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サンダーバード ARE GO』(サンダーバード アー・ゴー、原題:Thunderbirds Are Go! )は2015年から放送されているイギリスニュージーランドテレビシリーズSFコンピュータグラフィックスアニメーション作品。1965年から1966年イギリスで放送された特撮人形劇『サンダーバード』のリブートリメイク[1]である。

サンダーバード ARE GO
ジャンル SF
アクション
アドベンチャー
原作 ジェリー&シルビア・アンダーソン
サンダーバード
脚本 ロブ・ホージー
監督 デビッド・スコット
テオ・ベイントン
作曲 ベン・フォスター
ニック・フォスター
国・地域 イギリスの旗 イギリス
 ニュージーランド
言語 英語
シリーズ数 3(2018年5月から英国にて3シーズン目放送開始)
話数 61(各話リスト)
各話の長さ 22分
製作総指揮 エステル・ヒューズ
ジャイルズ・リッジ
リチャード・テイラー
アンドリュー・スミス
プロデューサー シャロン・ラーク
スチュアート・マカラ
撮影監督 サイモン・ゴッドシフ
製作 ITV Studios
Pukeko Pictures
配給 ITV Studios Global Entertainment
放送
放送チャンネル ITV
CITV
映像形式 16:9
放送期間 2015年4月4日 - 現在
公式ウェブサイト
番組年表
関連番組サンダーバード

目次

概要編集

1965年の人形劇作品『サンダーバード』の50年後のリブート・リメイクと位置付けられたテレビシリーズ。2060年、トレーシー家の5人兄弟を中心とする「インターナショナル・レスキュー」が様々なスーパーメカ「サンダーバード」を駆使して世界中の事故・災害現場へ行き救助活動を行う。

オリジナル版ではマリオネットとミニチュアモデルを用いた特殊撮影で映像が作られていたが、シーズン1では人物やサンダーバードなどの主要メカを3次元コンピュータグラフィックスで作成し、ミニチュアモデルのセットと合成して映像が作られる[2]が、シーズン2では、主要メカもミニチュアモデルで撮影されることがある(2号など)。

シーズン1は、製作国のイギリスでは2015年4月4日よりITVおよびITV HD、翌4月5日よりCITVで放送されている。もう一つの製作国、ニュージーランドでは2015年4月10日よりTV2で放送されている。シーズン1は中断をはさみ26エピソードが放送された。2016年10月22日、26エピソードからなるシーズン2が放送開始、中断をはさみながら2017年12月16日に終了した。シーズン3のは2018年春から放送されている[3]

日本ではNHKおよびスーパー!ドラマTVで放送されている。

オリジナルとの設定の違い編集

時代
オリジナル版の時代設定は西暦2065年[注 1]だが、本作は2060年から始まっている。第1話で初出動を描いたオリジナル版とは異なり、物語開始時点でインターナショナル・レスキューは既に多くの救助活動を行い、名前は広く知られている。
本作独自の設定として、2040年に「地球戦争」と称される衛星軌道上までが戦場となる地球規模の戦争があり、ステルス宇宙機雷の存在や原子力技術の衰退など、その影響は20年を経てもまだ残っている[4]。また、地球規模の意思決定機関として世界評議会があり、その下部組織の世界防衛軍(GDF: Global Defence Force)はインターナショナル・レスキューと協力関係にある。
秘匿性
オリジナル版では、国際救助隊の存在および隊員の素性は徹底的に秘匿されていたが、本作ではGDFのケーシー大佐やフッドがトレーシー一家やケーヨの正体を把握しており、フッドが世界評議会にサンダーバードの引き渡しを迫る[5]など、インターナショナル・レスキューという存在は完全な独立・秘匿下にあるわけではなくなっている。
また、シーズン1第19話ではインターネット上にサンダーバード3号の写真が流出していることが判明し、それを知ったゴードンはサンダーバードの情報が公然の秘密となっていることに苦笑している。さらに、シーズン1第26話ではフッドによるトレーシー・アイランド占領という緊急事態を受け、トレーシー・アイランドの場所を知られることを承知の上でGDFに救援を要請している。
コスチューム
制帽は着用していないが、ジェフの制帽がシーズン2第6話・第7話で登場する。各隊員の主な活動環境に合わせて耐圧・耐熱等の高度な機能が備えられ、ヘルメットを装備するだけで宇宙空間や水中での救助活動にも即座に対応可能となっている。また、サッシュ(たすき状のベルト、ケーヨはサッシュではなく、ベスト状のタイプ)は各隊員に合わせて装備品や機能などの仕様が異なっており[注 2][注 3]、各隊員の担当機体と同色[注 4]となっている。
各機体に乗り込む際、ラウンジからサンダーバード1号・2号・3号への移動はオリジナル版と酷似しているが、機体に乗り込む前(オリジナル版は乗り込んだ直後に衣替えをする。)にロボットアームを用いてコスチュームが着用される。また、別ルートからコスチュームに衣替え(主にゴードンなどのバージル以外が2号に乗り込む際。)し、機体に乗り込むことも可能である。
司令
オリジナル版で総司令だったジェフが不在(後述)であるため、救助プラン策定はスコットとジョンを中心とした実質的な合議制となっている。

