システアミン(cysteamine)は、単純なアミノチオールであり、システインの分解生成物である。化学式がHSCH2CH2NH2化合物である。塩酸塩(HSCH2CH2NH3Cl、CAS#[156-57-0])としてしばしば用いられる。

システアミン
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識別情報
CAS登録番号 60-23-1 チェック
PubChem 6058
KEGG C01678
D03634 (医薬品)
特性
化学式 C2H7NS
モル質量 77.15 g mol−1
融点

95-97 °C

危険性
安全データシート(外部リンク) External MSDS
EU分類 有害 Harmful (Xn)
Sフレーズ S26 S36
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

生化学的、薬学的特性編集

商標名はCystagonであり、シスチン排出疾患の治療に用いられる。システアミンがシスチンジスルフィド結合を開裂させることにより、シスチン蓄積症およびシスチン尿症に作用する。(角膜へのシスチン蓄積の改善は期待出来ない為、改善には点眼による治療が必要となる。)

放射線治療にも用いられる。

生体内ではパントテン酸アデノシン三リン酸との結合による補酵素Aの合成に用いられる。

化粧品分野において、パーマ液にも使用され、毛ケラチンのジスルフィド結合を開裂させることで、その機能を発揮する。近年では、美白外用剤としての開発が進み、肝斑、老人性色素斑(日光黒子)などの皮膚色素異常に対する作用が期待されている。