シェルドン・リチャードソン

シェルドン・リチャードソン(Sheldon Adam Richardson、1990年11月29日 - )はミズーリ州セントルイス出身のアメリカンフットボール選手。現在フリーエージェント。ポジションはディフェンシブタックルディフェンシブエンド

シェルドン・リチャードソン
Sheldon Richardson
refer to caption
ブラウンズ時代のリチャードソン(2019年)
基本情報
ポジション ディフェンシブタックル
ディフェンシブエンド
生年月日 (1990-11-29) 1990年11月29日(33歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗ミズーリ州セントルイス
身長: 6' 3" =約190.5cm
体重: 294 lb =約133.4kg
経歴
大学 ミズーリ大学
NFLドラフト 2013年 / 1巡目全体13位
初出場年 2013年
初出場チーム ニューヨーク・ジェッツ
所属歴
2013-2016 ニューヨーク・ジェッツ
2017 シアトル・シーホークス
2018 ミネソタ・バイキングス
2019-2020 クリーブランド・ブラウンズ
2021 ミネソタ・バイキングス
受賞歴・記録
プロボウル選出(1回)
2014年
その他受賞・記録
AP通信NFL守備新人王 (2013年)
NFL 通算成績
タックル 500回
サック 33.5回
ファンブルフォース 11回
ファンブルリカバー 6回
タッチダウン 2回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

経歴 編集

高校時代にはサック19回に加え、タイトエンドとして8タッチダウンを記録した。学業成績不振のため、当初進学予定だったミズーリ大学には進学できず、ジュニアカレッジで2年間過ごした。その後ミズーリ大学に転校し2011年シーズンには肩の負傷をかかえながら2試合に先発してタックル37回、ロスタックル8回、サック2回を記録し、オールビッグ12に選出された[1][2]

ニューヨーク・ジェッツ 編集

 
ジェッツ時代、2013年第3週のバッファロー・ビルズ戦でパスラッシュをするリチャードソン

2013年のNFLドラフト1巡13位でニューヨーク・ジェッツに指名され、7月25日に4年契約を結んだ[3]。11月には月間最優秀新人賞に選ばれた。ジェッツの選手が選ばれるのは2009年のマーク・サンチェス以来であった[4]。第17週のマイアミ・ドルフィンズ戦ではフルバックとしても起用され、キャリー2回1タッチダウンをあげた[5]。この年、タックル78回、3.5サックの成績を残し、AP通信NFL守備新人王に選出された[6]

2014年シーズンはタックル66回、8.0サックを挙げ、プロボウルに選ばれた[7]

2015年シーズンは、リーグの薬物規定違反の為、開幕から4試合の出場停止処分を受けた[8][9]

2015年10月15日、シーズン初出場となったワシントン・レッドスキンズ戦では相手QBのカーク・カズンズに対し、3タックルと0.5サックを記録し34-20での勝利に貢献した。

2015年シーズンは11試合に出場し、35タックル、5サック、2ファンブルフォースを記録した。

2016年シーズンは15試合に先発し、62回のタックル(内38回のソロタックル)1.5サック、1ファンブルフォースを記録した[10]

シアトル・シーホークス 編集

2017年9月1日、ジャーメイン・カースとドラフト2巡目との交換トレードでシアトル・シーホークスに移籍した[11]。 このシーズンは15試合に先発出場し、44回のタックル(内27回のソロタックル)、1サック、1インターセプト、1ファンブルフォースを記録した。

ミネソタ・バイキングス 編集

2018年3月16日にミネソタ・バイキングスと1年契約を結んだ[12]。 レギュラーシーズン全16戦に先発し、49回のタックルと4.5回のサックを記録した。

クリーブランド・ブラウンズ 編集

2019年3月14日にクリーブランド・ブラウンズと3年契約を結んだ[13]。 第12週のマイアミ・ドルフィンズ戦ではライアン・フィッツパトリックを2度サックし、41–24の勝利に貢献した[14]。 2021年4月16日にリリースされた[15]

バイキングス復帰 編集

2021年6月16日にミネソタ・バイキングスと契約し[16]、3年ぶりにバイキングスに復帰した。

脚注 編集

  1. ^ コンバイン注目の選手|DTシェルドン・リチャードソン”. アメフトNewsJapan (2013年2月17日). 2015年1月1日閲覧。
  2. ^ Sheldon Richardson Draft Profile”. NFL.com. 2015年1月1日閲覧。
  3. ^ ジェッツがドラ1DTリチャードソンと契約、CBミリナーはまだ”. NFL JAPAN (2013年7月26日). 2015年1月1日閲覧。
  4. ^ QBグレノンとDTリチャードソンが受賞、月間最優秀新人”. NFL JAPAN (2013年11月28日). 2015年1月2日閲覧。
  5. ^ http://scores.espn.go.com/nfl/boxscore?gameId=331229015”. ESPN. 2015年1月2日閲覧。
  6. ^ 今季守備新人王、激戦を制したのはジェッツDEリチャードソン!”. NFL JAPAN (2014年2月2日). 2015年1月1日閲覧。
  7. ^ Anger over Sheldon Richardson’s Pro Bowl snub now moot”. NEW YORK POST (2015年1月14日). 2015年1月20日閲覧。
  8. ^ Lehman, Johnathan (2015年7月2日). “Jets’ Sheldon Richardson banned 4 games for drugs”. New York Post. https://nypost.com/2015/07/02/jets-sheldon-richardson-banned-4-games-for-drugs/ 2015年7月2日閲覧。 
  9. ^ Walder, Denis Slattery, Seth. “Jets’ Sheldon Richardson charged after driving 143-mph with handgun and 12-year-old in car in apparent high-speed road race in Missouri”. nydailynews.com. 2020年5月22日閲覧。
  10. ^ NFL Player Profile: Sheldon Richardson”. NFL.com. 2017年10月29日閲覧。
  11. ^ Patra, Kevin (2017年9月1日). “Jets trade Sheldon Richardson to Seattle Seahawks”. NFL.com. 2020年5月22日閲覧。
  12. ^ Wesseling, Chris (2018年3月16日). “Vikings sign DT Sheldon Richardson to 1-year deal”. NFL.com. 2020年5月22日閲覧。
  13. ^ Gribble, Andrew (2019年3月14日). “Browns beef up interior defensive line with signing of Pro Bowl DT Sheldon Richardson”. https://www.clevelandbrowns.com/news/browns-beef-up-interior-defensive-line-with-signing-of-pro-bowl-dt-sheldon-richa 2020年5月22日閲覧。 
  14. ^ Browns rout Dolphins 41-24 in first game since Garrett mess”. www.espn.com (2019年11月24日). 2019年11月24日閲覧。
  15. ^ “ブラウンズがDTリチャードソンをリリース、12億円のキャップスペースを確保”. NFL JAPAN. (2021年4月18日). https://nfljapan.com/headlines/63345 2021年6月20日閲覧。 
  16. ^ “FAのDTリチャードソンが古巣バイキングスに帰還”. NFL JAPAN. (2021年6月16日). https://nfljapan.com/headlines/65064 2021年6月20日閲覧。 

外部リンク 編集


先代
クイントン・コプルズ
ニューヨーク・ジェッツ
ドラフト1巡指名
2013年
ディー・ミリナー
シェルドン・リチャードソン
次代
カルビン・プライアー