シューパロ湖駅

日本の北海道の鉄道駅

シューパロ湖駅(シューパロこえき)は、北海道夕張市鹿島明石町にあった三菱石炭鉱業大夕張鉄道線廃駅)である。1962年完成の大夕張ダムによる人造湖の出現に伴い、観光開発を目的に開設された。ホームからはシューパロ湖夕張岳下夕張森林鉄道夕張岳線三弦橋等を望むことができたが、利用客減少に伴いわずか7年間で廃止されてしまった。

シューパロ湖駅
シューパロ湖駅看板.jpg
シューパロ湖駅名標・夕張市石炭博物館所蔵品
シューパロこ
Syūparoko[1]
南大夕張 (2.5 km)
(3.5 km) 明石町
所在地 北海道夕張市鹿島明石町
所属事業者 三菱石炭鉱業
所属路線 大夕張鉄道線
キロ程 10.1 km(清水沢起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1962年(昭和37年)6月1日
廃止年月日 1969年(昭和44年)10月1日
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駅構造編集

単式ホーム1面1線を有する地上駅駅舎は木造平屋建てであった。

駅周辺編集

歴史編集

現状編集

駅跡には石積みと階段が残っていたが、2014年3月、夕張シューパロダムの試験湛水開始により水没した。

隣の駅編集

三菱石炭鉱業
大夕張鉄道線
南大夕張駅 - シューパロ湖駅 - (臨)農場前駅 - 明石町駅

脚注編集

  1. ^ 駅名標より

参考文献編集

  • 奥山道紀・赤城英昭『三菱鉱業大夕張鉄道』ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY #47〉、2003年。ISBN 4-7770-5002-5 
  • 奥山道紀「RM LIBRARY通信 三菱大夕張鉄道の現在」『レイルマガジン』第251号、ネコ・パブリッシング、2004年8月、pp. 104-107。 

関連項目編集

外部リンク編集

座標: 北緯43度2分1.5秒 東経142度5分59.6秒 / 北緯43.033750度 東経142.099889度 / 43.033750; 142.099889