シューティングツクール』は、アスキーなどが開発、販売(後にエンターブレインが販売)しているソフトウェアの総称。ツクールシリーズの一つのシリーズ。

概要 編集

タイトルの通り、シューティングゲームを制作するための開発ツールである。同ジャンルでの他の専門制作ツールではデザエモンが存在する(専門ツールではないが、RPGツクールやそれに付随する機能でも作成はできる)。そちらに比べて多少技術が必要であるが、変数の組み合わせなどでより高度なシューティングゲームを制作できる事が大きな特徴。特に、最新版のシューティングゲーム95は、作り方によっては任意スクロール型トップビューシューティング、ショップを利用したパワーアップシステム、カーソル指定式アクションシューティングなど、多様なシステムを制作できる。

ただし、後続のシリーズが出ていない(後年発売されたアクションゲームツクールではシューティングゲームの作成が可能)ため、制作の際利用できないWindowsのバージョンがあるほか、パッチファイルも配布されていない。それがユーザー間で大きな問題点となっており、その解決のために2ちゃんねるゲーム製作技術板では同様のシューティングゲーム制作ツール(シューティングゲームビルダーなど)の開発を行っている。

シリーズ 編集

PC-98
ポリゴンシューティングツクール(1993年12月20日)
1993年12月20日に発売した「ポリゴンモデリングツクール」のデータを利用できる
シューティングツクール98(1994年9月9日)
DOS/V
シューティングツクールV(1995年)
シューティングツクール98の移植版である。
Windows
シューティングツクール95(1998年1月23日)
Windows 95、98、Meに対応。現在の主流である。開発は、アジェンダが担当。2001年11月21日にvalue版が発売された。
プレイステーション
3Dシューティングツクール(1996年12月20日)
家庭用ゲームハードで販売されたシリーズで唯一のソフト。TECH PlayStationで講座コーナーが展開されていた。

著名な作品・賞受賞作 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集