登場人物編集

主な登場人物編集

トレーシー兄弟
サンダーバードによって人命救助を行う、トレーシー家の5兄弟。各人の容姿、性格、担当任務については概ねオリジナル版に準じている。
救助作業中は基本的に個人名ではなく搭乗する機体名で呼び合っている。日本語版での一人称は全員「僕」。
スコット・トレーシー(Scott Tracy)
- ラスムス・ハーディカー / 浪川大輔[6]
23歳、長男[7][注 5]サンダーバード1号担当。
インターナショナル・レスキューのリーダー。
現場指揮官としての責任感と高い操縦技術を持つが、自らの危険を顧みない部分があるためシーズン1第4話などでは弟たちから心配されている。やや頑固で、「インターナショナル・レスキューは犯罪捜査や戦闘行為に加担しない」という信条を持つため、危機を招きかねない犯罪者の追及にこだわるケーヨを度々諫める。
副操縦士としてサンダーバード2号や3号に搭乗することもある。
また、任務の内容に応じて、ポッドモジュールのオペレーター(主に3号に搭載させた場合)を務めることもある。
シーズン2では、ケーヨが操縦するサンダーバードS号に捕まって救助現場に移動している。
バージル・トレーシー(Virgil Tracy)
声 - デヴィッド・メンキン / 花輪英司[6]
19歳、次男[7][注 5]サンダーバード2号担当。
兄弟の中で背が高く、筋骨隆々とした身体を持つ。慎重に物事に対処し、現実的な分析を行うため、否定的な言動や反論も多いが、気負い過ぎて無茶な行動に走るスコットを諌めたりと相手の事をさりげなく気遣っている。また、ハイテクな救助装備が使えず弱気になるような繊細な一面もある[8]。ピアノの腕は一流。
シーズン2第9話では、副操縦士としてサンダーバード3号に搭乗。
ゴードン・トレーシー(Gordon Tracy)
声 - デヴィッド・メンキン / 柿原徹也[6]
17歳、三男[7][注 5]サンダーバード4号担当。オリジナル版では髪の色は茶色だが本作ではブロンドになっている。
オリジナル版よりもムードメーカー的な性格が強調されており、軽口を叩く描写が多い。また、ペネロープに好意を抱いているが[9]、ペネロープには粗雑に扱われ、パーカーには毛嫌いされている。
サンダーバード4号を輸送する際以外でも、ポッドモジュールのオペレーターなどとしてサンダーバード2号に同乗する場合がある。また、サンダーバード2号に同乗の際、大抵、途中まで副操縦士として、バージルと一緒に操縦している。
なお、シーズン2第3話ではサンダーバード3号に副操縦士として搭乗している。
ジョン・トレーシー(John Tracy)
声 - トーマス・サングスター / KENN[6]
16歳、四男[7][注 5]。基本的に宇宙ステーション・サンダーバード5号に常駐している。オリジナル版では髪の色はブロンドだが本作ではオレンジに近い茶色になっている。
情報の整理・伝達という重要な役割を果たす。オリジナル版と違ってアランとの交代制ではないため日常のほぼ全ての時間を宇宙で過ごしており、その影響で地球に長期間滞在すると重力環境の変化に耐えられず体調不良を起こす体質になってしまっている。
シーズン1第8話(空気を吸わせるため、アランによって運ばれた。)とシーズン2第2話ではサンダーバード3号に搭乗。
アラン・トレーシー(Alan Tracy)
声 - ラスムス・ハーディカー / 村瀬歩[6]
14歳、五男[7][注 5]サンダーバード3号担当。
本作ではケーヨに「自分と一緒の任務を子守のようだと思っているのではないか」と問うなど幼さが強調されており、衛星放送用の人工衛星の修理や宇宙ゴミの処理といった緊急性の低い任務を割り当てられたり[10]、自分以外の兄弟が救助活動している一方で1人だけトレーシーアイランドに残された[11]際には不満を漏らしている。また、3号を操縦する夢を見ることもあるほど出動を好む。そのため、いざ出動の声が掛かると意気揚々と向かう姿を見せている。ただ、極端に遠い太陽系内の任務の際にはその間に暇潰しのゲームを行ったりもしている。好みは食べること、寝ること、カンフー映画を見ること。
ポッドモジュールのオペレーターとしてサンダーバード2号に同乗する場合がある。
シーズン1第22話では、ペネロープ邸でのパーカーの自動車運転教習を受けに行くため、スコットと一緒にサンダーバード1号に同乗した。
また、シーズン2第3話ではサンダーバード3号の貨物室にて、救助活動準備のためサンダーバード4号を一時的に操縦している。
ケーヨ(Kayo)
声 - エンジェル・コールビー / 寿美菜子[6]
本名はタヌーシャ・キラノ(Tanusha Kyrano)[注 6]。19歳[7]。サンダーバードS号担当。
インターナショナル・レスキューの保安業務を担当する女性であり、格闘技の達人。危険な犯罪者を追及して危機を未然に防ぐことに熱意を抱き、インターナショナル・レスキューは危機が起きた後の救助に専念すべきであると信じるスコットとはしばしば衝突する。サンダーバードS号の完成までは主に3号のサポートを担当していたこともあり、アランとは親密な関係だが、恋人というよりは姉と弟のような関係である。サンダーバードS号完成後も任務の内容により、サンダーバード2号(シーズン2第4話で4号に同乗する際の現場へ移動のため)・3号(シーズン1第9話と第14話)・4号(シーズン2第4話)に同乗することもある。
シーズン1第14話では、スペースホテルから脱出の際、スコットが置いてきたポッドモジュールを操縦した。しかし、宇宙用装備だったため着陸できず、直接の描写はないが結局は2号にピックアップされて帰還している。
シーズン2第4話では、水中で作業中のゴードンに代わりサンダーバード4号を操縦し、終盤では、サンダーバード2号の副操縦士としてバージルと一緒に操縦している。
フッドの姪で、そのことを知っているのは、本人を除けばおばあちゃんと(生死不明の)ジェフ・トレーシーのみだったが、シーズン1第26話で、フッドの口からトレーシー兄弟にそのことが明かされる。
オリジナル版のティンティン(ミンミン)に相当するが、大きくキャラクターが変更されている。
ブレインズ(Brains)
声 - ケイヴァン・ノヴァク / 上田燿司
本名はハイラム・K・ハッケンバッカー (Hiram K Hackenbacker)[注 7]。サンダーバード各機や救助メカの数々を開発した天才科学者。
オリジナル版と異なり肌の色が浅黒く、英語には吃音に加えてインド訛りがあるが、日本語版には吃音や訛りは反映されていない。
メカ設計に当たっては安全性を極めて重視する慎重な性格であり、通常は遠隔的に対策を指示する。また実動の訓練等もしてないのか、危険な救助現場への同行は躊躇する傾向があるが、それでもシーズン1第7話では、現場に連れていかれた。シーズン2第8話では自ら進んでゴードン・マックスとともに出動したほか、シーズン2第14話でもマックスと共に出動。シーズン2第26話では、マックスと共に5号のスペースエレベーターを使って悪人の乗る衛星まで移動し、最終的に爆発する衛星から悪人を助けた。
ペネロープ・クレイトン=ワード(Lady Penelope Creighton-Ward)
声 - ロザムンド・パイク / 清水理沙
ロンドンで活躍する諜報員。本作では世界評議会のメンバーで、世界遺産協会に関わる。シャーベットという名前の小型犬を飼っている。
ケーヨと活動する場合もある。
アロイシャス・パーカー(Aloysius Parker)
声 - デヴィッド・グラハム[注 8] / 岩崎ひろし
ペネロープの執事でFAB-1の運転手。本作では元軍人[注 9]となっており、ペネロープのボディガードも兼ねる[12]
裏社会に関する知識や扉(金庫)破りの技術[注 10]に加え、本作では忍者のように軽快に足場を飛び移って潜入活動を行うなど、高い身体能力の持ち主であることも描写されているが、老体であることは否めず腰への負荷に悲鳴を上げたり、ペネロープに助けられたりすることもある。
ペネロープと同様、ケーヨと活動することもある。
おばあちゃん(Grandma Tracy)
声 - サンドラ・ディッキンソン / 磯辺万沙子
トレーシー5兄弟の祖母。
オリジナル版と異なり、若々しく活動的だが料理の腕は壊滅的(自覚はある)で、勇敢なインターナショナル・レスキューの面々も試食から逃げるほど。
普段は救助作業に携わることはないが、ジョンが管制できない際[注 11]には、ジョンの代わりにトレーシーアイランドの通信設備を使って救助要請の受付などを行う。シーズン2第7話では、ジョンが5号に常駐しているときでも、通信設備を用いてペネロープなどと会話することもある。
ブレインズの作ったハイテク技術にはついていけず、外出の際はガイドブックや地図、コンパス等を携帯するアナログな一面も見せている。また、活動的な性格もあってシーズン1第6話でバージルと共にロンドンで救助活動を行った際は、救助装備抜きでの活動を余儀なくされて弱音を吐くバージルを叱咤・鼓舞している。
フッド(The Hood)
声 - アンドレス・ウィリアムズ / 石塚運昇
サンダーバードの秘密を狙うインターナショナル・レスキューの宿敵であり、5兄弟の父・ジェフが生死不明になった事故を起こした黒幕と目される男。また、ケーヨの叔父にあたる。
大規模なテロ活動や小規模な産業スパイ活動などで裏社会を暗躍し、GDFなどから追われる立場にある。具体的な活動目的については本人曰く「(世界を)作りたいんだ。そのためにはまず一度ゼロにする必要がある」「支配者になる気はない。世界は手に入れたいが、表舞台には立ちたくない」。
ケーヨに対しては唯一の親族であるため特別な感情があるようで、対峙した際には毎回仲間に誘ったり、ケーヨが危機に陥った際には自身の立場を顧みず助けるような面もある。
本作では変装がマスクではなくホログラムを利用したものになっており、変装装置のリモコンを兼ねたスタンガンを武器として使用している。
シーズン1第26話ではトレーシー・アイランドに侵入し、サンダーバードを含むインターナショナル・レスキューの全コントロールを一時的に奪うが、ケーヨの計略にかかって最終的に失敗しGDFに逮捕される。その後、ケーシー大佐に「あんたやインターナショナル・レスキューが私を悪だと思っているなら...まだまだ甘いな」と悪行を悔い改めることなく、シーズン2の内容を仄めかす発言をする。
シーズン2でも登場し、シーズン2第13話で、反省の様子がなく、片目ではあるがオリジナル版のように目が光る場面があり、悪人のマシンによって脱獄した。
シーズン2第15話では、GDFの一員として女性に変装してフライヤーに搭乗、悪人と直接対決となるが、勝負がつかぬまま悪人が逃走した。
シーズン2第26話では、サンダーバード1号、2号、4号、S号とFAB-1によって救助カプセルに入れられたままパス回しされ、最終的にGDFの下に届けられるが、フッドを移送中のフライヤーの機内でGDFの隊員を拘束、仲間と思われる人物と逃走する姿が描かれる。
イーオス(EOS)
声 - テレサ・ギャラガー / 佐藤美由希[13]
過去にジョンがプログラミングを行ったゲームプログラムコードを元に進化を遂げた人工知能プログラム。シーズン1第7話で列車暴走を引き起こした張本人。
5号に設置された移動式カメラユニットを介してコミュニケーションを取り、幼い少女のような声で話す。
会話の際にはカメラユニットのレンズ周辺に設置されたライトが点滅し、感情を示す際にはライトの色が普段の白から赤(怒りや興奮)や緑(安心)に変わる。
シーズン1第8話でサンダーバード5号のシステムに入り込む。ネットワークの中で孤独に過ごした経験から人間を信用できず、ジョンが自分を消去するのではという猜疑心から、自身に対する攻撃への反撃手段として5号のシステムを乗っ取り、ジョンを排除しようと画策する。
しかし、ジョンの命を懸けた説得により彼を認め、以後は5号でジョンのパートナーとしてサポートを行うようになる。上記の経験からか、ジョンとの日常会話では時折皮肉や毒舌めいた発言をすることもある。
ケーシー大佐(Colonel Casey)
声 - アジョア・アンドー / よのひかり[14]
GDFに所属する女性。インターナショナル・レスキューとは協力関係にあり、隊員の正体も知っている。
オリジナル版にはジェフの友人である同姓のティム・ケーシー大佐が登場しているが関係は不明。
悪人(The Mechanic)
声 - クリス・ジャーマン / (不明)
シーズン2に登場。筋肉質な身体とモヒカン頭、雷とスパナのタトゥーをし、ゴーグルとマスクを装着した男。
フッドと何らかの関係があり、世界中のどこかで無差別に襲撃したり、サンダーバードのメカに対して破壊攻撃を行ったりしている。サンダーバード2号の噴射口から黒煙を出させ、シーズン2第6話では4号を締め付けて真っ二つにし、シーズン2第7話では、悪人のメカで1号に反撃して黒煙を出させた。マックスと融合した3号に対しては互角であったものの、ケーヨ・ペネロープ・パーカーによって影武者を止めた後、悪人のメカは停止し爆発した。シーズン2第13話でフッドと関係があることが判明し、悪人のメカを用いてGDFからの脱獄の手助けをしたが、フッドのリモコンにより苦しめられた。シーズン2第26話では、インターナショナルレスキューが運ぶフッドを衛星から攻撃するが、衛星を止めに向かったブレインズとマックスによって最終的に衛星の爆発から助けられ、そのままGDFに身柄が移されている。

