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シャザム! 』(Shazam!)は、2019年公開のアメリカ合衆国製作のスーパーヒーロー映画DCコミックスクロスオーバー作品DCエクステンデッド・ユニバース』の7作目として製作されている。DCコミックスの『シャザム』を主人公としている。

シャザム!
Shazam!
監督 デヴィッド・F・サンドバーグ
脚本 ヘンリー・ゲイデン
原案 ヘンリー・ゲイデン
ダーレン・レムケ
原作 フォーセットコミックス
キャプテン・マーベル
クリエイター
C・C・ベック
ビル・パーカー
製作 ピーター・サフラン[1]
出演者 ザッカリー・リーヴァイ
アッシャー・エンジェル英語版
マーク・ストロング
ジャック・ディラン・グレイザー
ジャイモン・フンスー
音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ
撮影 マキシム・アレクサンドル
編集 カーク・M・モーリス
製作会社 ニュー・ライン・シネマ
DCエンターテインメント
マッド・ゴースト・プロダクションズ
ザ・サフラン・カンパニー
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗2019年4月5日
日本の旗2019年4月19日[2]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
前作 アクアマン
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概略編集

ビリー・バットソンは都会でたくましく生きる14歳の少年。ビリーは魔法の言葉を叫ぶと、大人の体のスーパーヒーロー、シャザム!に変身できる。そんな力に目覚めた彼に、挑戦状を叩きつけてきたのが邪悪なドクター・シヴァナだった。

あらすじ編集

1974年のクリスマス、兄とともに父が運転する車に乗っていたサデウス・シヴァナは、突如謎の宮殿「永遠の岩(ロック・オブ・エターニティ)」に召喚される。「永遠の岩」に住む魔術師シャザムから、彼の後継者となることを提案されるが、そこに封印されていた七つの大罪の魔物に唆されたため、勇者となる資格がないと判断され、現実世界に引き戻される。車中に戻ったサデウスと兄が言い争ったことで父が運転を誤り、交通事故に遭い、兄に「お前のせいだ」と罵られたサデウスは、玩具の占いボールに浮かび上がった「我らを見つけろ」というメッセージを目にする。

現代。幼い頃に母親と離れ離れになり、孤児となったビリー・バットソンは、新たな里親バスケス夫妻が運営するグループホームに入居する。そこには足が不自由なフレディ、抱き付き癖のあるダーラ、大学進学を控えたメアリー、ゲーマーのユージーン、無口なペドロという少年少女も住んでいた。母親に会いたい一心で家出を繰り返すビリーは、ここでもまた馴染めずにいた。

壮年となったサデウスは、父の経営する会社がスポンサーをしている研究所を使い、かつての自分のようにシャザムに召喚された人々について研究していた。「永遠の岩」に行く方法を発見したサデウスは再び「永遠の岩」へ行き、魔物たちの力の源である魔法の目を封印から解き放ち、魔物たちの力を得る。老いたシャザムは、勇者となる素質を持った人間を探し始める。

フレディたちと学校に通い始めたビリーは、フレディがいじめっ子に暴行される現場に出くわす。最初は無視していたビリーだったが、いじめっ子が「お前に母親はいない」とフレディを罵ったのを聞き、いじめっ子に殴り掛かる。いじめっ子から逃れ、地下鉄に乗ったビリーは「永遠の岩」に召喚され、スーパーヒーロー・シャザムへの変身能力を与えられる。変身が解けないまま現実世界へ戻ったビリーは、ヒーローオタクであるフレディに助力を求める。二人はシャザムの超能力を試しながら、「シャザム!」と唱えることで元の姿に戻ることを偶然発見する。自在に変身できることを知った2人は、動画共有サイトへアップロードしたり、悪人を退治したりし、シャザムの能力を楽しみ始める。

魔物の力を得たサデウスは、父の会社の役員会議を強襲し、父と兄を含めた役員たちを虐殺する。そして「新たな勇者が生まれた」という魔物の進言を聞き、その力を得るため、シャザムを探し始める。

一方、シャザムの力を楽しんでいたビリーとフレディだったが、フレディがいじめっ子たちに「スーパーヒーローは自分の親友だ。明日会わせてやる」と宣言したことから、学校では目立ちたくないというビリーといじめっ子を見返したいフレディの間ですれ違いが生じ、二人は喧嘩別れになる。街で超能力を披露していたビリーは、誤ってバスを事故に遭わせてしまう。何とか運転手と乗客を助けたビリーだったが、駆け付けたフレディとまたも言い争いになる。そこに現れたサデウスと戦闘になったビリーは、変身解除のどさくさに紛れ、何とか危機を脱する。

