シヴェーリアウクライナ語: Сі́верщинаラテン語: Siveria;意訳: 「北の国」)は、中世から近世にかけて東ヨーロッパに存在した地名。語源は東スラヴ人シヴェーリア族に因む。シヴェーリア州(ウクライナ語: Сі́верська земля́, Сі́верщина)、セヴェリア(ラテン語: Severia)とも。

概要編集

左岸ウクライナドニプロ川の支流であるデスナー川の中流、セイム川ソージュ川の流域を中心とした地域。現在のウクライナチェルニーヒウ州スームィ州、およびロシアブリャンスク州クルスク州に広がっていた。中心地はチェルニーヒウノーウホロド=シーヴェルシクィイ(現ウクライナ)にあった。11世紀から16世紀までにキエフ大公国の分国であったシヴェーリア公国の別称で、ルーシの一部であった。17世紀から18世紀にかけてはコサック国家の北方の領域、18世紀末期にその国家の呼称となった。シヴェーリアの支配をめぐってリトアニア大公国ポーランド王国モスクワ大公国が争った。

参考文献編集

  • ポーランド・ウクライナ・バルト史伊東孝之井内敏夫中井和夫編、山川出版社〈世界各国史; 20〉、東京、1998年(日本語)。000002751344。ISBN 4-634-41500-3
  • 黒川祐次物語ウクライナの歴史 : ヨーロッパ最後の大国中央公論新社中公新書; 1655〉、東京、2002年(日本語)。000003673751。ISBN 4-121-01655-6

外部リンク編集