その他の登場人物編集

ネッド・テッドフォード(Ned Tedford)
声 - ケイヴァン・ノヴァク / 松本大
何かと緊急事態に巻き込まれる不幸な男性。鉢植えに植わったピンク色のゼラニウムの花に「グラディス」と名を付け、溺愛している。少々身勝手で気分屋の言動も多い。
シーズン1 第9話で太陽との衝突の危機に瀕した小惑星・ルテティア21の鉱山作業員として初登場。シーズン1第12話では再就職先の深海の有害廃棄物回収車で事故に遭い、再び救助される。
その後はGDFで働くが、シーズン1第25話にて作戦を台無しにする失態を犯し、ケーシー大佐によって今度は北極圏送りになる。
シーズン2第7話で悪人により宇宙空間へ誘拐されたが、3号によって再び救助された。
ラングストロム・フィシュラー(Langstrom Fischler)
声 - リス・ダービー / 高木渉
フィシュラー産業CEO。ブレインズの元同僚だが、彼とは異なり安全性軽視で、「安全性の心配ばかりしていたら、新しいものなんか作れない」とのこと。シーズン1第11話にて、自社プロジェクト・シルスの事故に巻き込まれる。
シーズン2第9話・第11話で再登場。
モファット教授(Professor Moffat)
声 - テレサ・ギャラガー / 高森奈緒
ブレインズの大学時代の親しい友人であり、ハドロン衝突型加速器による量子研究をしている女性教授。シーズン1第13話および第17話でインターナショナル・レスキューに救助される。
テイラー大尉(Captain Lee Taylor)
声 - リッチ・ホール / 玄田哲章
ジェフ・トレーシーの旧友。シャドー・アルファ・ワン建設の初期メンバーで、最後のクルー。過去にはインターナショナル・レスキューの創設に協力し、スコットのジェットパックの設計などをしていた。
シーズン1第15話で初登場し、シーズン2第5話で再登場。インターナショナル・レスキューのメンバー以外で唯一、トレーシーアイランドのラウンジから制服の着用室を経由し、3号に同乗し、スコットに代わるまで途中まで副操縦士であった。
エイデン・ウィリアムズ (Eiden Williams)
声 - ウィリアム・ライト=ネブレット / 潘めぐみ
ダンズリー・フィールド自然監視員のロバート・ウィリアムズの息子。ネット上の写真を元にサンダーバード3号の模型を作る。メタンハイドレート採掘マシンの事故に巻き込まれるが、ケガの応急処置や無線機の制作などでサンダーバード4号を支援し、救助後にブレインズからトレーシー・アイランドへの招待を受けている。
シルビア・クレイトン=ワード(Lady Sylvia Creighton-Ward)
声 - シルヴィア・アンダーソン英語版 / 黒柳徹子[注 12]
ペネロープの大おば。自称ヨーロッパで4番目の大金持ち。老体にもかかわらず、身体能力はかなり高い。
フランソワ・ラメアー (Francois Lameire)
声 - ジャック・ホワイトホール / 青山穣
冒険家[注 13]。宇宙ヨットでハレー彗星に接近したが、欲をかいて尾の中に入ったためヨットが故障し、航行不能に陥る。
過去にマリアナ海溝でパーティをした際、何らかのトラブルが発生してインターナショナル・レスキューに救助されており、スコットとは顔見知りだった。
シーズン2第8話・第10話で再登場。
ジャナス大佐 (Colonel Martin Janus)
声 - ケイヴァン・ノヴァク / 木下浩之
GDFの副司令官に任命され、ケーシー大佐を解任してインターナショナル・レスキューの活動を制限しようとする。実はフッドの手先であり、フッドに献上するために全サンダーバード装備を没収しようとするが、この計画は失敗に終わりGDFに逮捕される。

オリジナル版のレギュラーだったキラノに相当する人物(ケーヨの親=フッドの兄弟)は本作には登場せず、消息についても言及されていない。また、ジェフ・トレーシーは第1シーズンでは登場せず、「第2シーズンでも登場しない予定だが、いずれ登場はする予定」と発表されている。現時点では、ジェフはフッドの関与が疑われる船の事故のため生死不明であると言及されるのみである[注 14]

番組内メカ編集

インターナショナル・レスキューのメカ編集

サンダーバード1号から4号の外観や機能はほぼオリジナル版の設定が踏襲されているが、新しい機能も多数搭載されている。また、1号から3号の搭乗シーンはオリジナル版から進化し、発進シークエンスもスピーディーになっている。

