シロタマゴテングタケ

シロタマゴテングタケ(白卵天狗茸、Amanita verna)は、ハラタケ目テングタケ科テングタケ属の猛毒キノコ。学名の意味は「春のテングタケ」。

シロタマゴテングタケ

Amanita verna

Amanita verna-01.jpg
分類
: 菌界 Fungi
: 担子菌門 Basidiomycota
: 菌じん綱 Hymenomycetes
: ハラタケ目 Agaricales
: テングタケ科 Amanitaceae
: テングタケ属 Amanita
: シロタマゴテングタケ A. verna
学名
Amanita verna
和名
シロタマゴテングタケ
英名
death cap

特徴編集

から広葉樹林や針葉樹林の地上に発生する。傘の大きさは5~10cmの中型で白い以外はタマゴテングタケとほぼ同じである。タマゴテングタケの変種とする説もある。世界に広く分布する。

毒性編集

ドクツルタケ同様、本種も欧米では「破壊の天使」(Destroying angel)の異名をもつ。1本食べただけでに至るほどの猛毒を持ち[1]、同じくテングタケ科テングタケ属に属する猛毒キノコのタマゴテングタケドクツルタケとともに猛毒キノコ御三家と呼ばれる[2][3][4]。この毒の強さから、イチコロ(新潟県)の地方名がある。

毒成分編集

ファロトキシン類、アマトキシン類、溶血性タンパク

中毒症状編集

タマゴテングタケと同様の中毒症状を示す。

類似するキノコ編集

 
ドクツルタケ
  • ドクツルタケ
シロタマゴテングタケと同様の猛毒菌。よく似ているが、ドクツルタケは「柄にささくれ模様がある」「試薬による呈色反応が異なること」などで区別される。
  • クロタマゴテングタケ
こちらもシロタマゴテングタケと同様の猛毒菌。中国では多くの死亡例が報告されている。
  • シロコタマゴテングタケ
古くから食毒不明とされているが、本種やコタマゴテングタケ(毒)に近縁なため、有毒であると考えられる。

出典編集

脚注編集

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  1. ^ キノコの話 ドクツルタケ(猛毒)
  2. ^ 大海淳 著 『いますぐ使えるきのこ採りナビ図鑑』 大泉書店、2006年10月1日発行、ISBN 978-4-278-04717-2、60頁。
  3. ^ Amanita verna(シロタマゴテングタケ)
  4. ^ 毒キノコ

関連項目編集

外部リンク編集