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ジェイアールバス関東いわき支店(ジェイアールバスかんとういわきしてん)は、福島県いわき市にあるJRバス関東の営業所。

ここでは、前身であるジェイアールバス関東常磐支店(旧・水戸支店高萩営業所)についても記載する。

所在地編集

いわき支店編集

  • 福島県いわき市平下神谷字天神13-1

高萩営業所(廃止)編集

所属車両のナンバー編集

  • いわきナンバー

※高萩営業所は水戸ナンバーであった。

概要編集

 
いわき支店所属車両で運行される高速バス「いわき号」 H658-03405

1948年昭和23年)に「鉄道線の短絡」を使命とした、川尻駅(現・十王駅) - 常陸大子駅間を結ぶ路線として北常陸線の運行を開始したのが始まりである。

その後高萩駅からの路線開設もされたが、次第に路線は縮小され、1997年平成9年)に川尻駅からの路線は全廃となった。この結果、高萩駅からの短い2路線が残るのみとなっていたが、これも2006年(平成18年)3月限りで廃止となり、当支店担当の一般路線は消滅した。

1988年(昭和63年)に高速バスいわき号」が運行開始、当支店が運行を担当することになった。「いわき号」が大変好調であることから、それまでは水戸支店高萩営業所だったものが支店に昇格となった。また、「日立号」の運行にも携わったが、こちらはさほどの利用者数でもないことから、次第に「いわき号」中心となってきたため、いわき市内に拠点を新設した上で、「いわき高速支店」として再出発することになった。再度支店から格下げされた高萩営業所は、引き続き「日立号」を担当していた。なお、いわき高速支店は2010年にいわき支店に改称されている。

沿革編集

  • 1948年(昭和23年)1月12日 - 北常陸線運行開始に伴い、高萩自動車区を開設。同時に棚倉自動車区水戸支区が高萩自動車区の所管となる。
  • 1950年(昭和25年)4月1日 - 高萩自動車営業所に改称。
  • 1953年(昭和28年)8月15日 - 高萩自動車営業所水戸支所が営業所に昇格し、高萩が水戸自動車営業所の支所となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道関東自動車事業部水戸自動車営業所高萩支所に改称。
  • 1988年(昭和63年)4月1日 - バス部門分割子会社化により、ジェイアールバス関東水戸営業所高萩支所に改称。
  • 2001年(平成13年)4月1日 - 水戸支店高萩営業所を常磐支店に格上げ。
  • 2006年(平成18年)4月1日 - 一般路線を全廃。
  • 2006年(平成18年)8月1日 - いわき営業所をいわき高速支店に格上げ、常磐支店を高萩営業所に降格。
  • 2006年(平成18年)9月30日 - 高萩営業所を廃所。
  • 2007年(平成19年)10月1日 - ひたち号の高萩発着便を日立電鉄交通サービスへ移管。
  • 2010年(平成22年) - いわき高速支店をいわき支店に改称。
  • 2010年(平成22年)7月20日 - ひたち号の一部便(2往復)を国民宿舎鵜の岬前に延長。
  • 2011年(平成23年)7月15日 - ひたち号の高萩駅発着の直通便1日2往復の運行を開始(ほかに日立市内経由の高萩駅発着便1日1往復あり)。
  • 2014年(平成26年)7月1日 - いわき号のJRバス関東運行便にて、いわき駅-JRバスいわき支店間の延長運行を開始。
  • 2017年(平成29年)4月1日 - 新宿いわき号(バスタ新宿-いわき駅・JRバスいわき支店)の運行を開始。毎日3往復運行。
  • 2018年(平成30年)11月1日 - いわき号・新宿いわき号で速達性向上を柱としたダイヤ改正を実施。いわき号は土休日の上り便の一部を綾瀬駅、浅草駅通過とし、東京駅直通に変更。新宿いわき号は経路変更により王子駅、池袋駅東口を廃止、休憩を友部SA1箇所に変更。ミッドナイトいわき号は廃止。
  • 2018年(平成30年)12月1日 - ひたち号でダイヤ改正を実施し、土曜日・日曜日・祝日の上り便は都営浅草駅、上野駅は通過となり、東京駅直通に変更。

現在の所管路線編集

過去の路線編集

 
高萩から3方向に路線があった(2005年3月)
  • 北常陸線(高萩駅 - 大能 - 折橋十文字 - 下高倉 - 小生瀬 - 袋田駅 - 常陸大子駅)
  • 北常陸線(川尻駅 - 常陸細田 - 里美橋 - 西足 - 下高倉 - 小生瀬 - 袋田駅 - 常陸大子駅)
  • 高萩線(高萩駅 - 上和野)
  • ひたち号(東京駅 - 高萩駅・北茨城市役所・五浦観光ホテル)
  • 東水戸・勝田・東海ルート(東京駅 - 勝田駅前・東海駅東口・サイクル機構前)

車両編集

高速車は楽座シート40席仕様の三菱ふそうエアロエース2台とパウダールーム付きワイドシート40席仕様の日野セレガ16台が配置されている。
いわき号続行便などでは、東京支店所属車両を使用することがある。

高萩営業所には貸切車の配置もあったが、うち1台はジェフユナイテッド市原(当時)のチームバス専用車として導入されたボルボ・アステローペで、カラーリングはそのままであった。

特記事項編集

  • いわき支店の車両はいわきナンバーである。
  • 「いわき号」の東武バスセントラル担当便もいわき支店で休憩する(いわき号開設初期は旧常磐交通平営業所で行っていた)
  • 福島県内には当支店と白河支店の他に、JRバス東北福島支店が存在しており、1つの県に2つのJRバスの拠点が存在する希少な例である(両社とも福島県バス協会に加盟している)。

参考文献編集

  • バスラマ・インターナショナル48号「ユーザー訪問:ジェイアールバス関東」
  • バスジャパン・ハンドブック「18 ジェイアールバス関東」
  • バスジャパン・ニューハンドブック「37 ジェイアールバス関東」

関連項目編集