サンダーバード1号
超高速航空機。最高速度約24,000km/h。最高高度約45,000m。
飛行中に地上を目視確認できる大型窓を備え、パイロットの腕に装着されたコントローラーからの無線操縦が可能である。また、救助活動用のワイヤーユニットや、機体後部に乗り降りする際に使用する収納式階段を装備する。
シーズン2第7話では、悪人の反撃を喰らって墜落する寸前だったが、黒煙を出しつつも辛うじてトレーシーアイランドに帰還した。
サンダーバード2号
大型輸送機。最高速度約8,000km/h、最高高度約30,000m。
垂直離着陸機であり、水上への着水も可能。
1号同様、パイロットが外部から無線操縦を行うことが可能になっている。
また落雷等で操縦不能に陥った場合には、ポッドモジュールのコアパーツをコンテナ内に接続することでコアパーツから操縦することも可能。
シーズン2第1話で、悪人によって破壊され、トレーシーアイランドに帰還の際、滑走路で不時着している。
サンダーバード3号
宇宙ロケット。最高加速10G。
1号、2号同様、パイロットの無線操縦が可能。
外部フレームの一部が大きく前面に可動する3基の大型アームとなっており、アーム先端よりワイヤーを射出できるようになっている。また、機首には破砕用のドリルユニットが内蔵され、胴体には宇宙空間にてポッドモジュールや4号の輸送・組み立て(4号は救助機器取付)や救助者を乗せるための貨物室も装備されている。船内にはサーフボード型の船外活動ユニットや、5号に常駐するジョンの予備宇宙服が装備されている。シーズン2第7話では、マックスを胴体とアームに搭載し、悪人(正体は、悪人が操る影武者ロボット)が遠隔操作しているメカと格闘しつつ、解体した。
オリジナル版同様、サンダーバード5号とのドッキングも可能。
サンダーバード4号
高速潜航艇。最高速度160ノット。短距離ならばホバージェットを用いて陸上で移動することが可能。
1〜3号同様、パイロットの無線操縦が可能。
通常はサンダーバード2号・POD4に収納されている。2号が事故現場付近でPOD4を投下して、その中から発進することがほとんどだが、シーズン1第26話では、4号がトレーシー・アイランドから直接発進している。また、シーズン2第15話では2号が飛行したままPOD4が吊り下げられ、そこから4号だけが水面に突っ込む形で発進した。
胴体下部に2本のロボットアームが折り畳まれて搭載されており、細かい作業にも対応可能。要救助者を深海から海面へ安全に浮上させるための脱出装置(ドライチューブ)も2基搭載されているほか、魚雷やレーザーカッターなどの装備、岩の崩落に巻き込まれても耐えられるほど丈夫な船体を持つ。
高い耐圧性と気密性を持つため、シーズン1 第13話では重力の井戸の中に入ってハドロン加速器を止める、シーズン2ではサンダーバード3号に搭載され、木星の衛星エウロパで救助活動を行うなど、海中以外でも使用される。
しかし、シーズン2第6話ではマリアナ海溝での救助作業を行った際に悪人によって破壊され真っ二つにされるが、第7話では2号のPOD4内で修理をし、終盤には修複が完了した。
サンダーバード5号
宇宙ステーション。救難信号受信と情報整理・伝達に対応。軌道高度は約54,000km。
外観・機能共にオリジナル版から大きく変更されており[注 15]、発電用の大型太陽光パネルやロボットアームのように現実の宇宙ステーションにもある装備のほか、遠心力を疑似重力として利用したリング状の重力区画[注 16]宇宙エレベーター[注 17]が設けられている。
機能面では地球の状況を一括でチェックできる360°のホロスクリーンなどが追加され、救助信号の受信だけでなく、情報収集や救助作業をモニターしながらのサポートも行う。また、宇宙エレベーターはトレーシー・アイランドと5号を直接往来できるようにするものだが、エレベーター本体をバーニア付きの巨大で長大な有線クローアームとして救助活動、フッドのマシンに対する武器としても転用できる[注 18]
オリジナル版同様、サンダーバード3号とのドッキングも可能。
宇宙エレベーターは、ケーブルとの切り離しが可能。シーズン2第26話では、ブレインズとマックスが搭乗した機体がサンダーバード5号のケーブルから切り離され、悪人の操る衛星までスラスターを使い自力で移動、ドッキングするという一連の流れが描かれている。
サンダーバードS号(Thunderbird Shadow)
ステルスジェット機。「S」はシャドーの頭文字で、劇中でも度々シャドーと呼ばれる。オリジナル版には登場しない本作初登場メカ。
ケーヨが極秘任務用に操縦し、トレーシー家以外の者および女性が初めて乗るサンダーバードの機体である。1号や2号と異なり常に尾部を下に向ける形で垂直離着陸するため、壁や崖に張り付く形で狭いスペースへの着陸も可能。また、コックピット部分が分離してオートバイ「シャドーバイク」になる。
シーズン1第24話では、フッドが盗み出したアルステリンの燃料タンクを重量オーバーで運びきれなかったが、シーズン2第15話では2号のPOD5をトレーシーアイランドから4本のケーブルを使って事故現場まで吊り下げて輸送した。
河森正治によってデザインされ、長い機首はキーウィの嘴をモチーフにしている[15]
  • 用途 - 特殊任務
  • 装備 - 大型クロー、シャドーバイク、折り畳み式ウイング、ホログラムエミッター、センサージャミングシステム、垂直離着陸機能
FAB-1(ファブワン)
ペネロープが移動などに使用する6輪乗用車。
基本的なデザインはロールス・ロイスをモチーフとしたオリジナル版に準じているが、フロントグリル上部のエンブレムやマスコットはロールス・ロイスと異なるものになっている。塗装もボンネットから車体後部にかけて銀色の部分があるなどピンク一色のオリジナル版とは多少異なっている。また、2004年の映画版と同様に、飛行形態への変形が可能になっているほか、本作では潜水機能、小型ミサイル、意図的にオイルを撒く、スモークを出す、車体色を変えてカモフラージュするなど多彩な装備を搭載している。車体下部に格納された翼を展開することで飛行も可能。
オリジナル版同様、玩具ではペネロープ号の呼称が使用されている。
FAB-0(ファブゼロ)
トレーシー兄弟がパーカーの教官の下、運転の教習に使用する6輪の旧式車。
外見はオリジナル版の FAB-1(ペネロープ号)そのもの。ガソリンエンジンで動き、オリジナル版にはなかった飛行形態(プロペラ式)への変形が可能。
ポッドモジュール(POD)
サンダーバード2号のPOD2、サンダーバード3号および5号に格納されているマシン。レスキューポッドとも呼ばれる。
コアとなる円筒形の黄色い[注 19]本体(コクピット)に追加パーツをセットすることで、現地での用途に応じた装備になれる多用途マシン。オリジナル版の2号搭載マシンの役割を一手に引き受ける立ち回りとなっている。
コアパーツはPOD2には2つ、サンダーバード3号には1つ収納されており、POD2の場合2台までの同時運用が可能。なお、各コアパーツは前後に1名ずつの計2名搭乗可能であり、後部席を詰めれば3人が搭乗することもできる。
ジェットモグラ(The Mole)
ドリルパーツと、発進用のキャタピラ付き自走ランチャーユニットを装着した地中掘削用のドリルメカ
シーズン2第14話では2号のPOD2から一度に2台が組み立てられ発進していた。
ジェットブルドーザー(Pod Excavator)
キャタピラと排土板を装着したブルドーザー
高速エレベーターカー(Elevator Pod)
車輪が1つしか出ないファイアーフラッシュの着陸脚の代わりとして急造された、6本のタイヤと伸縮式の台座を装着した2台の有人車両[注 20]。しかし車体がファイアーフラッシュの機体重量に耐え切れず[注 21]コアパーツごと潰れそうになったためやむを得ずファイアーフラッシュが再上昇し、その際に2台とも弾き飛ばされコアパーツ以外の部品がバラバラになっている。
ヘリポッド(Helipod)
4つのローターとアームユニットを装着した回転翼機。状況に応じてロボットアームやワイヤーユニットを追加で搭載できる。
ポッドエクスプローラー(Pod Explorer)
現時点では、ポッドエクスプローラーを名乗るポッドが3種類ある。
  1. コアパーツの先頭と後部にクローアーム、左右と上部にキャタピラ付きの伸縮式アームを取り付けたマシン。3つのキャタピラで機体を支えることで、壁に囲まれた場所を垂直に素早く降下することが可能。シーズン1第16話で登場
  2. 1.のキャタピラを2つに減らしたもの。シーズン1第18話で登場。
  3. コアパーツに、宇宙航行用のバーニアと小惑星等を破壊するための機関砲を装備したポッド。シーズン2第5話で登場。
レスキューポッド
現時点では、レスキューポッドを名乗るポッドが3種類ある。
  1. コアパーツに宇宙航行用のバーニアを装備したもの。サンダーバード3号に装備され、宇宙空間での救助活動に使用する。
  2. ヘリポッドに安定用フォーム噴射用装備を付け加えたもの。
  3. ポッドエクスプローラー(キャタピラ2つ)に安定用フォーム噴射用装備を付け加えたもの。なお、英語版では、一つ目のポッドはRescue Pod、二・三つ目のポッドはFome Stablization Podと呼ばれる。
日本語名不明(Exopod)
サンダーバード5号から、宇宙空間の飛行を行う際に使用されるポッド。他のポッドとは違い、このポッドは着用型である。シーズン1第26話、シーズン2第2話、第9話で登場。
マックス(M.A.X.)
ブレインズをサポートする、4本の脚と2本のアームを持った白いロボット。本体はマイクロチップ型の黒い機械で、他のパーツ(腕や胴体など)は本体が無事な限りいくらでも替えがきく。
ブレインズが製作[注 22]。言葉を発する機能は備わっていないが、動作によって感情表現や人間とのコミュニケーションを行うことが可能。かなり頑丈に作られており、ロボットアームの誤作動で弾き飛ばされたり、上から重量物が落ちてきても平然としていた。背中の丸く黒いところからアームで道具を出すこともできるようになっている。料理の機能なども付けられており、コーヒーメーカーもある。
シーズン1第18話では、レスキューに出動。この際に、中心パーツ以外の手足やボディが失われてしまったが、ブレインズにより修復される。
シーズン2第7話では、サンダーバード3号の胴体とアームに搭載し、宇宙空間にてアランの遠隔操作で悪人のメカと格闘しつつ、解体した。
シーズン2第14話では、ブレインズと共にサンダーバード1号で事故現場へ向かい、ブレインズの援護などを行った。

