サンディ・デニー

イギリスのブリティッシュ・フォーク・ロック歌手

サンディ・デニーSandy Denny1947年1月6日 - 1978年4月21日)は、イギリスのフォーク歌手。本名はアレクサンドラ・エレーヌ・マクリーン・デニー(Alexandra Elene MacLean Denny)である。

サンディ・デニー
Sandy Denny
Sandy Denny - Fairport Convention (1974).jpg
サンディ・デニー(1974年)
基本情報
出生名 Alexandra Elene MacLean Denny
生誕 (1947-01-06) 1947年1月6日
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン マートン・パーク
死没 (1978-04-21) 1978年4月21日(31歳没)
ジャンル フォークロックフォーク
職業 ミュージシャン
担当楽器 ボーカル、ギター、キーボード
活動期間 1965年 - 1978年
レーベル アイランド・レコード
共同作業者 フェアポート・コンヴェンション
ストローブス
フォザリンゲイ
ザ・バンチ
レッド・ツェッペリン
公式サイト sandydennyofficial.com

人物・来歴編集

1947年1月6日ロンドンマートン・パーク生まれ。本名にスコットランド姓の「MacLean」が入っていることが示すように父方はスコットランド人の血筋である。父方の祖母メアリー・スミス・マクリーン(Mary Smith McLean) はスコットランド出身でバラッドの語り手だった。

中学を卒業したデニーは技術学校(Art school)のひとつであるキングストン美術学校(Kingston School of Art)に入学する。同学年かどうかはわかっていないが、ペンタングルジョン・レンボーンレッド・ツェッペリンジミー・ペイジザ・フーピート・タウンゼント等が同時に在籍していた。

1965年ごろからロンドンのフォーク・クラブで歌い始める。このころにジャクソン・C・フランク(Jackson C. Frank)と知り合いギターの手ほどきを受ける。エレクトラ・レコードのイギリス事務所に派遣されて、ジ・インクレディブル・ストリング・バンド (The Incredible String Band) とピンク・フロイドのプロデュースとマネージメントをしながらフォーク・クラブでライブのプロデュースをしていたジョー・ボイド(Joe Boyd)と出会ったのもこの頃である。

1967年2月にはストローブスの前身ザ・ストロベリー・ヒル・ボーイズにもボーカリストとして参加し、5月にデンマークでの録音に参加し、ストローブスの持ち歌以外に「時の流れを誰が知る」を録音する。このテープは、ジョー・ボイドからジュディ・コリンズの手に渡り、ジュディ・コリンズはこの曲をカヴァーしただけでなく、1968年11月に発売した7枚目のLPのタイトルにした。

1968年5月にはジュディ・ダイブルの後任としてフェアポート・コンヴェンションに参加し、3枚のLPを録音するが、1969年11月に脱退する。

1970年にはフォザリンゲイを結成するが、資金的な行き詰まりからLP1枚を残して解散する。

解散後は、技術学校で同窓だったペイジのレッド・ツェッペリンの『レッド・ツェッペリン IV』 (LP/1971年) やタウンゼントの『The London Symphony Orchestra and Chambre Choir with Guest Soloists / Tommy』 (2LP/1972年) にゲスト出演する。

ソロ活動のあいだ3枚のLPを発表した後、1973年から1974年に掛けてのフェアポート・コンヴェンションの世界ツアーに同行し、東京でも公演を行なう。公演後にフェアポート・コンヴェンションに復帰するが、LPの録音後にプロデューサーと意見が合わず再び脱退する。

脱退後は、ソロLP1枚を録音したが、1978年4月17日に友人宅で階段を踏み外し、4日後の4月21日にオーストラリアから急遽帰国した夫のトレヴァー・ルーカス (Trevor Lucas) たちに見守られるなか31歳で亡くなる。

受賞編集

1971年1972年にイギリスの音楽雑誌『メロディ・メイカー』で最優秀女性歌手に選出されている。

ディスコグラフィ編集

スタジオ・アルバム編集

ライブ・アルバム編集

コンピレーション・アルバム編集

  • 『イッツ・サンディ・デニー』 - It's Sandy Denny (1970年) ※『オリジナル・サンディ・デニー』としても再発あり
  • 『サンディ・デニー・ボックス』 - Who Knows Where the Time Goes? (1985年)
  • The Best of Sandy Denny (1987年)
  • The Attic Tracks 1972-1984 (1995年)
  • Listen Listen - An Introduction to Sandy Denny (1999年)
  • 『サンディ・デニー・アンソロジー』 - No More Sad Refrains: The Anthology (2000年)
  • The Best of Sandy (2002年)
  • The Collection (2004年)
  • 『ボックスフル・オブ・トレジャーズ』 - A Boxful of Treasures (2004年)
  • Where The Time Goes - Sandy '67 (2005年)
  • The Best of the BBC Recordings (2008年)
  • The Music Weaver: Sandy Denny Remembered (2008年)
  • Sandy Denny (2010年)
  • 『19 ルーパート・ストリート』 - 19 Rupert Street (2011年) ※1967年デモ音源
  • The Notes and the Words: A Collection of Demos and Rarities (2012年)
  • I've Always Kept a Unicorn (2016年)

コラボレーション・アルバム編集

  • Alex Campbell and His Friends (1970年) ※with アレックス・キャンベル
  • Sandy and Johnny (1970年) ※with Johnny Silvo
  • Don't Stop Singing (2011年) ※with ティア・ギルモア

ストローブス編集

  • 『オール・アワ・オウン・ワーク』 - All Our Own Work (1973年) ※1967年録音
  • 『サンディ&ストローブス』 - Sandy Denny and the Strawbs (1991年) ※上記再発盤

フェアポート・コンヴェンション編集

フォザリンゲイ編集

  • フォザリンゲイ』 - Fotheringay (1970年)
  • 2』 - Fotheringay 2 (2008年)
  • Fotheringay Essen 1970 (2011年) ※ライブ
  • Nothing More: The Collected Fotheringay (2015年) ※コンピレーション

ザ・バンチ編集

参加アルバム編集

  • The Young Tradition : Galleries (1968年)
  • ステファン・グロスマン : The Ragtime Cowboy Jew (1970年)
  • イアン・マシューズ : 『愛のいのり』 - If You Saw Thro' My Eyes (1971年)
  • レッド・ツェッペリン : 『レッド・ツェッペリン IV』 - Led Zeppelin IV (1971年) ※「限りなき戦い (The Battle of Evermore)」に参加
  • マーク・エリントン : 『レインズ・オブ・チェンジズ』 - Rains / Reins Of Change (1971年) ※「Alligator Man」に参加
  • オール・スター・キャスト : 『トミー』 - Tommy (1972年) ※ロンドン交響楽団によるザ・フー作品のオーケストラ版
  • オリジナル・サウンドトラック : Swedish Fly Girls (1972年) ※マンフレッド・マンが担当した映画のサウンド・トラックでボーカルを担当
  • オリジナル・サウンドトラック : "Pass Of Arms" (1972年) ※シングル
  • リチャード・トンプソン : 『ヘンリー・ザ・ヒューマン・フライ』 - Henry The Human Fly! (1972年)
  • Maggi : Clockworking Cosmic Spirits (1973年)
  • Brian Maxine : Ribbon Of Stainless Steel (1974年)

外部リンク編集