ザ・ニュー・ボス・ギター・オブ・ジョージ・ベンソン
『ザ・ニュー・ボス・ギター・オブ・ジョージ・ベンソン』（The New Boss Guitar of George Benson）は、アメリカ合衆国のジャズ・ギタリスト、ジョージ・ベンソンが1964年に録音・発表した、初のスタジオ・アルバム。
| 『ザ・ニュー・ボス・ギター・オブ・ジョージ・ベンソン』 | ||||
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| ジョージ・ベンソン の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | 1964年5月1日 ニューヨーク リージェント・サウンド・スタジオ[1] | |||
| ジャンル | ソウル・ジャズ | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | プレスティッジ・レコード | |||
| プロデュース | ルー・フッターマン | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| ジョージ・ベンソン アルバム 年表 | ||||
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解説 編集
ベンソンは1962年よりジャック・マクダフのグループで活動しており、本作の録音にも、当時のマクダフ・グループのメンバーが全面参加した[2]。1990年リマスターCD (OJCCD-461-2)に追加されたボーナス・トラック「マイ・スリー・サンズ」は、元々はジョー・デュークスのリーダー・アルバム『The Soulful Drums of Joe Dukes with the Brother Jack McDuff Quartet』（PR 7324、1964年5月14日録音）に収録された曲で、本作の参加メンバーのうちベンソン、マクダフ、レッド・ホロウェイがサイドマンを務めた[1]。
アレックス・ヘンダーソンはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「1964年当時のベンソンは、まだまだ成長途上にあったが、それでも本作は、印象的なデビュー作である」「満足できる内容というだけでなく、歴史的にも重要なアルバム」と評している[2]。なお、ベンソン自身は2016年のインタビューで、本作に関して「私のキャリアが、まだまだこれからだった初期、正に始まりの時期だから、今聴き返すのはキツいよ」「マクダフは『ブルースは音楽の基本かつ不可欠な要素だ。ブルースを弾けば、世界中の人々が理解者となってくれる。ブルースを取り入れてさえいれば、どんな演奏をしても良い結果が出る』と言っていた。最初は理解できなかったけど、キャリアが進むにつれて、彼が適切で正しいことを言っていたことが分かってきた」と語っている[3]。
収録曲 編集
特記なき楽曲はジョージ・ベンソン作。
- シャドウ・ダンサーズ - "Shadow Dancers" - 4:49
- ザ・スウィート・アリス・ブルース - "The Sweet Alice Blues" - 4:42
- アイ・ドント・ノウ - "I Don't Know" - 6:52
- ジャスト・アナザー・サンデイ - "Just Another Sunday" - 3:05
- ウィル・ユー・スティル・ビー・マイン - "Will You Still Be Mine" (Matt Dennis, Tom Adair) - 4:30
- イージー・リヴィング - "Easy Living" (Leo Robin, Ralph Rainger) - 6:41
- ロッカバイ - "Rock-A-Bye" - 4:02
1990年リマスターCDボーナス・トラック 編集
2005年再発CD (VICJ-41186)、2008年再発CD (UCCO-9437)、2014年再発CD (UCCO-90250)にも収録された。
- マイ・スリー・サンズ - "My Three Sons" (Jack McDuff, Joe Dukes) - 5:37
参加ミュージシャン 編集
脚注 編集
- ^ a b “Prestige Records Discography: 1964”. Jazz Discography Project. 2022年4月24日閲覧。
- ^ a b Henderson, Alex. “The New Boss Guitar of George Benson - George Benson, Brother Jack McDuff”. AllMusic. 2022年4月24日閲覧。
- ^ Patsy, Edina (2016年4月23日). “George Benson Interview From The Noise11.com Archives”. 2022年4月24日閲覧。
外部リンク 編集
- ザ・ニュー・ボス・ギター・オブ・ジョージ・ベンソン - Discogs (発売一覧)