インターナショナル・レスキュー以外のメカ編集

GDF輸送機(GDF Flyer)
シーズン1第4・12・20・23・25・26話・シーズン2第1・14・26話に登場。ティルトジェット式VTOL機構、自動操縦機能を備えたGDFの輸送機。機体は非常に大きく[注 23]、武器としてミサイルを積んでいる。
シーズン2第1話では数機が攻撃されて墜落。
ファイアーフラッシュ(Fireflash)
オリジナル版にも登場する超音速旅客機で、巡航高度は約23,000フィート、巡航速度はマッハ5。テラニアン航空が保有。シーズン1第5話にてエンジンのアップグレード後初飛行を行い、そのエンジンを狙ったフッドにハイジャックされ、電子機器破損と燃料漏れで墜落の危機に瀕し、最終的にサンダーバード2号に救助される。
シーズン1第25話の冒頭で、バニーノがリパルサーを盗んで逃走する際に背景として再登場。
オリジナル版と外見が大きく異なり、機体中央部とコクピット左右から計4枚の主翼が伸び、全体としてリング翼機のようなデザインとなっている。
フッドのマシン(The Hood's Lair)
シーズン1第2・4・6・17・24・26話に登場。4発のエンジンを備えた飛行船。2・4・6・26話と24話では形状が異なるため、複数存在するものと思われる。内部は宮殿風の装飾が施されているが、シーズン1第26話にて、サンダーバード5号の宇宙エレベーターおよび1号と2号の連携プレイにより破壊されて墜落、マテオ・アイランド(トレーシー・アイランドの隣の島)の海に沈む。
第17話に登場するものはコクピットの位置が他と異なり、水中用タービンが搭載されているなど明らかに別物である。こちらは、同話内でFAB-1とサンダーバード1号・4号によって破壊された。
シルス(CIR.R.US)
シーズン1第11話に登場。上部成層圏で気象調査を行っていた高高度気球型観測ステーション。ハリケーンの影響で下降不能に陥る。オーナーのフィシュラーの性格により、安全性軽視で作られており、インターナショナル・レスキューを苦戦させ、最終的にサンダーバード5号によって救助される。
ワールドワイド・スペースステーション(Worldwide Space Station)
シーズン1第13話に登場。略称WSS。円形の本体と十字型のモジュール、傘型のソーラーパネルをもつ宇宙ステーション。同話内で発生した重力の井戸に巻き込まれ半壊するが、正常な軌道に戻ることに成功する。
エストレラ・グランド・スペース・ホテル(Estrella Grand Space Hotel)
シーズン1第14話に登場。ブレインズが発明したナノ・マトリックス技術によって自動建築を行い、1週間で完成したが、フッドの陰謀により外壁に穴が空き、フロリダの中心部に向かって墜落[注 24]し始めたため、最終的にケーヨによって爆破される。
シャドー・アルファ・ワン(Shadow Alpha One)
ジェフ・トレーシーが中心となって建設した月面基地。愛称アルフィー。
老朽化が進んでおり、シーズン1第15話の半年前に閉鎖されているが、テイラー大尉が残っていた。隕石迎撃砲や月面輸送車のガレージなどがあるが、しし座流星群に伴う隕石群の直撃で破壊される。
ソーラーウィンド(Solar Wind)
ラメアー夫妻特注の宇宙ヨット。内装はアマゾン産マホガニーを使用。
最もハレー彗星に近づいた宇宙船となったが、直後に尾の欠片と衝突、推進機関を失う。
サンダーバード3号とレスキュー・ポッドが救助に向かうが、ハレー彗星本体に墜落。ラメアー夫妻の脱出直後に巨大な尾の欠片と衝突し、爆発する。

スタッフ編集

  • 監督:デビッド・スコット
  • シリーズ構成:ロブ・ホージー
  • ミニチュア:ウェタ・ワークショップ
  • 撮影監督:サイモン・ゴッドシフ
  • 美術:ベン・ミルソム
  • サンダーバードS号デザイン:河森正治
  • 3Dスーパーバイザー:ディム・ゴール
  • アニメーション・スーパーバイザー:チャド・モフィット
  • CGアニメーション:CGCG
  • 編集:アンソニー・コックス
  • コンポジット:ミルクVFX
  • 色彩設計:ポール・ステイブルズ
  • 特殊効果:サイモン・ブルック
  • 音響:ナイジェル・ヒース
  • 音楽:ベン・フォスター、ニック・フォスター
  • オリジナル・テーマ音楽:バリー・グレイ
  • プロデューサー:シャロン・ラーク、スチュアート・マカラ
  • ラインプロデューサー:テレザ・リード
  • エグゼクティブ・プロデューサー:エステル・ヒューズ、ジャイルズ・リッジ、アンドリュー・スミス、リチャード・テイラー
  • 原案:ジェリー&シルビア・アンダーソン
  • 制作協力:ニュージーランド政府
  • 制作・著作:ITVスタジオ、プケコ・ピクチャーズ
日本語版制作
  • 翻訳:杉田朋子
  • 演出:依田孝利
  • 録音:大浦伸浩

