サンカントリー航空

サンカントリー航空(サンカントリーこうくう、英:Sun Country Airlines)は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスを本拠地に置く格安航空会社LCC)である。アメリカ合衆国の国内線に加え、メキシコカリブ海諸国中米への国際線を運航する。

サンカントリー航空
Boeing 737-800 (Sun Country AL) (2217107223).jpg
IATA
SY
ICAO
SCX
コールサイン
SUN COUNTRY
設立 1982年6月
ハブ空港 ミネアポリス・セントポール国際空港
焦点空港 ダラス・フォートワース国際空港
ラスベガス国際空港
マイレージサービス Sun Country Rewards
保有機材数 33機
就航地 54
本拠地 ミネソタ州ミネアポリス
代表者 Jude Bricker (CEO)
外部リンク https://www.suncountry.com/
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概要編集

創業から連邦倒産法第11章の適用まで(1982‐2008)編集

1983年、サンカントリー航空はボーイング727一機で運航を開始した。[1]当時のパイロットキャビンアテンダント整備士の多くは1982年5月11日に倒産したブラニフ航空からであった。[2]

1988年、本社屋をミネアポリス・セントポール国際空港へ移転。

2001年アメリカ同時多発テロの影響で資金不足に陥り全運航を休止

2006年ミネソタ州を中心とするピーターズ・グループ・ワールドワイドに買収される。[3]

2008年リーマンショックによるアメリカ経済危機の影響で、サンカントリー航空は瀕死の状態に置かれた。[4]

急遽、CEOをスタン・ガーデック(元エアトラン航空のCFO)に変更、45名のパイロットを解雇し、ミネソタ州から5000万ドルのローンを受けた。[4]

2008年9月、ピーターズ・グループ・ワールドワイドの代表トム・ピーターズが、FBIによるサンカントリー航空の金融詐欺捜査の開始を受け社長を辞退、その直後サンカントリー航空は連邦破産裁判所に連邦倒産法11章を申請した。[5]

サンカントリー航空復活から現在まで(2011‐)編集

2011年7月、カンブリア社オーナのデイビス家が3400万ドルでサンカントリー航空を買収。[6]

2017年、元アレジアント・エアの取締役Jude BrickerがCEOに就任。[7]

2017年12月14日アポロ・グローバル・マネジメントがサンカントリー航空を買収。[8]

2019年12月17日アマゾンがサンカントリー航空株を購入し主要株主になった。株の購入の意図はサンカントリー航空をアマゾンの貨物運送に使用するためである。[9]その後、サンカントリー航空はボーイング737‐800の貨物仕様機10機を購入した。

保有機材編集

 
ボーイング737‐800機

サンカントリー航空の使用機材は、2020年現在、アメリカ合衆国シアトルボーイング社が製造するボーイング737NGシリーズのみを運航する。

 
マクドネル・ダグラスDC- 10 機

運用機材編集

サンカントリー航空の保有機材
機材 運航中 発注機数 座席数 備考
ボーイング737‐700 1 0 76 チャーター用機材
ボーイング737‐800 30 0 186
ボーイング737‐800BCF(貨物仕様機) 3 7 0 アマゾン・エア

