シェップ・ペティボーン
シェップ・ペティボーン(Shep Pettibone、本名:Robert E. Pettibone, Jr.、1959年7月15日 - )は、リミキサー/プロデューサー/クラブDJ。
ダンス・ミュージック界で、リミキサー、プロデューサーとしてのキャリアを持つ大ベテラン。特に1980年代のクラブ・ミュージック・シーンにおいて、彼の活動・影響力は多大なものがある。それまで主流だったポップ・ミュージックに、当時アンダーグラウンドとされていたハウス・ミュージックを複合させた。
ヒップホップからハウスに至るサウンドの変化を敏感に察知して、自らのスタイルに巧みに取り込むのが得意。
マドンナとの仕事編集
リミキサーとして「トゥルー・ブルー」の12インチ・シングルのリミックスを担当したのが、マドンナとの仕事第一弾。
以後、リミキサーとして「ライク・ア・プレイヤー」「エクスプレス・ユアセルフ」「キープ・イット・トゥゲザー」などの12インチリミックスを担当する。「ユー・キャン・ダンス」にも参加している。
プロデューサーとしてマドンナとの初めての仕事は「ヴォーグ」で、この曲がメガトン級の成功を収めたため、彼女の絶大な信頼を得ることになった。 同曲を収めた「アイム・ブレスレス」を経て、「ウルトラ・マドンナ~グレイテスト・ヒッツ」の「ヴォーグ」と「レスキュー・ミー」の2曲で参加。映画「プリティ・リーグ」のテーマ曲である「マイ・プレイグラウンド」のプロデュースも行い、アルバム「エロティカ」ではメイン・プロデューサーに起用された。
その他のアーティスト編集
キャシー・デニス、ペットショップボーイズ、テイラー・デインなど。また、日本人では小室哲哉の楽曲「RUNNING TO HORIZON」「GRAVITY OF LOVE」を手がけている。