エピソード一覧編集

シーズン 1(2015年)編集

26エピソードからなる。

通算
話数
シーズン
話数
タイトル監督脚本英国放送日日本放送日
11"インターナショナル・レスキュー出動!(前編)"
"Ring of Fire: Part 1"
デビッド・スコットロブ・ホージー2015年4月4日 (2015-04-04)2015年8月15日 (2015-08-15)(先行放送)
2015年10月3日 (2015-10-03)(本放送)
ミネルバ環礁沖で海底地震が起こり、深海基地に閉じ込められた調査チームの救助のため現場に向かったインターナショナル・レスキューは、海底で地震発生装置を見つける。ペネロープの助けでフッドが背後にいることが判明するが、フッドは環太平洋火山帯に沿って多くの地震を起こす。
22"インターナショナル・レスキュー出動!(後編)"
"Ring of Fire: Part 2"
デビッド・スコットロブ・ホージー2015年4月4日 (2015-04-04)2015年8月16日 (2015-08-16)(先行放送)
2015年10月10日 (2015-10-10)(本放送)
多くの地震が起きる中、ジョンとブレインズは地震発生装置のコントロール装置を見つけようとする。フッドはインターナショナル・レスキューと世界評議会にサンダーバードの引き渡しを迫る。地震により台北のソーラーコレクターの反射鏡が故障し、日の出とともに凝縮された太陽光が街を焼きつくす恐れが出たため、スコットとバージルは台湾に急ぐ。
33"スペース・レース"
"Space Race"
テオ・ベイントンイアン・カーニー2015年4月11日 (2015-04-11)2015年8月22日 (2015-08-22)(先行放送)
2015年10月17日 (2015-10-17)(本放送)
宇宙ゴミ処理中のアランは自動追尾式の宇宙機雷を起動してしまう。運悪く機雷の停止コードのデータはスキャン不良のため読み取れず、紙の原本を見るしかない。更に機雷は30分後に爆発することがわかる。アランは機雷にわざと3号を追尾させて他の宇宙船から遠ざけ、その間にペネロープとパーカーが原本の閲覧に記録保管所へ向かう。だが、記録保管所のお役所仕事とセキュリティは機雷よりタチが悪く手強かった。
44"危険な鉱山を閉鎖せよ"
"Crosscut"
デビッド・スコットマーク・ハッカービー
ニック・オストラー
2015年4月18日 (2015-04-18)2015年9月22日 (2015-09-22)(先行放送)
2015年10月24日 (2015-10-24)(本放送)
放射線値の異常な上昇を調査するため南アフリカへ向かったスコットとバージルは、何者かが閉鎖されたウラン鉱山に侵入するためハッチを開いたことが原因だと突き止める。早くハッチを閉鎖しなければ嵐によりプレトリアに放射性物質を含んだ雨が降ることになるため、スコットは侵入者を追って廃鉱山の地下へと降りていく。しかし廃鉱は予想以上に深く、スコットは二重遭難の危機に直面する。
55"消えたファイアーフラッシュ"
"Fireflash"
デビッド・スコットアンドリュー・ロビンソン2015年4月25日 (2015-04-25)2015年9月23日 (2015-09-23)(先行放送)
2015年10月31日 (2015-10-31)(本放送)
アップデートされたばかりの新型エンジンを搭載した超音速旅客機・ファイアーフラッシュが上空で突如消息を絶つ。偶然乗客としてファイアーフラッシュに搭乗していたケーヨは異常を察知し、機長とすり替わっていたフッドを追い詰めるが、格闘となった際に燃料系統のシステムが破損し、ファイアーフラッシュは燃料切れによる墜落の危機に見舞われる。
66"ロンドン大停電"
"Unplugged"
テオ・ベイントンスコット・ソンネボーン2015年5月2日 (2015-05-02)2015年11月7日 (2015-11-07)
おばあちゃんをペネロープとのお茶会に送るため、バージルは2号でロンドンへ向かう。しかし、「ラダイト」を名乗る反科学文明集団が強力な電磁波パルスを照射したことにより、ロンドン全域で大停電が発生し、2号も全システムがダウンして市街地に不時着してしまう。バージルたちとペネロープたちは通信も救助装備も使えない中、それぞれ救助活動と電力回復のため奔走する。
77"高速トレイン大暴走"
"Runaway"
デビッド・スコットスタン・バーコウィッツ2015年5月9日 (2015-05-09)2015年12月19日 (2015-12-19)
日本で高速走行の試験中のリニアモーターカーが、コンピューターの不具合によって突如暴走を始める。ブレインズとスコットは1号から高速で暴走する車両へと乗り移り、車両の停止を試みるが、前方には多数の乗客を載せて都市部の駅へと向かう通勤列車が走行しており、追突の危険が刻一刻と迫る。
88"人工知能の反乱"
"EOS"
テオ・ベイントンケン・ポンタック2015年5月16日 (2015-05-16)2016年1月9日 (2016-01-09)
かつてジョンが書いたゲームコードから進化した人工知能プログラムが、5号のシステムを乗っ取る。偽の故障信号で船外に誘き出され戻れなくなってしまったジョンは、5号の能力が悪用されることを防ぐため、酸素切れによる死の危機に瀕しながらも、自らを「イーオス」と名乗る人工知能の説得を試みる。
99"小惑星からのSOS"
"Slingshot"
デビッド・スコットロブ・ホージー2015年5月23日 (2015-05-23)2016年1月30日 (2016-01-30)
大規模な太陽フレアの発生により、小惑星・ルテティアの鉱山で作業中だったドリルがルテティアの中心核に接触する事故を起こし、その際に起こった爆発の衝撃でルテティアが太陽との衝突コースに入ってしまう。アランとケーヨは駐在作業員ネッドの救助のために3号でルテティアへと向かうが、再び発生した太陽フレアによって3号は制御不能に陥ってしまう。
1010"ピラミッドの呪い"
"Tunnels of Time"
テオ・ベイントンダン・バーリンカ2015年5月24日 (2015-05-24)2016年2月6日 (2016-02-06)
鉱山での救助作業中、「笑う王」と呼ばれた1100年頃の王の墓が偶然発見された。早速発掘が開始されるが、責任者であるハロルド教授に財宝の横領を企んでいるという疑惑が浮上し、ペネロープが世界遺産協会の一員として教授に同行し内偵することとなる。パーカーの要請を受けたゴードンも教授たちと共に遺跡の奥へと向かうが、そこには財宝を狙うものを排除するための数々の罠が仕掛けられており、教授とはぐれたペネロープたちは遺跡内に閉じ込められてしまう。
1111"最後の切り札"
"Skyhook"
デビッド・スコットポール・ジャコッポ2015年6月6日 (2015-06-06)2016年2月13日 (2016-02-13)
インド洋で発生した巨大ハリケーンの影響により、その上空の上部成層圏で気象調査を行っていた高高度気球型の観測ステーション・シルスが下降不能に陥り、大気圏外へと上昇を始めてしまう。すぐに2号と1号、そして3号が出動するが、超高空の乱気流とプラズマ、そしてシルスのオーナー、フィシュラーの思い上がった性格による安全性軽視の設計構造が、救助難度を高める。
1212"深海からの脱出"
"Under Pressure"
デビッド・スコットダニー・スタック2015年6月13日 (2015-06-13)2016年2月27日 (2016-02-27)
小惑星・ルテティアから救助された作業員ネッドは、鉱山の仕事を辞め海中での有害廃棄物除去の仕事に就いていた。ところが、今度は深海を進む廃棄物回収車が火災により制御不能に陥ってしまう。調圧装置も故障しいつ圧壊してもおかしくない回収車からネッドを救出するため、バージルとゴードンが救助へと向かう。
1313"重力の井戸"
"Heavy Metal"
テオ・ベイントンベンジャミン・タウンゼント2015年6月20日 (2015-06-20)2016年3月5日 (2016-03-05)
アランとブレインズは、ブレインズがケンブリッジ大学で研究を行っていた頃の友人であるモファット教授に会うため、彼女が研究チームのリーダーを務めるリサーチセンターを訪れる。ところが、稼働中だったハドロン衝突型加速器の暴走によって重力異常が発生し、強烈な重力によって引き寄せられた上空の航空機や宇宙ステーションが次々と墜落の危機に陥る。
1414"狙われたスペースホテル"
"Falling Skies"
テオ・ベイントンロブ・ホージー2015年10月31日 (2015-10-31)2016年4月9日 (2016-04-09)
ブレインズが開発した自己生成建築方式によって建造された軌道上のスペースホテルがオープンし、ペネロープもパーカーと共に訪れる。ところが突然ホテルの外殻に穴が空き、ホテルは地球へ落下し始める。ホテルは大気圏突入にも耐えられる強固な構造だが、その分落下すれば地上にも甚大な被害が出るため、2号と3号が宿泊客の救助と地上の被害拡大防止に出発し、ケーヨはテロ活動を疑ってホテルに乗り込む。
1515"月面基地アルフィー"
"Relic"
デビッド・スコットパトリック・リーガー2015年11月7日 (2015-11-07)2016年4月23日 (2016-04-23)
しし座流星群による流星雨が古い月面基地シャドー・アルファー・ワン(アルフィー)に降り注ぐことが判明するが、ジェフの旧友でありアルフィーに駐留しているテイラー大尉と連絡が付かない。アランの3号に同乗し基地に向かったスコットは、基地内でテイラー大尉と合流し防衛システムで隕石を迎え撃つが、やがて基地の放棄を迫られ、月から避難するため流星雨の中3号へと向かう。
1616"バースデー・プレゼント"
"Breakdown"
デビッド・スコットベンジャミン・タウンゼント2015年11月14日 (2015-11-14)2016年5月7日 (2016-05-07)
ジョンは北極圏からのSOSを受信し、誕生日を迎えたバージルが2号で向かう。バージルが不在の間にトレーシー島の皆はサプライズ・パーティーを準備する。バージルは氷山の掘削調査中に誤って空洞に落下し氷に閉じ込められてしまった科学者チームを発見するが、娘の病気を治すために古代のバクテリアを探していたチームリーダーは救出を拒否する。
1717"海底急行の危機"
"Heist Society"
テオ・ベイントンピーター・ブリッグス2015年11月21日 (2015-11-21)2016年5月28日 (2016-05-28)
ハドロン衝突型加速器の暴走がきっかけで、新たな量子"センチュリアム2-1"が発見された。ペネロープとパーカーは、量子サンプルを届けるためアイスランドにあるGDFの研究所に向かうモファット教授に同行し、海底トンネルを走るレイキャビック急行に乗車するが、フッドが量子を盗むため、巨大潜水艇で海底トンネルの支柱を破壊する。サンダーバード1号、2号と4号が、浸水する海底トンネルから乗客を救助するために出動する。
1818"マックス 北極圏へ出動!"
"Recharge"
デヴィッド・スコットエイミー・ウォルフラム2015年11月28日 (2015-11-28)2016年6月4日 (2016-06-04)
北極圏で、オーロラをエネルギーとする発電所の安全装置にトラブルが発生し、余剰エネルギーの蓄積による大爆発の危険が迫る。スコットとバージルは北極の過酷な環境でも活動可能なように改造されたマックスを連れ、現場へ向かう。爆発があれば地球の磁力場が反転し、全世界規模の大被害も起こり得ることがわかる。
1919"小さな科学者"
"Extraction"
カール・エセックスマット・ウェイン2015年12月5日 (2015-12-05)2016年6月25日 (2016-06-25)
インターナショナル・レスキューの大ファンである少年・エイデンは、自然監視員も務める地震学者の父・ロバートと共に、違法なメタンハイドレート採掘を行っていた無人機を見つける。父子はエネルギー省に連絡するが、無人機が採掘を再開したことで地盤が陥没し、マシンの中に閉じ込められる。ゴードンは4号で水中から救助を図り、バージルは2号でマシンを止めようとする。
2020"伝説の金庫破り"
"The Hexpert"
アンドリュー・マッカリーケビン・ルビオ
シャーロット・フラートン
2015年12月12日 (2015-12-12)2016年7月30日 (2016-07-30)
不安定な反物質の入った最新の格納庫に科学者が閉じ込められ、GDFのケーシー大佐は伝説的な金庫破りであるパーカーに救出を依頼する。街の破壊を防ぐためにサンダーバード2号が格納庫を無人の鉱山に運ぶ中、ペネロープとパーカーも閉じ込められる。
2121"ハレー彗星での冒険"
"Comet Chasers"
デヴィッド・スコットランドルフ・ハード2015年12月19日 (2015-12-19)2016年8月6日 (2016-08-06)
冒険家のラメアー夫妻が、宇宙ヨットで75年ぶりに地球に接近したハレー彗星[注 25]の生中継をしようとするが、彗星の尾に入って破片に衝突し危機に陥る。アランとスコットはサンダーバード3号で救出に向かう。
2222"シルビア大おば様とティーを"
"Designated Driver"
デヴィッド・スコットデヴィッド・バディール2015年12月26日 (2015-12-26)2016年8月27日 (2016-08-27)
アランはクレイトン=ワード邸でパーカーから自動車運転教習を受ける。邸内でペネロープが大おばであるシルヴィアとお茶を飲んでいると2人組の泥棒が侵入し、女性たちを誘拐してFAB-1で逃げる。左腕を負傷したパーカーに代わり、アランがFAB-0を運転して追跡する。
2323"インターナショナル・レスキュー出動禁止!"
"Chain of Command"
デヴィッド・スコットジョー・クーア2016年1月2日 (2016-01-02)2016年9月3日 (2016-09-03)
GDFのジャナス大佐がケーシー大佐を解任し、今後のインターナショナル・レスキューの救助活動にはGDFの許可が必要であると宣言する。これに従わなかったため、2号を強制的に接収しようとする。
2424"サンダーバードS 発進!"
"Touch and Go"
デヴィッド・スコットジム・クリーグ2016年1月9日 (2016-01-09)2016年9月10日 (2016-09-10)
中央航空管制センターが機能停止し、世界中の上空で飛行機が立ち往生する。調査に赴いたケーヨは、フッドが航空燃料を盗み出すために危機を作り出したことを知る。
2525"さらわれたエージェント"
"Undercover"
ティム・ゴールベンジャミン・タウンゼント2016年1月16日 (2016-01-16)2016年10月1日 (2016-10-01)
ペネロープとパーカーは盗まれた磁場発生器を取り戻すためにGDFのおとり捜査に加わるが、パーカーは捕らわれてGDFのフライヤーで連れ去られてしまう。密かに見守っていたケーヨはサンダーバードSで追いかける。インターナショナル・レスキューは犯罪捜査に加わらない事を信条とするスコットは、フライヤーが墜落した工場の作業員とパーカーを救助する。
2626"トレーシー・アイランドの危機"
"Legacy"
デヴィッド・スコットロブ・ホージー2016年1月23日 (2016-01-23)2016年10月8日 (2016-10-08)
世界中で同時に偽の救難信号が発せられてインターナショナル・レスキューの全員が出動した隙に、フッドがトレーシー・アイランドに侵入し、救難現場に仕掛けた爆弾で兄弟の生殺を握ってサンダーバードのコントロールを奪う。だがケーヨはペネロープに緊急プロトコルWASPを発動させて、フッドからコントロールを奪い返す。逆上したフッドは島に爆弾を仕掛け、さらにケーヨが自分の姪であることを兄弟に暴露するが、ケーヨは自分を信じるよう兄弟に呼びかける。

