サンフェルナンド駅 (ラウニオン州)

現在は利用されていないフィリピン国鉄北方本線北端の駅

サンフェルナンド駅は、フィリピン国鉄北方本線のかつての終着駅。ラウニオン州サンフェルナンドのカトバンゲン(Catbangen)地区にあった。

サンフェルナンドU駅
所在地 ラウニオン州サンフェルナンド
カトバンゲン
座標 北緯16度36分51.4秒 東経120度18分45.4秒 / 北緯16.614278度 東経120.312611度 / 16.614278; 120.312611
所有者 フィリピン国鉄
路線   PNR北方本線
距離 トゥトゥバン駅から265.4㎞
線路数 4
接続 ビガン行バス
建築物
構造 地上駅
その他
駅コード SFU
歴史
開業 1929年5月16日
閉鎖 1983年
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パンパンガ州のサンフェルナンド駅と区別するためにサンフェルナンドU駅と呼ばれた。

歴史 編集

サンフェルナンド駅は北方本線の終着駅として1929年5月16日に開設された。

その後何度かより北への支線の敷設なども行われたが、基本的に終着駅として利用された。

PNRの路線が大幅に縮小された1983年にこの駅も運用を終了している

支線 編集

1943年から1945年の日本占領時にはラウニオン州のスディペン英語版まで路線が延長されていた。

その後バクノタン英語版へ20㎞路線が伸ばされたものの、これは支線とみなされ、サンフェルナンドUが本線の北端を維持した。バクノタンへの支線は1つ前の駅であるセビリア駅から分岐しており、1955年1月にセビリア駅から2.9㎞の位置にニューサンフェルナンド駅が開設された。

サンフェルナンドU駅から東のサンフェルナンド港(現ポロポイント特別経済区・自由貿易港)へ向かう支線も1930年に開設され利用されていた。

交通アクセス 編集

ビガンとの移動を担うバスの終着点として利用されている。

関連項目 編集