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概要編集

ロック電子音楽を持ち込んだクラフトワークを中心とするクラウト・ロック[1]の影響を強く受けながらも、より流麗で親しみやすいメロディを押し出すのが特徴で、ニュー・ウェイヴの中心的ムーブメントとして時代を席巻した。その後に出現したハウステクノなどのダンス・ミュージックにも少なからず影響を与えている。

音楽的には、シンセサイザーシーケンサーなどの電子楽器を中心に据えた、ロック電子音楽の中庸とも言える形態である。楽曲の中にはプログレッシブ・ロックフュージョンの影響を受けた物もある。したがってシンセポップに括られるアーティストの中には、ギターをフィーチャーしたロック色の強いバンドもいれば、完全に電子音のみで楽曲を構成するアーティストも存在する。

日本では類似の概念としてテクノポップという言葉が使用され一部のシンセポップを包括する場合があるものの、これは和製英語である。この言葉が存在するために、日本ではテクノポップとテクノの概念がしばしば混同され、シンセポップのアーティストをテクノと括るケースも散見される。しかし世界的にはシンセポップとテクノは全く別のジャンルとして捉えられている。

またテクノポップは日本音楽シーンの流行に連動して用いられる傾向があり、電子楽器による音楽でもテクノポップと呼ばれない場合がある(特に1980年代後半~1990年代に作られた音楽で、既存のアナログシンセやFM音源、E-MU VintageKeys、NordLead などが使われている物)。それらの楽曲も、シンセポップやその派生音楽として分類・説明することが可能である。

アーティスト編集

海外の主なアーティスト編集

シンセポップを手掛けたことのある海外アーティスト編集

日本の主なアーティスト編集

シンセポップを手掛けたことのある日本のアーティスト編集

以下の鉤括弧は主な楽曲名、又は音楽アルバムや原作タイトルを指す。

その他主なシンセポップ楽曲編集

関連項目編集

参考文献編集

  • S. Borthwick and R. Moy (2004), Popular Music Genres: an Introduction, Edinburgh: Edinburgh University Press
  • P. Bussy (2004), Kraftwerk: Man, Machine and Music (3rd ed.), London: SAF
  • T. Cateforis (2011), Are We Not New Wave?: Modern Pop at the Turn of the 1980s, Ann Arbor MI: University of Michigan Press
  • Collins, Nick; Schedel, Margaret; Wilson, Scott (2013). Electronic Music. Cambridge University Press. ISBN 978-1-107-24454-2. https://books.google.com/books?id=0aMxAAAAQBAJ&pg=PA97. 
  • Hoffmann, Frank (2004). Encyclopedia of Recorded Sound. Routledge. ISBN 978-1-135-94950-1. https://books.google.com/?id=-FOSAgAAQBAJ&dq=%22encyclopedia+of+recorded+sound%22+%22acid+rock%22. *
  • B. R. Parker (2009), Good Vibrations: the Physics of Music, Boston MD: JHU Press
  • Simon Reynolds (2005), Rip It Up and Start Again Postpunk 1978–1984, London: Faber and Faber
  • J. Stuessy and S. D. Lipscomb (2008), Rock and Roll: its History and Stylistic Development (6th ed.), London: Pearson Prentice Hall
  • Trynka, Paul; Bacon, Tony, eds (1996). Rock Hardware. Balafon Books. ISBN 978-0-87930-428-7. https://books.google.com/books?id=HDrIjd5FQ8QC&pg=RA1-PA1946. 

脚注編集