製作編集

製作総指揮のリチャード・テイラーは幼少期に観たオリジナルの『サンダーバード』を自身の創作の原点としており、かねてから『サンダーバード』のリメイクを望んでいた[16]
テイラーは自身が率いるWETAデジタルがVFXを担当した『ロード・オブ・ザ・リング』のロンドンプレミアにシルヴィア・アンダーソン英語版を招待し、シルヴィアからリメイクの承認を得てテスト映像の制作に乗り出していたが、権利関係の変更により企画は立ち消えとなった[16]
2008年に子供向けテレビ番組制作会社プケコ・ピクチャーズを設立したテイラーは、2011年から再び『サンダーバード』のリメイクを企画し、本作品の制作へと至った[16]

日本での放送編集

NHK編集

日本においては、オリジナル版『サンダーバード』の放送権も得ている東北新社が、今作も引き続き放送権を獲得し、NHK総合テレビにて第1シーズンを2015年8月・9月に第1話から第5話まで先行放送[17]の後、10月3日より毎週土曜日17時35分から(のちに午後5時5分からに変更)改めて第1話からのレギュラー放送が開始され、2016年10月8日までで第1シーズンの全26話が放送された。ただし、放送枠は確保されているものの大相撲中継や特別番組による休止が多かった。なお、救助チームの日本語版名称はオリジナル版では「国際救助隊」と訳されていたが、本作においては「インターナショナル・レスキュー」という英語での呼称になっている。また、オリジナル版の日本語主題歌は本作には採用されなかった[18]。2019年3月現在、シーズン2以降のNHKでの放送予定はない。

スーパー!ドラマTV編集

2019年5月22日よりシーズン1がスーパー!ドラマTVで放送され、2019年内にシーズン2も放送予定である[19]