グループホームに戻ったビリーを、里親たちが叱ったあと、メアリーたちが「ビリーの母親を見つけた」と告げる。急いで母親の元へ行くビリーだったが、母親は既に再婚しており、またビリーと離れ離れになったのも、若い身空で夫と離婚し、ビリーを育てなければならないというプレッシャーから逃げるためだったことが分かる。気落ちするも、母親の今の生活を壊すまいと帰路につくビリーに、フレディのスマートフォンを使ったサデウスから「戻ってこい」との電話がかかってくる。

変身し、ホームに戻ったビリーを、魔物でフレディたちを監禁したサデウスが迎える。サデウスの脅迫に屈し、ビリーは彼とともに「永遠の岩」へ向かう。サデウスと魔物に取り囲まれるビリーだが、フレディたちの助けで「永遠の岩」を脱し、現実世界へと戻る。クリスマスのイベントが行われている公園に逃げ込んだビリーたちをサデウスと魔物が襲い、またもフレディたちが人質に取られてしまう。魔術師シャザムの言葉を思い出したビリーが、フレディたちにシャザムの杖を持たせ「シャザム!」と叫ばせると、フレディたちもまたスーパーヒーローへと変身した。力を合わせてサデウスを撃退し、魔物たちを封印したビリーたちは、「永遠の岩」を自分たちの隠れ家にすることにした。

母親との別れ、そして戦いを経て、前向きになったビリーは、ホームでの生活を受け入れ、フレディたちと家族になることを決意する。そして、変身したビリーが来なかったことで嘘吐き呼ばわりされ、学校で独り昼食を取っていたフレディの元に、ビリーが変身した状態で現れ、彼の名誉を挽回する。そしてもう一人、ビリーが「友人」だと言って連れてきた、胸に「S」のマークをつけた人物を見て、フレディは驚きの声を上げるのだった。

ミッドクレジットには、魔物の力を奪われ、投獄されたサデウスのもとに、かつて「永遠の岩」のガラス瓶の中で飼われていた芋虫が現れ、謎めいたメッセージを告げるシーンが差し込まれる。エンドクレジット後、ビリーとフレディが、金魚と話す能力があるか試すシーンで映画は終わる。

