが、政府軍のマックス少佐(“ボブ”少佐と呼ばれたロベルト・ダビュイソン英語版がモデル)率いる勢力は、政敵であるカトリック教会のロメロ大司教を暗殺。さらにはボランティアのシスターらを敵の家族を助けているとし、部下に命じて強姦・殺害させる。マリアの弟も、何者かに惨殺されてしまう。ボイルは真実を追う決意をする。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹替
フジテレビ
リチャード・ボイル英語版 ジェームズ・ウッズ 江原正士
ドクター・ロック ジェームズ・ベルーシ 屋良有作
ジョン・キャサディ ジョン・サヴェージ 飯塚昭三
マクシミリアーノ・“マックス”・カサノヴァ少佐 トニー・プラナ 亀井三郎
マリア エルピディア・カリーロ 勝生真沙子
トム・ケリー マイケル・マーフィー 鈴木泰明
キャシー・ムーア シンシア・ギブ 秋元千賀子

スタッフ 編集

参考文献 編集

  1. ^ a b Salvador” (英語). Box Office Mojo. 2011年10月4日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集