概要編集

黄褐色の糸状の海藻。潮間帯の中部から漸深帯にかけて生育しており、岩や他の海藻の上に固着している[3]。また船体に付着して、船体汚損(en)を引き起こすこともある。

藻体は細長く、枝分かれする。藻体の長さは、最大で約60cmにもなる[4]。葉緑体の形はリボン状になる[3]。生長した個体は、単子嚢、複子嚢という二つの生殖器官を持ち、有性生殖を行う。

類似種編集

シオミドロに近縁なタワラガタシオミドロ属 Hincksia の各種とは、形態的に非常に類似しており、肉眼での観察では分類できない。そのため、正確な同定に当たっては、顕微鏡による観察が不可欠となる[3]

脚注編集

  1. ^ 吉田忠生・吉永一男 (2010) 日本産海藻目録(2010年改訂版), 藻類 Jpn.J.Phycol. (Sorui) 58:69-122, 2010
  2. ^ Cock, J. M.; Sterck, L.; Rouzé, P.; Scornet, D.; Allen, A. E.; Amoutzias, G.; Anthouard, V.; Artiguenave, F. O. et al. (2010), “The Ectocarpus genome and the independent evolution of multicellularity in brown algae”, Nature 465 (7298): 617–621, doi:10.1038/nature09016, PMID 20520714  編集
  3. ^ a b c 新・神戸の自然シリーズ4 『神戸の海藻』神戸大学内海域機能教育研究センター 身近な生き物調査運営委員会 p.45
  4. ^ Gosner, Kenneth L., Atlantic Seashore: A field guide to sponges, jellyfish, sea urchins, and more; Houghton Mifflin Co.

関連項目編集