退役機材編集

就航都市編集

アメリカ国内およびアメリカ領[10]編集

州および領 都市 空港
アラスカ アンカレッジ テッド・スティーブンズ国際空港
アリゾナ フェニックス フェニックス・スカイハーバー国際空港
アリゾナ ツーソン ツーソン国際空港
イリノイ シカゴ シカゴ・オヘア国際空港
ウィスコンシン ミルウォーキー ミルウォーキー空港
オハイオ クリーブランド クリーブランド国際空港
オレゴン ポートランド ポートランド国際空港
カリフォルニア ロサンゼルス ロサンゼルス国際空港
カリフォルニア サンディエゴ サンディエゴ国際空港
カリフォルニア サクラメント サクラメント国際空港
カリフォルニア サンフランシスコ サンフランシスコ国際空港
カリフォルニア パームスプリングス パームスプリングス空港
コロラド デンバー デンバー国際空港
サウスカロライナ マートル・ビーチ マートル・ビーチ空港
ジョージア サバンナ サバンナ空港
テキサス ダラス ダラス・フォートワース国際空港
テキサス オースティン オースティン空港
テキサス サン・アントニオ サン・アントニオ空港
テネシー ナッシュビル ナッシュビル国際空港
ニュージャージ ニューアーク ニューアーク国際空港
ネバダ ラスベガス マッカラン国際空港
ハワイ ホノルル ダニエル・k・イノウエ国際空港
フロリダ タンパ タンパ国際空港
フロリダ オーランド オーランド国際空港
フロリダ フォート・マイヤーズ フォート・マイヤーズ空港
フロリダ マイアミ マイアミ国際空港
ペンシルベニア フィラデルフィア フィラデルフィア国際空港
マサチューセッツ ボストン ローガン国際空港
ミズーリ セントルイス セントルイス国際空港
ミネソタ ミネアポリス ミネアポリス・セントポール国際空港
メイン ポートランド ポートランド空港
ルイジアナ ニューオーリンズ ルイ・アームストロング国際空港
ロードアイランド プロビデンス プロビデンス国際空港
ワシントン シアトル タコマ国際空港
ワシントンDC ワシントンDC ダレス国際空港
プエルトリコ サン・ファン サン・ファン国際空港

国際線[10]編集

都市 空港
オランダ領アルバ オラニエスタッド オラニエスタッド国際空港
バハマ ナッソー ナッソー国際空港
ベリーズ ベリーズシティ フィリップス・S・W・ゴールドソン国際空港
カナダ バンクーバー バンクーバー国際空港
コスタリカ リベリア ダニエル・オドゥベール国際空港
ドミニカ プンタカナ プンタカナ国際空港
ジャマイカ モンティーゴベイ サングスター国際空港
メキシコ カンクン カンクン国際空港
メキシコ コスメル コスメル国際空港
メキシコ ラス・カボス ラス・カボス国際空港
メキシコ マサトラン マサトラン国際空港

サービス編集

 
ボーイング737‐800のエコノミークラス座席

座席編集

かつては、全機材にはファーストクラスが有ったが、連邦倒産法11章適用後本格的に格安航空会社化し現在は全ての機材でエコノミー座席のみとなっている。[11]

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ Falcus, Matt (2013年7月28日). “A look at Sun Country Airlines” (英語). Airport Spotting. 2020年6月10日閲覧。
  2. ^ Sun Country Airlines - Low Fares. Nonstop Flights.”. www.suncountry.com. 2020年6月10日閲覧。
  3. ^ Sun Country Airlines”. web.archive.org (2006年11月14日). 2020年6月10日閲覧。
  4. ^ a b Sept. 29: Sun Country workers face temporary 50% pay cut”. Star Tribune. 2020年6月10日閲覧。
  5. ^ Sun Country files for bankruptcy”. Star Tribune. 2020年6月10日閲覧。
  6. ^ Cambria deal gives new life to Sun Country”. Star Tribune. 2020年6月10日閲覧。
  7. ^ Sun Country names Jude Bricker as new CEO”. Star Tribune. 2020年6月10日閲覧。
  8. ^ Funds Managed by Affiliates of Apollo Global Management to Acquire Sun Country Airlines” (英語). www.apollo.com. 2020年6月10日閲覧。
  9. ^ Cameron, Doug (2019年12月17日). “Amazon Looks to Sun Country to Boost Its Cargo Unit” (英語). Wall Street Journal. ISSN 0099-9660. https://www.wsj.com/articles/amazon-looks-to-sun-country-to-boost-its-cargo-unit-11576621801 2020年6月10日閲覧。 
  10. ^ a b Sun Country Airlines - Low Fares. Nonstop Flights.”. www.suncountry.com. 2020年6月10日閲覧。
  11. ^ First Look at Sun Country's New, Smaller Seats” (英語). Thrifty Traveler (2018年12月11日). 2020年6月10日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集