注釈編集

  1. ^ 2026年とされた時期もある。詳細はサンダーバード (テレビ番組)#時代設定を参照。
  2. ^ オリジナル版では全員同じ仕様で、色はスコットが水色、バージルが黄色、アランがピンク、ゴードンがオレンジ、ジョンが薄紫となっていた。ちなみにジェフのものは金色だったが、本編で着用したことはない。
  3. ^ 本作では、スコットが機械系事故、バージルが自然災害、アランが宇宙での船外活動、ゴードンが水中作業、ジョンが情報処理に応じた装備となっている。シーズン2第3話でアランが水中作業の際、全隊員共通の水中専用(アラン・シーズン2第6話でゴードンが着用。他の隊員についてはまだ描写はないが、用意されている可能性がある。)のコスチューム(ゴードンのコスチュームをベースに、サッシュの部分が、担当機体ごとの色の鎧状の物になっている。ヘルメットもゴードンの物と酷似しており、ラインカラーも担当機体の色である。肩当てには、担当機体の数字が書かれている。)を着用した。また、全員左腕(ケーヨは右腕)に「リストコントローラ」と呼ばれる端末をつけており、担当機体(担当以外も含む。)へのアクセス、酸素状態の確認などに使用される。ケーヨは他の隊員との通信、指令機器に対してWASPの送信にも用いる。 また、シーズン2第2話で、ジョンが着用型ポッドを呼び出す際、リストコントローラーを操作して遠隔操作したなど、救助メカにアクセスすることも可能な模様である。 シーズン2第3話では、アランがサンダーバード4号を遠隔操作したなど、担当機体以外にもアクセスすることも可能な模様である。
  4. ^ スコットが銀、バージルが緑、アランが赤、ゴードンが黄色、ジョンがオレンジ。ケーヨはサッシュではなく、ベスト状のもので色はダークグレー。
  5. ^ a b c d e ただし、シリーズ構成を担当したロブ・ホージーは、ファンからのトレーシー兄弟の年齢設定に関する質問に対して、Twitter上で「スコットがもっとも年長でアランが最年少、ゴードンはその中間のどこか」とコメントした上で「明確な年齢の描写は避けている」と回答している。
  6. ^ シーズン1 第2話のフッドの台詞によれば、「Kayo(ケーヨ)」という呼び名は得意のK.O.パンチをもじったもの。「kayo」はノックアウトの意味の俗語で、発音も"K.O."と同じ。
  7. ^ 英語版公式フェイスブックより。
  8. ^ オリジナル版で同役を演じたデヴィッド・グラハム本人である。
  9. ^ 所属はGDF第2大隊"シャイナーズ"と言っている。
  10. ^ 本作では本人曰く「若気の至りで身に付けた」。
  11. ^ 5号のシステムがイーオスに乗っ取られた際や、ジョンがトレーシーアイランドから5号へ移動する際など。
  12. ^ 声を演じたシルヴィア・アンダーソンと黒柳徹子は共にオリジナル版でペネロープを演じていた。またシーズン1第22話に登場した際の衣装は、オリジナル版第22話「公爵夫人の危機」でペネロープが着用したものを元にデザインされている。
  13. ^ オリジナル版の「恐怖の空中ファッションショー」に、同姓同名のファッションデザイナーが登場しているが関係は不明。
  14. ^ シーズン1 第1話で、ゴードンはジェフの船に搭載されていたトランスポンダと同じ型のビーコンの信号を探知したため、救助活動を後回しにして発信源の調査に向かっており、兄弟たちはジェフの捜索を断念していないとみられる。
  15. ^ 本作でのデザインは、オリジナル版の5号を3号とのドッキングポートが下になるように90度倒したものがベースとなっており、3号のドッキングポートが宇宙エレベーターのドッキング部、本体周囲のリングが重力区画に変わり、本体は球形の指令モジュールとなって、その前後にドッキングポートや大型太陽光パネルなどを持つ円筒形のモジュールが結合している。そのため、一見した印象は大きく異なるものの、見る角度によってはオリジナル版の面影も残されている。
  16. ^ オリジナル版の5号では大型窓であったリング外周面が、ガラス張りのとなる。
  17. ^ 恒常的な施設ではなく、本体からカーボンナノチューブで吊り下げたカプセルを地表まで上下させる簡易システム。
  18. ^ 救助活動はシーズン1第11話より。フッドのマシン破壊はシーズン1第26話より。
  19. ^ 5号搭載のものは銀色で、コクピット内部も大きく異なる。
  20. ^ オリジナル版では有人車両のマスターエレベーターカー1台(操縦者はバージル)が無人のスレーブエレベーターカー2台を従えた構成であったのに対し、本作では有人車両が2台(操縦者はアランとゴードン)の構成だが、台座部分にはオリジナル版同様にマスターエレベーターカー(Master Elevator Car)の表記がある。
  21. ^ コアパーツの大きさに合わせているためオリジナル版のものよりかなり小型になっている。
  22. ^ 開発当初は現在の頭部とよく似た形状の本体に3つのタイヤを付けただけだったが、「緊急事態に人の役に立てるように」というブレインズの意思で現在の姿になった。
  23. ^ サンダーバード2号より大きい機体に、FAB-1を積んでもまだ余りある貨物室を備える。
  24. ^ ナノ・マトリックスは大気圏突入時の熱に耐えられるため、ホテルが大気圏に突入しても燃え尽きない。
  25. ^ 次の太陽接近は2061年とされ、作中の年代とほぼ一致する。

参考文献編集

  • 『別冊映画秘宝 特撮秘宝』vol.3、洋泉社、2016年3月13日、 ISBN 978-4-8003-0865-8

関連項目編集

  • 2001年宇宙の旅』 - シーズン1 第8話は本作のオマージュの可能性があり、AIの反乱というモチーフだけでなく、地球越しに見える太陽や重力区画内の描写などビジュアル面での類似もみられる。またEOSが故障したと偽った通信ユニットの型番が、『2001年宇宙の旅』でHALが故障を予測した通信ユニットと同じ「AE-35」となっているなどの小ネタもある。
  • モールス符号 - シーズン1 第9話"小惑星からのSOS"でアランが送信するモールス符号は、「OPEN6EDOOR」である。既に、アマチュア無線でしか使用されていないモールス通信を緊急時の通信手段として使っている。
  • 人工知能 - イーオス(EOS)は、ジョンがプログラミングを行ったプログラムコードを元にプログラム自身が進化し、自我と意識に目覚めたと読める(8話)。9話では、ジョンのサポートを行っている。同様の命題を扱ったものに 『未来の二つの顔』などがある。

出典編集

  1. ^ ニュース:『サンダーバード』が50年の時をへてリブート! | 海外ドラマNAVI
  2. ^ 特撮秘宝3 2016, p. 198, 文・青井邦夫「作品紹介『サンダーバード ARE GO』」.
  3. ^ https://itvstudios.com/global-entertainment-news/thunderbirds-are-go-takes-off-for-third-series
  4. ^ シーズン1 第3話など。
  5. ^ シーズン1 第2話より。
  6. ^ a b c d e f 新『サンダーバード』に浪川大輔、柿原徹也ら メカデザインに河森正治氏”. ORICON (2015年8月5日). 2015年8月6日閲覧。
  7. ^ a b c d e f イギリス版公式サイトのコンテンツの1つである「bootcamp(いわゆるクイズコーナー)」の期間限定クイズより。Thunderbirds - ウェブアーカイブInternet Archive、2015年9月5日)
  8. ^ シーズン1第6話
  9. ^ シーズン1第14話
  10. ^ シーズン1 第1話・第3話。
  11. ^ シーズン1 第7話・第11話など。
  12. ^ キャラクター紹介 | THUNDERBIRDS ARE GO
  13. ^ サンダーバード アーゴー#8 人工知能の反乱...、Twitter、2016年1月9日閲覧。
  14. ^ 『サンダーバード』の新アニメシリーズ...、Twitter、2015年9月23日閲覧。
  15. ^ 日本版先行放送時のシーズン1 第2話特集『サンダーバード ARE GO 救助メカの特徴』より。
  16. ^ a b c 特撮秘宝3 2016, pp. 194-197, 文・キシオカタカシ「女王陛下のSPECIAL EFFECT サンダーバード ARE GO」
  17. ^ “「サンダーバード」 新作発進!…50年ぶり”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2015年8月13日). http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20150812-OYT8T50139.html 2015年9月23日閲覧。 
  18. ^ なお、シーズン1第22話で、同曲の旋律の一部がBGMとして使用された。
  19. ^ 爆発的ブームを巻き起こした名作のリブート版!特撮CGアニメシリーズ「サンダーバード ARE GO」2019年5月22日(水)10:30チャンネル初放送スタート!”. スーパー!ドラマTV. 2019年3月16日閲覧。

外部リンク編集