キャスト編集

ビリー・バットソン
演 - アッシャー・エンジェル英語版、日本語吹替 - 緒方恵美[3][4]
本作の主人公。14歳[5]
幼い頃に母親と別れて以来、孤児として育った。里親を信用せず、23回も家出をし、その度に新しい里親へたらい回しにされている。母親を見つけるため、バットソン姓の女性を探しており、パトカーのコンピュータを覗き見るなど、違法な行動も辞さない。
シャザム
演 - ザッカリー・リーヴァイ、日本語吹替 - 菅田将暉[6][4]
主人公のビリー・バットソンがシャザムの力で超人的な能力を持ったヒーローに変身した姿。同時に、七つの大罪の魔物が封印されている宮殿の魔術師の称号であり、その名前と力は代々受け継がれてきた。
「シャザム!」と唱えると、胸に黄色く発光する稲妻の紋章がある赤いスーツと白いフード付きマントを着た大人の姿に変身し、6人の神々の力(ソロモンの叡智、ハーキュリーズの剛力、、アトラースの体力、ゼウスの全能、アキレスの勇気、マーキュリーの神速)を発揮できる。変身しても自身の能力が自動的に理解できるわけではなく、ビリーはフレディと協力しながら、どのようなことができるかを試していった。
劇中では、ビリーとフレディは「シャザム」を変身の呪文、魔術師シャザムの名前としか認識しておらず、また口に出すと変身が解除されてしまうので、ビリーが変身した姿としての名前としてはその場その場で適当な名称を使っている。
フレディ・フリーマン英語版
演 - ジャック・ディラン・グレイザー、日本語吹替 - 阪口大助[3][4]
ビリーの養兄弟で親友。シャザムとなったビリーの正体を唯一知っている人物でもある。語り始めると周りが見えなくなるくらいの、スーパーマンバットマンが好きなヒーローオタク。足が不自由で、歩行時は松葉杖を用いる。
スーパーフレディ
演 - アダム・ブロディ、日本語吹替 - 小野大輔[4]
フレディがシャザムの力で変身した姿。スーツの色は青。原典コミックと異なり、彼も大人の姿になる。
Dr.サデウス・シヴァナ英語版
演 - マーク・ストロング、日本語吹替 - 子安武人[3][4]
本作のヴィラン。
シヴァナ社の社長を父に持つが、幼い頃から父や兄から「嘘吐き」呼ばわりされて育ったため、家族仲は悪い。幼い頃に先代シャザムから勇者の候補者として見出されるが、純粋な心を持っていないことを見抜かれ、拒まれたことから、シャザムの力に固執している。
幼いサデウス
演 - イーサン・プギオット、日本語吹替 - 松本沙羅[4]
魔術師シャザム英語版
演 - ジャイモン・フンスー、日本語吹替 - 杉田智和[3][4]
ビリー・バットソンにシャザムの力を与える異世界の魔法使い。かつて七つの大罪の魔物を封印した者の一人で、最後の生き残り。ビリーにシャザムの力を与え、消滅する。
メアリー・ブロムフィールド英語版
演 - グレイス・フルトン英語版、日本語吹替 - 平野綾[3][4]
ビリーの養姉妹。大学への進学を希望している。
原典コミックでは「メアリー・バットソン」というビリーの妹だが、本作では血のつながりはない。
スーパーメアリー
演 - ミシェル・ボース英語版、日本語吹替 - 平野綾[4]
メアリーがシャザムの力で変身した姿。スーツの色は赤。
ユージーン・チョイ
演 - イアン・チェン英語版、日本語吹替 - 宮島依里[4]
ビリーの養兄弟。ゲーマーであり、政府のデータベースに侵入できるほどのハッカー。
スーパーユージーン
演 - ロス・バトラー、日本語吹替 - 北田理道[4]
ユージーンがシャザムの力で変身した姿。スーツの色はグレー。
ペドロ・ペーニャ
演 - ジョバン・アルマンド、日本語吹替 - かぬか光明[4]
ビリーの養兄弟。無口な性格。
スーパーペドロ
演 - D・J・コトローナ英語版、日本語吹替 - 櫻井孝宏[4]
ペドロがシャザムの力で変身した姿。スーツの色は緑。
ダーラ・ダドリー
演 - フェイス・ハーマン、日本語吹替 - 遠藤綾[4]
ビリーの養姉妹。初対面のビリーにもすぐに抱き着くほどのハグ好き。
スーパーダーラ
演 - ミーガン・グッド、日本語吹替 - 遠藤綾[4]
ダーラがシャザムの力で変身した姿。スーツの色は紫。
ビクター・バスケス
演 - クーパー・アンドリュース英語版、日本語吹替 - 楠大典[4]
ローザの夫。ビリーが序盤で入居するグループホームの家主。
ローザ・バスケス
演 - マルタ・ミランズ、日本語吹替 - 三石琴乃[4]
ビクターの妻。
シヴァナ氏
演 - ジョン・グローヴァー、日本語吹替 - 内田直哉[4]
サデウスの父親で、シヴァナ社の社長。
シド・シヴァナ
演 - ウェイン・ワード、日本語吹替 - 北田理道[4]
サデウスの兄で、シヴァナ社の役員。
ブレット・ブライヤー&バーク・ブライヤー
演 - カーソン・マックコーマック英語版、日本語吹替 - 茂木たかまさ[4](ブレット)
演 - エヴァン・マーシュ、日本語吹替 - 落合福嗣[4](バーク)
フレディをいじめの標的にしている兄弟。フレディに実母がいないことをからかったためビリーの怒りに触れ叩きのめされる。

製作編集

2018年1月30日、本作の監督デヴィッド・F・サンドバーグが撮影開始を自身のインスタグラムで報告した[7]

脚注編集

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  1. ^ Production Starts on New Line Cinema’s Magical Super Hero Action Adventure "Shazam!"”. Business Wire (2018年2月5日). 2018年2月5日閲覧。
  2. ^ “見た目はオトナ・中身はコドモのスーパーヒーロー『シャザム!』2019.4.19日本公開!”. シネマトゥデイ. (2018年12月6日). https://www.cinematoday.jp/news/N0105386 2019年1月14日閲覧。 
  3. ^ a b c d e 映画『シャザム!』吹替版キャスト第2弾が解禁! 緒方恵美さん、阪口大助さん、杉田智和さん、子安武人さん、平野綾さんが参戦”. アニメイトタイムズ. 2019年3月30日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u シャザム!”. ふきカエル大作戦!! (2019年4月18日). 2019年9月4日閲覧。
  5. ^ シャザム! ・登場人物ガシェット通信公式サイト
  6. ^ 菅田将暉が福田雄一監修・演出の「シャザム!」吹替版で主演!佐藤二朗も参加”. 映画ナタリー. ナターシャ (2019年3月26日). 2019年3月26日閲覧。
  7. ^ David F. SandbergさんはInstagramを利用しています:「Let’s go!⚡️」” (日本語). Instagram. 2018年7月26日閲覧。

外部リンク編集