シンガーラ経
パーリ仏典経蔵長部の第31経
『シンガーラ経』[1](巴: Siṅgāla-sutta, シンガーラ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵長部の第31経。『教授尸伽羅越経』[2](きょうじゅしからえつきょう、巴: Sigalovada-sutta, シガローヴァダ・スッタ)、『善生経』[3](ぜんしょうきょう)とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『長阿含経』(大正蔵1)の第16経「善生経」、『尸迦羅越六方礼経』(大正蔵16)、『善生子経』(大正蔵17)、『中阿含経』(大正蔵26)の第135経「善生経」がある。
経名の「シンガーラ」(Siṅgāla)、「シガローヴァダ」(Sigalovada)、「善生」(ぜんしょう)等は、いずれも経中に登場する同一人物。
構成 編集
登場人物 編集
場面設定 編集
ある時釈迦は、マガダ国ラージャガハ(王舎城)のカランダカニヴァーパ(竹林精舎)に滞在していた。
そこには、長者の息子シンガーラが住んでおり、父親の教え通り、東西南北上下の六方角に毎朝礼拝していた。
釈迦はそんな彼に、四戒(五戒)、四毒(三毒)、六門、四敵・四友、仏弟子としての六方角礼拝、様々な関係性における五法などを説いた。
シンガーラは法悦し、三宝への帰依を誓った。
内容 編集
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日本語訳 編集
脚注・出典 編集
関連項目 編集
外部リンク 編集
- Siṅgālasuttaṃ - Tipitaka.org