ザカリアス・ゴンサレス・ベラスケス

ザカリアス・ゴンサレス・ベラスケス(Zacarías González Velázquez、1763年11月3日1834年1月31日)はスペインの画家である。肖像画や宗教画を描いた。

ザカリアス・ゴンサレス・ベラスケス
Zacarías González Velázquez
自画像
誕生日 1763年11月3日
出生地 マドリード
死没年 1834年1月31日
死没地 マドリード
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略歴 編集

マドリードで生まれた。祖父はアンダルシア出身の彫刻家、パブロ・ゴンサレス・ベラスケス(Pablo González Velázquez:1664-1727)で、父親のアントニオ・ゴンサレス・ベラスケスは画家で、王立サン・フェルナンド美術アカデミーの校長を務めた[1]。父親の兄に画家のルイス・ゴンサレス・ベラスケス(Luis González Velázquez:1715–1763) と建築家のアレハンドロ・ゴンサレス・ベラスケス(Alejandro González Velázquez:1719–1772)がいる。

1777年から王立サン・フェルナンド美術アカデミーでマリアーノ・サルバドール・マエラに学んだ[1]。1782年に卒業した後、マドリードのエル・パルド王宮の装飾画を依頼されるようになり、神話を題材に描いた。マドリードの王立タペストリ工房(Real Fábrica de Tapices de Santa Bárbara)でデザインの仕事もし、アンダルシアハエンの大聖堂(Catedral de la Asunción de Jaén)などの教会の装飾画を描いた[1]

1793年に王立サン・フェルナンド美術アカデミーの助教授になり、1802年にカルロス4世の宮廷画家になった。ジョゼフ・ボナパルトがホセ1世としてスペイン王になった時代を経て、復位したフェルナンド7世によって1828年に王立サン・フェルナンド美術アカデミーの校長に任じられ、校長を1831年まで務めた[1]

作品 編集

参考文献 編集

外部リンク 編集