シービスケット』(Seabiscuit)は、2003年公開のアメリカ映画

シービスケット
Seabiscuit
監督 ゲイリー・ロス
脚本 ゲイリー・ロス
製作 キャスリーン・ケネディ
フランク・マーシャル
製作総指揮 トビー・マグワイア
ゲイリー・バーバー
ロジャー・バーンバウム
アリソン・トーマス
ロビン・ビッセル
出演者 トビー・マグワイア
ジェフ・ブリッジス
クリス・クーパー
音楽 ランディ・ニューマン
撮影 ジョン・シュワルツマン
編集 ウィリアム・ゴールデンバーグ
製作会社 スパイグラス・エンターテインメント
ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー
配給 アメリカ合衆国の旗カナダの旗 ユニバーサル映画
日本の旗ドイツの旗スイスの旗スペインの旗 ドリームワークス
タッチストーン・ピクチャーズ(その他)
公開 アメリカ合衆国の旗 2003年7月25日
日本の旗 2004年1月24日
上映時間 141分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 8700万$[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗 約1億2000万$[1]
(米国外) 約2800万$[1]
世界の旗 約1億4800万$[1]
日本の旗 13.6億円[2]
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概要 編集

大恐慌時代のアメリカに実在した競走馬シービスケットと、それを取り巻く3人の男たちの姿を描いたローラ・ヒレンブランドの同名の小説を原作としている。最後のレースシーンは当時の映像を参考にレース運びから着順にいたるまで極めて忠実に再現された。ゲイリー・ロスが監督と製作、さらに脚本を兼任した。また、主演のトビー・マグワイアは製作総指揮も担当した。第76回アカデミー賞では、作品賞を初め7部門にノミネートされた。報知映画賞海外作品賞を受賞。日本アカデミー賞優秀外国作品賞も受賞(最優秀賞ノミネートにあたる)。

ストーリー 編集

スタッフ 編集

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹替
レッド・ポラード トビー・マグワイア 神奈延年
チャールズ・スチュワート・ハワード ジェフ・ブリッジス 磯部勉
トム・スミス クリス・クーパー 牛山茂
マーセラ・ハワード エリザベス・バンクス 佐々木優子
ジョージ・"アイスマン"・ウルフ ゲイリー・スティーヴンス 高木渉
"ティックトック"マクグローリン ウィリアム・H・メイシー 岩崎ひろし
サム カール・M・クレイグ
アニー・ハワード ヴァレリー・マハフェイ
ミスター・ポラード ミシェル・O・ネイル
ミセス・ポラード アニー・コーリー

評価 編集

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは206件のレビューで支持率は78%、平均点は7.10/10となった[3]Metacriticでは43件のレビューを基に加重平均値が72/100となった[4]

パッケージソフト 編集

DVD『シービスケット 栄光の真実』 編集

本編映像のソフト化に先駆けて2004年7月14日ポニーキャニオンより『シービスケット 栄光の真実』が発売された。原作小説の著者であるローラ・ヒレンブランドやシービスケットに騎乗した騎手のレッド・ポラードの実娘、ノーラ・クリスチャンセンへのインタビュー、さらに落馬シーンやシービスケットの引退レースの模様が収録されている。

DVD『シービスケット プレミアム・エディション』 編集

『栄光の真実』発売の約1ヵ月後に当たる同年8月18日に、同じくポニーキャニオンより『シービスケット プレミアム・エディション』が発売された。『シービスケット ―史実と原作と映画の狭間で』と題されたブックレットには、シービスケットに深く関わった人物たちの年譜や、舞台となった当時のアメリカを知る上で重要なキーワードと解説が記されている。また特典ディスクには、メイキング映像のほかドキュメンタリー、スタッフやキャストへのインタビューが収録されている。

脚注 編集

  1. ^ a b c d Seabiscuit (2003)”. Box Office Mojo. 2010年2月5日閲覧。
  2. ^ 2004年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  3. ^ "Seabiscuit". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2023年3月9日閲覧
  4. ^ "Seabiscuit" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2023年3月9日閲覧。

関連項目 編集

  • シービスケット物語 - シービスケットを題材にした1949年の映画。原作中においても言及されている。

外部リンク 編集